伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

チラベルト、2011年の覇者は? Part1

2011年11月15日 00時02分32秒 | 少年サッカー

先週の上伊那4年生大会も雨で流れ、今週はいよいよチラベルトの準決勝と決勝がアルウィン横

芝生グラウンド(通称アル芝)で行われます。

 

Menottiは密かにその試合を楽しみにしていました。神川vsNPIC そして昭和VSセダックが

準決勝のカードとなります。全少王者のアルティスタを破った、神川に注目すると共に、

全少決勝で惜しくも敗れた昭和は、誰が見ても優勝候補の最右翼と目されていました。

 

先日の穂高北戦で、初めて昭和の試合を見ましたが、ちょっと次元の違うサッカーを

感じさせられました。このチームに勝てる所はあるんだろうか?そんな感じでした。

 

なので、全少で壮絶な試合を展開したセダックと神川、この2チームが昭和とどのような

サッカーを繰り広げるのか。すみません、NPICはもちろん強いことは聞いていましたが、

一度も見てなかったので、コメントできません・・・。

 

本当は第一試合から見たかったのですが、朝から畑仕事やら何やら、たまに試合のない日は、

家の仕事もたまっているので、観戦は、第二試合、昭和VSセダックからでした。

 

チラベルト準決勝だというのに、この会場は、実にほのぼのしています。観客席もろくにない

芝生とツツジの間から、息子と一緒に試合を見始めました。ただし、ピッチの芝は、

すごく良さそうな感じでした。

 

試合開始直後から、昭和が圧倒する展開が続きました。もう、ほとんど相手陣内で試合が

行われ、あのセダックが、ほとんどボールをキープできません。苦し紛れにロングボールを

蹴っても、前線にぽつりと残ったFWが、ボールをコントロールする前に、昭和が奪い、

また攻め始める、そんな感じです。左サイドの大型選手、右サイドのテクニックある選手、

幾度と無く得点の生まれそうなシーンを、演出しています。

 

ただ、フィニッシュの精度がないのは気になりました。もちろん、シュートで終わるのは

重要ですが、このレベルの子達なら、もう一つ上の要求をしたいところでした。

 

こんな流れで、点が入らないと、後半、厳しくなるかも・・・。そんな心配をしていると、

案の定、一本のパスから、セダックのカウンターが生まれ、ほとんどこれ一本という

シュートシーンが、先取点を生み出してしまいました。昭和のDFも、ほぼ初めてのピンチ

ということで、的確な守りができなかったのかも知れません。一瞬、ペナルティエリア

付近で、相手に自由を与えてしまいました。そこを逃さず、綺麗に決めたゴールでした。

 

こうなると、昭和の選手も目の色が変わりました。時間はまだあったので、そこから

怒濤の攻撃が、さらに激しさを増し、いつ同点弾が生まれるか・・・。そういう展開のまま、

前半はよもやの、セダックリードで折り返しました。

 

後半、立ち上がりに事件が起きました。セダックDFの頭を越すボールと共に、昭和FWが

うまく抜け出し、あっという間にGKと1対1。往年のロベルト・バッジオのように、GKまで

かわすと、無人のゴールにボールを流し込みました。後半1分も経たないうちに同点か、

これは圧倒的に昭和有利だな。Menottiはそう思ったのですが、次の瞬間、ざわめきが

起こりました。なんと、流し込んだかに見えたボールを、必死に追ったセダックDFがライン

間際でボールを掻き出した(らしい)のです。正直、反対側でよく見えませんでした。

 

この命拾いが双方のメンタルにどう影響したのかわかりませんが、その後、セダックは

完全に生き返り、中盤でボールがキープできるようになり、パスもつながり始めました。

前半とは全く違う展開です。昭和も頑張ってはいましたが、前半の面影は薄れ、時間が

経つ毎に、焦りが出てきたようです。それでも最後まで諦めずに攻め続けたのですが、

とうとう、タイムアップ。予想に反して、と言っては失礼ですが、セダックが見事に

昭和という強豪を破って見せました。

 

正直、この試合を見て、去年のTopstoneの6年生を見ているようでした。それも、あの

6年生リーグで箕輪に負けた試合です。(過去ログ見てください)

つまり、常勝チームの弱さが出てしまった・・・。異論はあるかも知れませんが、私の

目にはそう映りました。

 

次の決勝は神川vsセダック。全少ではセダックに負けて涙する神川選手が印象的でした。

因縁のカードです。神川のリベンジなるか。決勝の13時まで、とりあえず仕切り直しです。

 

Part2,決勝に続く・・・。

 


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