日朝協会「京都府連合会」です。韓国・朝鮮との友好を進める、日本人の団体です。1カ月¥500 841-4316福谷気付

 世界の出来事から日本・韓国・朝鮮の未来を見る。
 皆さんの声を生かして活動を進めます。

北朝鮮レストラン「柳京」の支配人として働いたH氏は、10日に放送された「イ・ギュヨンのスポットライト」で、国情院職員の指示を受けて従業員たちを連れて脱北したと話した。

2018-05-13 | でっち上げ?

総選挙の5日前に海外の北朝鮮レストラン従業員らが集団脱北…

朴槿恵国情院の作品か?

登録:2018-05-12 06:52 修正:2018-05-12 08:22

一部の従業員ら「自由意思ではなかった」と証言 
支配人「国情院職員に指示された」 
北朝鮮に送還する問題提起される可能性も

北朝鮮従業員13人が集団脱出した場所と推定される中国浙江省寧波にある北朝鮮レストラン「柳京」=寧波/聯合ニュース

 2016年4月、働いていた中国の北朝鮮レストランから集団脱北した従業員らの一部が、当時韓国行きは自由意思によるものではなかったと証言しており、脱北経緯をめぐり再び波紋が広がっている。朴槿恵(パク・クネ)政権は4・13総選挙の投票日を5日後に控えて彼女らの入国事実を公開し、選挙用に集団脱北を企画したのではないかという疑惑が持ち上がった。企画脱北が明らかになった場合は、彼女らの北朝鮮送還問題が提起されるものと予想される。

 2016年当時、中国浙江省寧波にいる北朝鮮レストラン「柳京」の支配人として働いたH氏は、10日に放送された「イ・ギュヨンのスポットライト」で、国情院職員の指示を受けて従業員たちを連れて脱北したと話した。彼はこの過程で、従業員に韓国へ行くことは告げておらず、従業員らはわけも分からないままタクシーに乗って上海に行き、マレーシア行きの飛行機に乗ったと同番組は報じた。ある従業員は「マレーシアに到着して、タクシーに乗ってどこかに向かった。韓国大使館だった。その時韓国に行くということを初めて知った」と話した。他の従業員は「韓国大使館で自分の意志で脱北したという供述書に署名をしなければならなかった。北朝鮮に帰ることもできない状況だったため、選択の余地がなかった」と話した。ある従業員は「今からでもできるなら、母親のもとに帰りたい」と涙声で話した。

 彼女らの証言は政府の説明と食い違っている。統一部は、彼らの入国翌日に記者会見を開き、「彼らは海外で生活しながら韓国テレビやドラマ、映画、インターネットなどを通じて韓国の実状と北朝鮮体制の虚構性を知るようになり、最近、集団脱北を決心した」と説明した。そして、「韓国に行くことについて互いの気持ちが通じており、誰も拒否しなかった」というある従業員の言葉を伝えた。選挙を5日後に控えた統一部の発表に、選挙のための企画脱北ではないかという疑惑の声もあがったが、朴槿恵政権はこれを否定した。

 従業員たちの証言を受け、政府は事実関係を確認する方針を明らかにした。ペク・テヒョン統一部報道官は11日、定例ブリーフィングで「集団脱北の従業員たちの入国の経緯と自由意志に関する新しい主張が出た」とし、「事実関係を確認する必要性がある」と述べた。集団脱北の従業員たちの中では、自由意思に反して入国した人もいるものと把握された場合、彼女らの送還問題が提起されるものと予想される。彼女らの送還が北朝鮮に抑留された韓国国民6人の送還と同時に進められる可能性もあるものと見られている。大統領府関係者は、集団脱北の従業員たちと北朝鮮に抑留された韓国人を交換する方式も可能なのかという質問に対し、「現在としては答えられない」としながらも、「少し進展が見られたら、知らせる」と述べた。

ユ・ガンムン先任記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)

北朝鮮が、核実験場が狭いとの理由で国際記者団を韓国と米国、中国、ロシア、英国の記者に限定したことも注目される。

2018-05-13 | 対話こそが歴史を開く

北朝鮮の核実験場廃棄 生中継は?=取材陣から日本除外

2018/05/13 11:47

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮外務省は12日、23~25日に北部の核実験場を廃棄すると発表した。また、韓国と米国、中国、ロシア、英国の記者の取材を認める用意があるとし、廃棄の様子が生中継されるかに関心が集まる。

08年6月、寧辺の冷却塔爆破の場面(MBCテレビより)=(聯合ニュース)
08年6月、寧辺の冷却塔爆破の場面(MBCテレビより)=(聯合ニュース)

 外務省は国際記者団のため、元山に宿所と記者センターを設置するとして、「国際記者団が核実験場の廃棄状況を現場で取材・撮影した後、記者センターから通信できるよう必要な条件を保証し、協力する」と表明した。報道陣が豊渓里にある核実験場坑道の爆破などを見守った後、元山に戻り、取材内容を送信できるようにする方針のようだ。

 こうなる場合、坑道爆破などのテレビの生中継やリアルタイムの報道は不可能になる。豊渓里と元山は直線距離で200キロ以上離れている。

 2008年6月、寧辺にある原子炉運転のための冷却塔を爆破した当時も生中継は行われなかった。

 今回は北朝鮮が非核化の強い意思を世界に発信するため、生中継が行われる可能性も排除できないが、現段階では録画中継になる公算が大きい。

 一方、北朝鮮が、核実験場が狭いとの理由で国際記者団を韓国と米国、中国、ロシア、英国の記者に限定したことも注目される。

 08年の際は北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の参加国が含まれたが、今回は日本が外され、英国が加わった。日本が米国を説得し、北朝鮮との非核化交渉に中短距離弾道ミサイルや大量破壊兵器の廃棄などを議題にするよう働きかけたことなどが背景にあるとの見方が出ている。

 韓国情報機関・国家情報院のシンクタンク、国家安保戦略研究院のチョ・ソンリョル首席研究委員は「北は日本を意図的に除外したようだ」として、「非核化交渉の議題を拡大しようとする日本に対する不満があると思う」と述べた。

 北朝鮮が豊渓里の核実験場を外部に公開するのは初めてとなる。08年当時は韓国のMBCテレビ、米国のCNNテレビ、日本のTBS、中国中央テレビ(CCTV)などが招かれた。当時、取材陣は冷却塔から約1キロ離れた山で爆破の様子を見た。

kimchiboxs@yna.co.kr