ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

■Arashida/101026

2010-10-27 01:50:23 | 鎌倉のレストラン
  

*六地蔵交差点@由比ヶ浜に颯爽と現れたオサレなスパニッシュワインBar

高カロリーディナー解禁の週末まではまだまだあるけど、本日は会社帰りに鎌倉でスペイン料理。
なんと昨日オープンしたてのお店です。
初訪問につきTwitterからの実況は控えめにして、自宅に戻ってから即記事をUPすることにしました。
なわけで、7月のグルメネタさえ完全に消化していないというのにリアルタイムでレストランレビュー!
(今後新規のお店は出来る限り翌日までに紹介できるよう頑張ろうと思います)

店舗外観
場所は由比ヶ浜@鎌倉の六地蔵交差点からすぐ。
あの THE BANK から目と鼻の先です。



お店の名前は スペイン料理とワインの店 Arashida
ちなみに「アラシダ」はオーナーシェフの名字です。
目下逗子で一番のお気に入りカフェ、CINEMA AMIGOのキッチンスタッフだった嵐田憲和シェフが独立して構えたレストラン。



カウンターにはイベリコ豚の生ハムがど―んと。

店内風景
カウンター、テーブルを合わせて全18席。
高い天井、窓も大きく、こぢんまりとした店内が広く感じられます。

ウッディで落ち着いた色調の店内は完全禁煙。
すっきりと清潔でとっても居心地がいい。
常時約10種類のグラスワインと60種類以上のボトルワインがスタンバイ、グラスワイン1杯からのワインBar仕様でも利用できます。

カウンター席の後方には、こんな小上がりのテーブル席も。半個室っぽくてイイカンジ。
ワインを楽しみながら、タパスをつまみ、メインに魚・肉料理を、というオサレな居酒屋という感じ。とはいえ、本場の星付きレストランで修行したシェフの「本格クラシックスペイン料理」がウリなので、

郷土料理のお店というわけではなさそう。メニューにパエリアもないし。夜のみの営業で、深夜1時まで開いています。

というわけで、さっそくお料理をいただいてみました。


グラスワイン(泡:800円)   お通し(Mixオリーブ)


イベリコ豚の生ハム(800円)

海老のアヒージョ(900円)
辛口のスパークリングワイン(マルケス デ ジェリーダ セミセコ)と共にタパスを2皿。

あつあつのアヒージョはオリーブオイルで煮込んだ料理のこと。プリプリの海老、スライスした生にんにくの香りが食欲をそそります。
残ったオリーブオイルにはバゲットを浸して。

メニューを見てどうしても食べてみたかった2品をオーダー。
食感がかぶっているけれど、どちらも超美味!

前菜その1
ウニを沈めたコンソメゼリー カリフラワーのババロアと共に(700円)

前菜その2
フォグラムースとペドロヒメネスの2層仕立て(900円)



前菜その1は湘南フレンチでもよく似たものを見かけるけれど、コンソメゼリーとウニは相性抜群なんだな。
しかし、ヤミツキになりそうなのはその2のフォアグラムース!
上にかかっているペドロ・ヒメネス(干し葡萄で作った極甘ワイン)と一緒に食べると、まるでデザートみたい。
ちなみにこのお料理は、スペイン2つ★レストラン「スベロア」のスペシャリテだそうです。

グラスワイン(泡:900円)  赤(1,000円)
ワイン追加。
濃厚なババロア、ムース仕立てのお料理に合わせ、やや甘口のスパークリングワイン(モンテスキュー ブリュット レゼルバ)と、初チャレンジのスペイン産チーズと共に赤ワイン(ビーニャ ディ エズモ)をオーダー。

チーズ3種盛り(1,400円)
マンチェゴ(ハード)、イディアサバル(スモーク)、ブランデーシープ(ブランデー香)。
全て羊乳で作ったハードタイプのチーズ。
思ったよりクセがなくアッサリしていました。

デザート(600円)
アロス・コンレーチェ。
米が主食の日本人はほとんどが拒絶反応を示すのではないかと思われる(餅米は餡子と食べても平気なくせに)、甘~いミルク粥みたいなデザート。
私はペルー料理のお店で体験済だったので、特に違和感ナシ。
私的にはおはぎの方がよっぽど気持ち悪い。

コーヒー(400円)
ブラックでいただきました。濃くてうまし。

メインのビスク地方の郷土料理も食べてみたかったけど(隣りのご夫婦がイベリコ豚のステーキを絶賛していたなぁ)。。。とりあえず初回はワインと肴のBar仕様で、支払いは8,700円。
サクッと1杯引っ掛けて帰るつもりが、結局3時間近くも居座っちゃった。

CINEMA AMIGO のランチは、複数のシェフが日替りで料理を提供しているのだけれど、勤め人ゆえ私が食べに行ける日は休日のみ。
たまたま嵐田シェフの担当が土・日だったため、私にとってのアミーゴランチはスパニッシュのイメージが未だに強い。
っても、スペインの★付きレストランで食べられる料理がさっぱり想像できない私。。。というわけで、しばらく足しげく通ってみようかな。

嵐田憲和(あらしだのりかず)

滋賀県の名店「セルポワ」にて腕を磨いた後、2006年にスペインに渡り、「スベロア(★★)」を始め「アスルメンディ(★)」「カサマルシア(★★)」「ラスレハス(★)」など、数々の星付きレストランで伝統料理をベースとした高級スペイン料理を学ぶ。
また部門シェフなども任され活躍する。
「スベロア」ではスペイン料理界の重鎮である、師匠イラリオと共に考案した料理が、コンクールへ出典されたり雑誌へ掲載される。
帰国後「シネマアミーゴ」にて料理を提供、2010年10月25日、鎌倉に自身のレストランをオープン。

■スペイン料理とワインの店 Arashida
□17:30~25:00 (L.O 24:00)
□水曜定休
□鎌倉市由比ガ浜2-7-20-2
□0467-67-8320

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Twitpic/101025 | トップ | ヴィノスやまざき/100901 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ryuji_s1)
2010-10-30 12:40:08
フォグラムースとペドロヒメネスの2層仕立て
美味しそう素晴らしいスペイン料理レストランですね
返信する
ryuji_s1さま (ナンシー・Chang!)
2010-11-01 15:08:32
コメントありがとうございます。

スペイン料理はパエリアくらいしか食べたことがないのですが、フォアグラムースはとても美味しかったですよ。
他のお料理も食べてみたいと思います。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

鎌倉のレストラン」カテゴリの最新記事