七曜工房みかん島

18年間の大三島暮らしに区切りをつけ、
滋賀大津湖西で、新たに木のクラフトと笛の工房
七曜工房を楽しみます

厄除け鬼

2011年01月16日 | 木工

[お守りジュエリー] ブログ村キーワード

大三島でも、昨夜からの冷え込みは一段と厳しく、
まだ樹上で完熟を待っている晩柑類が心配になり
朝から柑橘畑の見廻りです。
一つ一つ実を手で触っては、凍害に遭っていないことを確認し、
まずは一安心です。

先ほどは、震度3度の地震がありました。
一人で建てる木組みの家」で揺れを2回感じました。

ゴウゴウと燃える薪ストーブの炎を見ながら、
「ガスや電気ならすぐ消せるけど、薪ストーブならどうするの

極寒の大三島で、地震まで起こりましたが、
わが身にも、我が家にも、そして柑橘も、何事もなく無事に過ごせました。


 厄除け鬼が、貴方の身を守ってくれますように

と夫が作っていた 厄除け鬼のご利益 があったのかもしれません。


厄除け鬼 ヒゲオニ 木口(コグチ)クラフトシリーズ


厄除け鬼 ウシオニ 木口(コグチ)クラフトシリーズ 


木口(コグチ)クラフトについて

   

樟の木の太枝を使ったこの節分鬼は、木口(コグチ)クラフトと呼んでいます。
これまでの、みかんの木を使って作った、みかんの木クラフトと同様の手法で作っています。
木口クラフトというのは、一般的な呼称ではありませんが、
材木の木口を積極的に見せることから、こう呼んでいます。
家や家具を作る場合は、
木を縦に挽いた材木を使うこともあって、出来上がって見えるのは木端面です。
木口面は、できるだけ見せないようにします。
木を横に輪切りにして作るものは、そう沢山ありません。
ロクロ挽きの一部や木口木版があります。
七曜工房で作り続けているみかんの木クラフトシリーズものは、
みかんの木からは、大材が得られないことから始めた木口クラフトですが
糸ノコを使ったくりぬきものには、この手法がとても良いように思います。

その理由として
1 糸ノコの挽き面が、磨きをかけなくても充分にキレイ。
2 木のせんいの方向に糸ノコがはいるので、かなり細かい模様の切り抜きができる。
3 見せる木口面は平面のため、磨きをかけ易い。
4 木口面の年輪模様が作品に特徴ある大きな表情を与える。
等です。

今回の新作の節分鬼も、木口クラフトですが、
木口面に少し彫りを入れたかったので、樟の木を使いました。
みかんの木では、硬すぎて木口に彫りを入れるのは、とてもしんどいのです。

地元で祀られている樟の木の枝を使うことによって、
厄除け鬼にもふさわしいと考えました。





七曜工房の鬼のブローチご紹介 
世界の日本の鬼いろいろ
お守り&アクセサリーにどうぞ

   
ウシオニ ヒゲオニ バイラバ

    
ナマハゲ オンデコ 鬼のブローチ製作中

 

七曜工房の厄除け鬼 鬼のブローチの詳細は
ハーブ&クラフト・七曜工房」でご紹介しています。



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