虹色教室通信

遊びや工作を通して 子どもを伸ばす方法を紹介します。

4歳児 と 数遊び

2011-09-17 20:41:49 | 算数

4歳の子どもたちのグループレッスンでの学校ごっこのひとこま。

「学校ごっこするよ」と言うと、子どもたち大はしゃぎで集まってきました。

自分たちの指が10本あることを確認しあって

それを数玉そろばんで置いてみました。

その後、11、12、13……とそろばんを動かしていって、

15になったところで、ふたりペアで15を作ってもらいます。

 

10本の手の指と5本の足の指

 

の組み合わせに、子どもたちは笑い転げます。

この年齢の子らは、とにかく「足の指」とか「おしり」といった言葉が

出ただけで、大爆笑……何がそれほどおかしいんでしょうね……?

座ったついでに尻もちをついた子がいて、「おしりを打っちゃった」と言うと、

こんな面白い話は聞いたことがないという様子で笑い転げます。

 

そこで、算数の学習中も、

手の指ではなくて、なるべく足の指をあげさせて、

 

「20作れる子ら?」「25作れる子ら?」とやっていると、

お尻を床につけた状態で足を差し出して、

お腹がよじれるほど笑っています。

ちゃんと大きな数まで理解できていたので、

「さ、学校はおしまいです。お勉強おわり」と言うと、

「えっ?もう終わり?はっやー!はっやー!」とお互いに顔を見合わせて言いあってました。

お勉強タイムは、

終わるのはちょっとつまらないけれど、解放されるのはうれしくてほっとするのでしょうね。

 

↑「難しすぎる、無理!」とお友だちが投げ出したパズルを、

力技で解ききった★ちゃん。

 


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