witch's knitting room

編み物とか、編み物とか、編み物(^m^)

あとから編むラグラン袖

2008-10-12 00:37:27 | knitting tips
先のエントリーにあるfluffy cardiganのパターンを作るにあたり、ラグラン袖のパターンのヨークを先に編んで、袖を後で編む場合の手順を写真にまとめました。

と、いいつつ、後から編むパターンはまだ貼ってないんですけどね。

まず、後身頃と前身頃は、袖下まで編んでおきます。
そして、脇に当たる部分、減目の最初に「◯目伏せる」という記述があると思うのですが、その分は安全ピンに取っておきます。

以下は、ラグランのヨークを一体化して編む編み始めの説明。

Fc_fig1まず、袖の分を後からほどける作り目を作るために、別糸で鎖編みをします。
目数+1以上。私は少し多めにしてる事多し。
別糸は、本体の糸と絡みにくいものがベストです。「編み出し用糸」なんてのも売ってると思うのですが、私はコットンの細い糸をいつも使っています。
 
 

Fc_fig2編み終わりは、糸を切って、最後のループから糸を引き抜いておく。
って、普通の鎖編みの終わりかたと同じ。
 
 
 
 
 

Fc_fig3両袖分、2本作ります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Fc_fig4_鎖編みの裏側を見るように持ちます。
この写真では鎖編みの編み終わりが上、編み始めが下にきています。
写真のように、鎖編みの裏山を、仮の編棒で拾っておきます。
 
 

Fc_fig5鎖1本分、拾い終わった状態。

鎖編みの編み終わりが右側にきています。
 

 
 
 

 

Fc_fig6同様に2本目の鎖も、裏山を拾います。

仮の針なので、鎖2本は別々の針で拾っても、同じ針でも。

ちなみにこれは私が愛用?するダイソーの玉付き短針。ちょっとゲージ取るのとかホルダー代わりに便利なので…
 
 
 
 
ここまでは袖の拾い目をする準備で、ここからラグランのヨークの編み始めです。
 
 

Fc_fig7右前身頃の目を編んで、ステッチマーカーを入れる。
 
(私は脇の下の目を安全ピンにとりながらやったので、安全ピンが写っていますが、これは混乱するので、先に書いてあるように、あらかじめ安全ピンに取っておいた方がいいです。)
 
 


Fc_fig8続いて、仮の、別糸の鎖編みの裏山を拾った針から、右袖の目数分を編む。

私は多めに鎖を作っておくので、拾い過ぎに注意(だったらちょうどにしておいたらいいのだけど…)
 
 

Fc_fig9右袖を編み終えたところ。
ここで、またステッチマーカーを入れます。
 
後身頃の脇の下に当たる目は、あらかじめ安全ピンにとっておきましょう(くどいって)
 
 
 

Fc_fig10後身頃を編み、ステッチマーカーを入れる。

脇の下の目は…(以下同様)
 
 
 
 
 
 
 
Fc_fig11右袖と同じように、仮の、別糸の鎖編みの裏山を拾った針から、左袖の目数分を編む。

編み終えたら、ステッチマーカーを入れる。
 
左前身頃の脇の下の目は(あらかじめ)安全ピンに取って休めておく。
 
 

Fc_fig12最後に、左前身頃の目を編む。

編み終わった写真が左。

今回、fulffy cardiganのパターンを検証するために編んだので、目数はそのパターンと同じです。ゲージが15目/10cmの極太糸を使用。一応ダイソーの35cm2本針にギリギリ入ってます。
もちろん、fluffy cardiganの時のアルパカソフトでも入りましたよ。

それから、右前身頃、後身頃、左前身頃を編み終えたその糸は、写真のように、切らずにそのまま取っておきます。
邪魔な場合はそのかぎりではありませんが、
それぞれ、ヨーク、右袖、左袖を編むのにそのまま使えるからです。
 
 
 

次に、ヨークを編み終えた後、袖の拾い目をするときのやりかたを説明します。

Fc_fig13写真は右袖です。

準備段階。
右前身頃の休めておいた目を安全ピンから編針に取ります。
写真(ややボケすみません)のように、脇から中央に向かって取って下さい。
 
 

Fc_fig14続いて、袖の部分の鎖編みをほどいて、写真のように目を拾っていきます。
 
ほどき始める所は、鎖のループを抜いて引き締めたところなのでほどきにくいから注意。
 
別糸の鎖編みをすべてほどいて袖の分の目を拾ったら、最後に後身頃の安全ピンに休めておいた目を、中央から脇に向かって移します。
 
 
 
ここからは、袖の編み始めの説明です。
 
Fc_fig16後身頃に付いている糸を使います。

初めに後身頃の脇下の目を編み、その隣の目の頭を右針ですくって左針にかけ、編みます(1目増える)
写真は、隣の目の頭を左針にかけた状態。
 
 
 
Fc_fig17こちらが、編んで1目増やした状態。
 
 
  
 
 
 
 
 
 

Fc_fig18続いて袖の所定の目数を編む。右前身頃の休めた目の手前まで編んだら、先ほどと同様に、休めた目の隣の目の頭を左針にかけて、編む(1目増える)
 
写真は、休めた目の隣の目の頭を左針にかけた状態。
 
続いて右前身頃の休めた目を編んで、袖の目が全て出来上がり。
あとは、パターンに従って袖口に向かって編んでいきます。

 
 
 


前のエントリー(の、つぶやいてるところ)で、脇の下の穴が気になるような気にならないような、という事を言っているのですが、その写真が下記です。
 
Fc_fig19袖をこうやって持ち上げて取ると、こんな状態。

ちょっと穴が広がってるかなという気も。。。
 
 
 
 

Fc_fig20普通にしていれば、そうでもないような気もするのですが…
 


そんなわけで、先日のfluffy cardiganのパターンですが、袖を後から編む場合はこちらをお使い下さい。
脇の下の穴が↑の状態で納得出来る場合、の話ですが。。。

fluffycardi.pdf(←引越後はこの機能使えないのですいませんです、要らんよね 編集20161121)
 
 
 
 
 

 

Reverr_1
それで、この検証用は息子用のジャケット、元ネタとは全然違う物になってます…

寒くなってきたので早くファスナーを買ってこなければ。。。

Comments (2)
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