ザックJAPAN,ついに敗れましたねー。しかも北朝鮮に。ふがいないと思った人も多いでしょうが、
実は皆が思っているより、かなりきついらしいですよ。昔から勝てない、点取れない所みたいです。
わかる気しますが・・・。
さて、話は少し戻って、チラベルト決勝です。
決勝の神川VSセダックが因縁の対決と書いたのは、全少の4回戦で壮絶な試合の後、
PK戦でセダックが勝った試合を見たからです。実は、その試合の前、近くの芝生で
観戦していたら、ちょうど自分たちのすぐ横で、神川の選手とコーチがミーティングを
始めました。神川は、3回戦で上田ジェンシャンを破っていました。
その時のコーチの話が、かなり良かったので、隣で聞いていて感心してしまいました。
その後の試合で、全く互角の試合をしながら、惜しくも破れた神川。
特にMenottiの印象に残ったのは、6番のスポーツ刈りのDFの子でした。スピード
あふれるDFで、危険な場面を予測して、うまくカバーしながら危ないシーンを
回避していました。元代表の浦和、坪井を彷彿とさせました。
さて、あれから半年後、どのくらい、両者、レベルアップしたのでしょうか。
試合は、またも少ない観衆のなか、ほのぼのと始まりました。先ほどの昭和の試合とは
逆に、今度はセダックが主導権を握っていました。中盤でのパス交換もきれいに決まり、
昭和戦の後半、いやそれ以上に押しています。
神川もあの6番のDFは健在で、要所を確実に締めています。ただ、攻撃は単発で、
ほとんどはカウンター狙いになっています。そしてセダックの7番の子が、やはり
しっかり守って、相手に隙を与えません。
状況は、セダックに、いつ点が入ってもおかしくない状況でした。こんな時間帯に、
点が入らないと、どうなるか・・・。まるで先ほどの試合のように・・・・。
案の定、今度は神川のカウンターから、一閃、放たれたシュートが、セダックのゴールに
吸い込まれていきました。
我慢を重ねてきた神川に、待望のゴールです。この後、どのくらいの時間があったか
忘れましたが、それほど前半は長くなかったかも知れません。
もちろん、先ほどの試合同様、後半、セダックのチャンスは十分すぎるほどありました。
しかし、時間が経てば経つほど、焦りが募り、点が入らないいらだち、無理なキックで
ボールを失う。先ほどの昭和を見ているようでした。そしてついに終了のホイッスル。
虎の子の1点を守りきった、神川の優勝で、チラベルトは幕を閉じました。
アルウィンのメインスタジアムでは中学生が決勝を行っていて、こちらもセダックが
進出していましたが、ASA FUTUROに破れ、どちらも準優勝でした。
神川の皆さん、優勝おめでとうございます。