いろいろなものを観察するのが大好きでおしゃべりな3歳5ヶ月の☆くん。
ブロック遊びでもその観察力が活かして、随所に工夫をこらすようになってきました。
最初に作ったのは洗車場で、ストローにポリひもをつけてまわす仕掛けを取り付けた後で、
洗車場に入る時の上下するバーを作ることに。
わたしが踏切の見本を作ってみせると、
「それはね、1個だけじゃだめだよ。2個で、こういう風にこっちとあっちと向いてなきゃ」
と言います。それから☆くん。
「あ~でも洗車場ならいいよ。1個でもいい。だってそういう風になってるところもある」
と付け加えました。
最初の形では車が通らなかったので、上下するバーを高い位置につけかえました。
☆くんは知能が高い分、繊細で過敏なところもあります。
2歳代の頃は、
いろいろ考えて自分の意見を主張するけれど
他人の意見は聞き入れない頑固な態度を示しがちでした。
でも、3歳半となった今、大人の提案を快く2割ほど取り入れながら、自分の考えを展開させて、
集中して遊ぶようになってきました。ずいぶんバランスが取れてきたのです。
わたしが階段の作り方の見本を見せると、☆くんはできた階段を、「ここに階段をつけたらどうかな?」「こっちにつけたらどうかな?」
「ここにもつけれるね」と言いながらさまざまな場所につけてみた後で、しみじみと
「これねぇ、階段って面白いねぇ」という言葉を漏らしていました。
☆くんは秩序に敏感な時期にあるようです。階段状の形に思わず感動していた姿からもそれがわかりますが、
工場で作った製品をトラックに積み込む遊びをしていた時、「一番、はしっこから順番に並べていかなくちゃだめだよ」と言いながら、
ていねいに並べていく姿や、「これをダンボールに詰めて、それから入れていくんだよ」といくつかずつに分けたがっていた姿からも感じられました。
ひとつだけ小豆が入っていないボトルがあって、「どうしてこれは空っぽなの?」と気にかけるので、
10個の小豆ボトルを作るお仕事をしてもらうことに……。
ピンセットで小豆を入れています。
↑ トーマスのゲームや算数遊びを楽しみました。