読書感想日記

最近読んだ本の感想

「もうじきたべられるぼく」はせがわゆうじ作 中央公論新社

2022-12-30 21:09:48 | 絵本
 「いただきます。」「おいしいです。」「ごちそうさまでした。」
 私は、食事をいただくときの言葉には、食事を作ってくれた人々、食材となる食べ物を作ってくれた人々や食材を運んでくれた人々…多くの人々への感謝が込められていると思う。
 そして忘れてはいけないのは、私たちの命を維持するため、自分たちの命を捧げて食材となってくれた生き物への感謝を申し上げなければいけないこと。
 このお話を読んだあなたは、きっと次のような人になれるでしょう。
 一つ、食事の前に両手を合わせて「いただきます。」と感謝できる人。
 一つ、料理をきちんと見て、味わい、「おいしい。」と言える人。
 一つ、バカの一つ覚えの呪文、「ウマい」を叫ばない人。
 一つ、食事をいただいた後に、両手を合わせて「ごちそうさまでした。」と感謝できる人。

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「残月記」小田雅久仁 著 双葉社

2022-12-11 21:26:33 | 小説
 「月」は太陽と比較されやすいためか、そのイメージは「静」「冷たい」「夜」…
 『満月』ともなると「綺麗だ」と見とれつつも、どことなく「何か起きそうな…」という胸騒ぎにも似た一抹の不安が胸をよぎる。
 やはり月には、世界に影響を及ぼすような何かしらの力があるのだろうか。
 最近、以前にもまして『満月』が気になるようになってしまった。
 時折、周囲の人が妙によそよそしいとか、チグハグになってしまうときは、ありませんか…
 全く別世界のような夢を見たり、もしくは今の人生が夢なのではないか、と感じるときはありませんか… 
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