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七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

神社総代って?

2006年09月25日 | 大三島での生活
台風第14号ヤギも日本のはるか東に去っていってくれた。
「次の大潮っていつ?10月の潮の高さはどうやろ」
と次の台風襲来を心配して聞いたのに、

夫は潮時表を見るや
「おっ、今日が9月の大潮最後の日や。釣りに行かな。夕方えさ堀りして夜釣るわ」と宣言した。
というのは、夫は地域の神社総代という役を引き受けた為、
これから3週間ほどは秋祭り開催の相談やら練習に毎晩出かける用事があり、
夜釣りが楽しめないからである。
最後のチャンスと慌てたようである。

釣果は 小さなアナゴ1匹、中ぐらいのチヌ1匹、ノークリ(サメ?)2匹 であった。
このサメ ? ノークリ かなり気味が悪い。
魚河岸屋のDちゃんに聞くと点々のあるノークリは、刺身として食べ高級魚らしい。



小さなアナゴだが、今年初釣りである。
食べ足らず不満で「次のアナゴはいつ食べれる?」と聞く。


期待の恐ろしい初体験のノークリの刺身「サメを食べるなんて!」とびくびくもの


ノークリの刺身は実にトロ~リとして美味しかった。絶妙な舌触りでした。
チヌは鯛めしにしたが、炊飯器の中でくちゃぐちゃに混ぜ、写真撮り忘れ。

さて、24日は早朝7時から、2週間後の秋祭りに備えて、”注連おろし”である。
組長みんなで、用意した稲藁で大きな注連縄(しめなわ)を作り、
神社の鳥居の上の古い注連縄を、毎年新しく取り替える行事である。
小さな注連飾りも大きな縄ないも、誰もが上手にするのに驚く。
縄をないながら、「昔は自分の藁ぞうりはみんな自分で作ったもんじゃ」と話す。

組長全員で作る大きな注連飾り、何年間に一度順番に回ってくる役目であるので、
それぞれが思い出しながら、教えあいながら、3時間足らずできれいに仕上がった。


いろいろな所に飾る小さな注連飾りを作る。


神社総代というのは、昔なら、多分お金持ちがする名誉職であったはずだが・・
瀬戸の氏神様である瀬戸神社のお世話をする役目で、
一番の大仕事は秋祭りである。

忙しくて大変ということで、なり手がなく、
元公務員の夫なら「読み書きもそろばんも達者じゃけん」ということで、
神社会計の役に白羽の矢?が立ったらしい。

みんなから「よう引き受けたな」と驚かれるが、
「何も知らずに引き受けた」と答える。
2004年の台風16号の床下浸水で助けに来てくれた組長さんたちから、
「お願いします」と頼まれた為,断れなかっただけで、
任期3年というのも知らなかった。

今年は2年目、地域にも馴染み、いろいろなことが解り、
忙しいけれど、まあ、引き受けた良かったかも・・・・
お祭は楽しいからね。
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