ナンシー・Chang!のおいし~生活

湘南(住まい)&東京(勤務地)で見つけた、あんなこと、こんなこと。

平塚総合公園の日本庭園でマターリ(´∀`)

2007-04-15 16:48:42 | おでかけ


*「平塚市ってお金持ちなのね!」と目から鱗でありました。

―妹のダンナは「平塚市民は財布のヒモが固いから飲食店はB級ばっか」なんて言ってたけど(爆)

伊勢原で芝桜を堪能し、清見オレンジやらブノワトンのパンやらをしこたま買い込んだ後、平塚駅に戻る前に総合公園に寄ってみた。立派な日本庭園と、今見直されつつある「水琴窟」があるとのこと。お茶など飲んでひと休み出来るレストハウスの存在も魅力。
久しぶりに見た風情ある景観をフォトログ風に(画像をクリックするとオリジナルサイズでご覧いただけます)。

池の辺には見事な枝垂れ桜が。




■水琴窟って?
水琴窟とは、底に小さな穴を開けた甕を逆さまにして地中に埋め、水が滴れた時に反響する音を楽しむ日本古来の音響装置です。



その音色が琴に似ていることから、江戸時代の粋人達や庭師が「水琴窟」と名付たと言われていますが、実際はハッキリ分からないようです。
茶道が庶民の間にも浸透し始めた江戸時代、大勢の人が集まってお茶会などを開いた際、下水のない当時は手を洗った客たちの足元が水浸しに。その水を一時地中に溜めておく目的で本来は造られたものだそうです。
わずかなものでも無駄にせず、手を清めた後の水を利用しようという日本人らしい思いつきですね。



甕に反響する音色に趣があることに気付いたのは庭師でした。
風や水の音を楽しむという日本の文化的背景もあり、水琴窟は後世の庭師に高度な造園技法として伝承され、明治から大正、昭和初期まで全国各地で造られました。が、戦争の激化と共に造る人もいなくなり、戦後は全く忘れられた存在となってしまいました。
近年になりその微妙な音色にヒーリング効果があるということで注目を集め、また「匠の技」を後世に伝えることからもその存在が見直されているそうです。
確かに、複雑に絡まりながら響く澄んだ音色を聴いていると、不思議に心安らぐものがあります。



総合公園の敷地内には自然の渓谷があります。
この大きな池は人工のものではなくホンモノ。



あずまやからお池を眺めると色とりどりの錦鯉が。
もちろんデッカイ黄金鯉はいませんでした。

大きな錦鯉が悠々と泳ぐ広い池(3月に終わった某TBS系ドラマの影響で思わず将軍を探しちゃった^^;)の周りをゆっくり歩きながら、見事な枝垂れ桜や石庭を眺めつつマターリ。
水琴窟の神秘的な音色に耳を傾けた後、レストハウスでひと休み。ラストオーダー10分前にギリギリセーフでした。

イチゴパフェ 
今時450円でイチゴパフェを食べて「すっかりゴキゲン」のお安い私。
それにしてもこの公園のなんと広大で充実していること!
市民のための広場や遊技場はもちろん、球場、競技場、プール、体育館、動物園(ってもふれあい動物園ですが)や野鳥の森まであるんですよ。平塚市ってお金持ちなのね!!と今更ながらに感動しましたです。

しかし、この日はこのあとmoto ROSSOでディナー、Luna Cafeでデザートと更に続きがあるのだ。
未知のエリア伊勢原に初上陸、「平塚いいじゃん!」の一言に尽きる休日でした。

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