読書感想日記

最近読んだ本の感想

「人生に迷ったら知覧に行け」 永松茂久 著 きずな出版

2015-07-19 10:45:06 | 随筆
 時々、視線を、読んでいる作品の文字から現在の私の周囲に移した瞬間、とてつもない違和感を覚えることがある。
 この作品は、正にそのものであった。
 身も心もそして命までも、愛する人・家族・故郷そして国を護らんとして捧げた先人達の残していった言葉…それは、先人達が護ろうとした人々への遺言であると同時に、現代を生きる我々に対する遺言である。
 …日本は、良い国になっていますか…
 涙があふれるとか、感動した、等という言葉では、とうてい言い表せない思いで、私の胸はあふれんばかりでした。

 「国民を守り、戦争をしない」ためのとても大切な『安保法案』。
 「自国民を守り、国家を守る」という大原則を「危険思想だ」等として、マスコミをはじめとした馬鹿ものどもがあおり立てるのは、日本だけだ。

 日本を世界中から尊敬される良い国にして下さい、と貴い犠牲を払った先人達の願い… その思いを正しく実現させるべき責任を負っている私たちは、日本の置かれている世界情勢を正しく知る責任があり、また、自分たちは自分たちで守る、という世界中でごく当たり前の責任を果たせる体制をつくる…正に、第一歩として果たさなければならないことである。
 

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