病気は自己責任？

　先月、風邪を引き金に喘息の発作がでて、点滴に通いました。窓口負担3割はきついけれど、それでも点滴をうけ、呼吸が楽になりほっとしました。
　『経済再生』を掲げる安倍政権。2013年度予算案に生活保護費や年金額の削減を盛り込み、これを突破口に連続改悪をすすめようとしています。社会保障制度改革推進法は「自立・自助」を基本に自己責任を国民に求めます。例えば、風邪をひいても窓口負担が7割に！おちおち風もひけません。私の喘息も自己責任になるのかしら・・・と不安になります。窓口負担が増えれば病院に行く回数はどうしても減らします。でも喘息発作は自然治癒は難しい。どうしても吸入や点滴で気管支拡張しないと呼吸が出来ません。お金が心配で我慢すれば重症化する症例もでるでしょう。
　「苦い薬を飲まなければいけないことを国民に示せ」と迫る経済同友会。でもこれ以上、国民に『苦い薬』と称して給付減、負担増をすれば、いのちが守れません。消費税増税が社会保障の充実にならないことはもう証明済み。「国民の暮らしといのちが守る政治へ」いま、みんなで声をあげ、力を合わせる時だと感じます。


山根市議と一緒に




南千里駅でツバメの巣を見つけました。