読書感想日記

最近読んだ本の感想

「黙秘の壁」藤井 誠二 著 潮出版社

2019-08-11 22:34:07 | ドキュメンタリー
 国民は皆読むべき作品。
 なぜなら、法廷では一体どんなことが起きているのか、ということを知るべきだから。
 つまり「社会的に正しいこと」と「法廷で正しいこと」とは、全く異なるから。
 題名にもある権利は、誰しもが認められているものだから、行使することは違法ではない。
 しかし、人として最悪の行為をしておいて、自分は権利を行使して守ってもらうということは倫理的に、いや人として許されるものなのか。
 そしてその行為を手助けする職業の者たち…需要があるから供給があるのだろうが…
 私は、誰しもが公平に裁かれる裁判が一つでも多く開かれてほしい、と願うばかりである。

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