伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

高遠杯~最後の公式戦

2015年03月31日 19時08分39秒 | 少年サッカー
3月は卒業、卒団の季節なのですが、毎年、3月の終わりに高遠杯という大会が、
高遠の3つのグランドを使って行われています。
今年も3月の22日に行われました。例年雪が残っていたり、毎日の冷え込みで
グランドの水分が乾かずにぐちゃぐちゃな状態でやることも多いわけですが、
今年は一時期の暖かさと、まとまった雪もなく、割と良いコンディションで
やることができました。

今年の6年生は、この大会でtop伊那の公式試合は終了です。そのために冬の間の
練習に励んできた?はずです・・・。前々から全少、県選手権の雪辱を果たすため、
何とかして結果を残そうと、頑張ってきました。

結論から言うと、目標に置いたベスト4には残れませんでした。ぶっちゃけた話、
最後までくじ運がなかったのかなー、と言うのもありましたが、ベスト4、さらには
優勝まで目指していたわけですから、言い訳はできませんね。

グループリーグは3、4チームの中から1位抜けしなくては上がれません。チームは
上伊那の10チームに下伊那の上郷、喬木、諏訪地区からは全少長野、準優勝の諏訪が
参加しています。そしてうちのグループには・・・。

なんとその諏訪と、最近、成長著しい、南信大会でも準優勝した箕輪が入っています。
しかも初戦が箕輪、続けて2試合目に諏訪との対戦です。

諏訪には南信大会で完敗し、箕輪にはリーグ戦後期で、1-7の大敗を喫しています。
最後まで試練を与えてくれたなと感じました。

高遠杯は総合グランドでやる場合、ゴールが大人用となるため、試合運びに注意が
必要となります。相手が箕輪だとこれはまずいのですが、逆に諏訪とやる場合は、
大人用ゴールの方が良いかなと思っていました。うちのグループの会場は河川敷と
なったため、ゴールは通常の少年用でした。

できる限りの準備は確実にやろうと思っていたので、この日の集合は、7:30に直接、
河川敷グランドとし、入念にアップをやりました。諏訪対策のために呼んだDFが一人と、
GKが一人怪我で離脱したため、5年を二人追加で呼びましたが、それ以外は全員揃って
いました。箕輪など他のチームはそれほど早く来ていなかったので、とにかく、
立ち上がり、先制点が欲しいなと思っていました。

箕輪戦は序盤からこちらが押し込む展開となりました。箕輪はベストメンバーを全員
出していない感じで、多くのメンバーを出していました。
うちは押しながらも相変わらずの決定機を外しまくる展開で、キャプテンR君、トップの
Y君も二人で何点逃したことでしょう。これだけ外していると、流れが向こうに行って、
いきなり取られるのですが、相手もベストでないことからか、点を取りきれないようです。

前半、終わり頃だったか、ようやく1点を入れた直後、箕輪のキーマン、4番の選手が
ついに投入され、その選手が、最初の抜け出しでオフサイド気味にGKと1対1になり、
難なく同点ゴールを決めました。副審は実は慣れていない感じの若者で、見れてない
感じは明らかだったのですが、それほど明らかなオフサイドでもなかったので、主審は
そのまま流していました。前半はそのまま1-1で終わりました。

後半、この4番対策でDFを投入しましたが、4番はまた下がってしまい、試合はまた、
押し気味になりました。時間はあと10分を切ったくらいだったでしょうか、追加点が
決まり、またリードする展開です。

箕輪もたまらず、4番含む主力を投入してきました。ちょうどこの展開、去年の8月に
南箕輪を破った時に似ています。5分を切ると、明確に、十分な時間を使って、逃げ切りを
目指しました。キープするほどではないですが、安全を見てしっかりつなぎ、1-2で
何とか箕輪に勝つことができました。これでベスト4に望みがつながったわけです。

初戦から当然厳しい戦いになると思っていたので、連続で戦う諏訪戦に余力を残すなんて
ことはできません。かなり不利な試合になると予想していましたが、相手は初戦なので、
序盤に点を取って、ペースをつかめば、という気持ちでした。諏訪のレベルはもちろん
高いのですが、南信大会ではこの諏訪に、箕輪は勝っているし、不可能ではないと
思いました。

ところが、前半の入りこそ互角の戦いをしていたのですが、ペナルティエリアすぐ外での
T君のタックルがファールと判断され、絶妙な位置でのFKを完璧に決められてしまい、
早々と失点してしまいました。
それで、相手はすっかり自分たちのペースをつかんでしまい、南信大会の時と同様、
早いパス回しと鋭い飛び出しに翻弄され、例のナショトレの女子はこの日はそれほどの
脅威にはなっていなかったものの、結果的には0-4の完敗でした。

この試合でも何度かこちらにも得点チャンスはあったのですが、箕輪戦よりは少なく、
その中で1点も決められませんでした。

この日、結果的には準決勝には残れなかったのですが、2連敗で最後の大会と、卒団式を
迎えることは避けたかったので、箕輪に勝てて良かったです。

結局、うちのグループからは諏訪が1位で準決勝に進んだのですが、箕輪対諏訪は引き分け
だったようで、やっぱり相性ってあるんだなと思いました。

その諏訪ですが、準決勝でみすずにPK戦の末敗れたようで、決勝はみすず対TOP宮田でした。
少しだけ見ましたが、宮田が危なげなく勝って、優勝を決めたようです。
おめでとうございました。

この後、卒団式が行われましたが、それは次回ということで・・・。
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ママさんサッカー大会

2015年03月02日 18時22分06秒 | 少年サッカー
この時期、外のグランドが使えないため、必然的に体育館での練習や活動が多くなる
のですが、ママさんサッカー大会も、そんなことで毎年、この時期に宮田小学校の
体育館で行われています。

今年は全体的に、いつもよりは参加人数が少ないようでした。多い時はロゼッタやJrユース
のチームも加わるのですが、今年はそれもなくて、むしろ毎年1チームできるかどうか、
というTOP伊那が、低学年の積極的なお母さんたちのおかげで、1,2年で1チームずつ
できるくらいの人数が集まりました。

Menottiは毎年、高学年チームの担当です。今年は4,6年のお母さんが来てくれていた
のですが、いずれも弟の低学年チームに集まった方で、5年は結局全滅だったので、
高学年のチームはできず、2年生チームをAコーチが見ることになったので、自分は1年の
チームを見ることになりました。

このチームは件の4年生のお母さん位しかお名前を知らなかったのですが、みんな元気で、
時間が少しでもあけば、コートでボール回しやシュート練習をしていました。
正直、こんなに元気なお母さんたちは初めてでしたね。声だけ元気、というのは良く
いるのですが・・・。

メンバーは5人で、4人制の大会なので、控えは1名です。2年のチームは4人ちょうどなので、
試合がかぶらなければ、助っ人有りということでお願いしました。

4人の2年チームにはAコーチの奥さんなど慣れている人も多かったのですが、どっちかと
言うと体力的に厳しいかなという感じでした。Menotti嫁と仲良しのKHさんなどは、
どう見ても運動の格好ではないジーンズ姿だったし・・・。でも試合をちょっと見たら、
思ったより走れてましたね。ジーンズじゃなければもっと行けたのでは・・・?

うちのチームは初戦、またJrユースのHコーチ率いるチームとの対戦でした。確か、
去年の初戦もそうだった気がして、本人に聞いたら、やはり憶えてましたね。その時は
負けた気がしてたので、リベンジのチャンスだと思いました。

5人のメンバーはGKと控えの選手を毎試合、前後半で入れ替える作戦にしました。
特に自分がそうしたわけではなく、メンバーから進んでそうしようという事だったので、
特に反対もせず、まあ、様子を見てという感じでした。自主的に話をして決めるのは
良いことだと思いますね。こういうのは子供にも見習ってほしい所です。

初戦の前半は、かなりこちらが押していたのですが点が入らず、前半終了間際に待望の
先取点が入ったという感じでした。後半はメンバーが変わったりポジションも変わった
ので、リズムが悪くなり、同点に追いつかれてしまいました。後半終わり際、たまたま
運よく、ボールが相手ゴール近くに転がり、オウンではないけれど、それに近い
ラッキーな決勝点で初戦をものにしました。

今回、参加チームは8チームだったのですが、ブロックを二つに分けて2試合行い、
ブロック1位同士が決勝。2位同士が3位決定戦を戦う方式になっていました。なので、
これはセンゴクドリームカップと同じで、例えばブロックで2勝しても、得失点で1位に
なれず、3決に回ることもあるのです。うちのチームは次戦で3-1で勝ったのですが、
ブロックで2勝して、しかも初戦を5-0で勝った宮田1年チームに得失点で及ばず、
ブロック2位で3決に回りました。逆のブロックは混戦で、最終戦に勝って1勝1敗の
TOP伊那2年がなんと3決に回ってきました。伊那ダービーです。

正直、こっちは人数的にも体力的にも上回っているかなと思ったのですが、試合は
やってみないとわかりません。案の定、前半立ち上がりに運悪くオウンゴールで先制され、
前半を守りきられて0-1で折り返しました。

ただ、ポジションを変えた後半は運動量でも相手を圧倒し、逆転の3-1で勝ち、見事に
3位のトロフィーを獲得しました。得失点で3決になりましたが、すべての試合で勝利。
それは優勝チームとうちだけです。みんなの頑張りのおかげだと思いました。

優勝は宮田の6年生チームでした。おめでとうございます。遅れて来ていたSさんとは
少し話しましたが、うちとの対戦はなかったので、よくわかりません。接戦を物にして
勝ち上がってきた感じでしたね。

毎年の事で、試合の運び方もだいたいわかってきているので、あとはしっかり声を出して
走れるチームが勝てるんだと思います。この大会に出た事のないお母さんも、是非、
参加してもらいたいと思います。やったことがなくても大丈夫だし、長く走れなくても、
全然大丈夫です。来年は伊那の高学年もチームをちゃんと出したいと思っています。
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