静岡県伊東市が今月になっておこなった土壌調査の結果が出ていたことが、先ほどある方からの連絡でわかりました。ぼくが気がついていませんでしたが、数字はびっくりするレベルです。伊豆半島もかなり汚染されている疑いを以前からもっていましたが、思っていた以上でした。感覚的には想定の数倍の数字です。この土壌は、七月になってから採取したものです。伊豆半島は、天城山など1400メートルの山もあり、西方向へのブロックが、かなり効いていますが、そのかわりに山の手前側にあたる伊豆半島の東側に落ちた放射性物質の量は、多いです。
宇佐美小学校 セシウム134 261Bq/kg セシウム137 318Bq/kg 合計579Bq/kg
西小学校 セシウム134 398Bq/kg セシウム137 354Bq/kg 合計662Bq/kg
対馬中学校 セシウム134 355Bq/kg セシウム137 412Bq/kg 合計767Bq/kg
http://www.city.ito.shizuoka.jp/ct/other000009200/housyanou.pdf
測っているセシウムの合算量は、それぞれ579Bq/kg、662Bq/kg、767Bq/kgという数字で、伊東市内のどのポイントでも、チェルノブイリの際の第四区分、放射線管理区域に相当いたします。都内の放射性物質の量と比較しても少なくありません。海側に流れていた風により、放射性物質がさらに拡散していた状況がよくわかります。伊豆半島で、特に東側や半島の突端では、おそらく更なるホットスポットも可能性がありますし、危険は大きいままだということです。観光地としても知名度の高いエリアだけに、影響が大きいと僕は思います。ちょっとショックな数字です。
一時は、熱海・沼津あたりに住んでそこから首都圏に通勤し、子供は熱海・沼津あたりで通園・通学をさせようかとも考えていましたし、伊東は毎年のように家族で一泊旅行に行っている場所でもあり、友達もおり、なじみのある場所だけに・・・。
思っていたよりひどい状況だけに驚きを隠せません。
具体的な数字が出てくるとより危機感が増しますが、これからの行動する上での重要な参考情報になります。全国的にはどのような状況になっているか知りたいです。関西の会社に転職、同地区への避難も考えておりましたが、関西も数十ベクレルの汚染はあるようにも聞いておりますし、今後の長期的な住まい、職場、家族の健康を考えている中で、より遠くの地域を選択肢として考えなければならないようにも考え始めました。
家庭を持っているだけに大変難しいです。
大変貴重な情報をタイムリーに有難うございます。
4か月間のいきさつから 行政を疑うようになりました。(誠実な応対をしてくださった職員さんもたくさんおられましたけれど)
一方、日ごろからなにごとも行政に預けっぱなしだったことに気付かされもしました。もういちど これまでの生き方を見直して 新しいセンスを身に着ける時期にあることを思い知らされてもいます。
私の住む大津市はきちんとデータを出してくれているでしょうか。 ND とか 不検出ではなく 0となぜ掲載されないのか 一市民の疑問です。確認していきます。
安心か不安かは 上から決められるものではなく、本当のデータを ありのままに出してくれればよいです。自治体が東電のしりぬぐいするいわれはありません。高い値が出ても市民に謝ることではありません。むしろ市民とともに対応を求めればよいのです。
なんか平成の大合併などと 意味があるのかないのかわからないことをお金をかけて進めてこられてましたが、今後、放射能拡散の状況によっては 住民の移動だってあるだろうし、これまでの自治体の枠は自然に組み替えられるのかもしれませんね。私たちの生きてきた軌跡はなんだったのかなと振り返りたいのですが そんなこと今やる必要もないですね。
と同時に、その代償として、山の手前側は、高濃度の放射能が地表に降下していたわけですね。
日本は、チェルノブイリと比べると、台風や雷雨など強風や豪雨の多発する国です。
きっと、山に降り積もった放射性物質は、豪雨のたびに下流地域に押し流され、強風のたびに周辺地域に舞い散って拡散していくのだと思います。
木下さんがおっしゃっているように、山や河川、森林に降り注いだ高濃度の放射性物質は、人間の技術力では絶対に除染できないと思います。
311以降、人間にとって一番大切である「自然」に近づくほど危険な国になってしまったのは、本当に悲しいことです。
非常に残念ですが、汚染地域では山歩きの規制も必要になると思います。
自分の住む中部の汚染度がかなり気になります。
子供の病気続きや私の肌荒れなど、変なことが多いので中部もきっと汚染はひどいのでしょう・・・。悲しいです。
息子が手術をするので甲状腺の血液検査をついでにお願いしたところホールボディカウンターを看護師の方から勧められました。
県庁に問い合わせてみましたが、遠回しに国から検査を受けさせないよう指示があったようでダメだと断られました。
もう日本に住んでる限り、ダメなのでしょうね・・・。
早く息子の治療を終わらせ、主人に転勤願いを会社に出してもらいたいです。
早く子供と一緒に西へ逃げたいです。
長い目でみると引っ越しするべきでしょうか?
今朝、情報ルートを持ったアングラ系サイトで27日に3号機が「それなりの規模の再臨界」という表現でその可能性を示唆していました。そのサイトでは、裏取りはできてないけど新型原子力潜水艦が7/29午前に放射性物質漏れを起こしたニュースがあると紹介されています。
http://boxun.com/news/gb/china/2011/07/201107300021.shtml
木下さんのサイトは総括的な汚染度警告や国に対しての意見が多いですが、2chは生活密着情報が多いので、個人的には2chやこのサイトで動きがある時は注意して行動しています。リンクを忘れましたが、汚染マップのKMLファイル(グーグルアース等で見られる3次元データの一種)もありました。
10数年前、携帯電話の健康被害が日本でもクローズアップされた時に、やはりお母さんが中心になって活動され、去年、鎌倉や京都で学校近辺がようやく撤去されたという実績もあります。私自身は市民活動的な事には興味が無いのですが(日テレではそんんな取材ばかり担当でしたが逆にその時に感じたのだと思います(汗))、やる人がいなければ何も動かないわけで。
雑誌やネットによると避難元の関東より放射線量が最大で5倍高いという地域に疎開していますが(誰かが書かれていましたが、自然放射線量が高いという六甲山周辺です)、夏休みだから福島や東北に一時的に帰る、という家族もいます。ウチは帰りませんが、故郷を大事にする人にとっては精神的なバランスを取るのも大事です。
そういえば娘曰く、「朝の会とか帰りの会が無くて良いし虫を取ったり工作は面白いけど、授業が簡単でつまんない」と! 東北から疎開した子も同じ感想のようです。 先生に聞いてみたら「関西は簡単だと思いますよ」とあっさり(汗) 別に中学受験をさせたいとか思っているわけでもないのですが、個人的には学校ではある程度詰め込みでドンドンやって欲しいと思っていて、なにせ娘本人が「簡単でつまんない」という始末。 「関西」という一括りにしていいのかわかりませんが、子供連れで疎開を検討されている方で学習環境が気になる方は、チェックされた方がいいかも知れません。まぁ毎日友達が来て宿題をやってはお庭で泥遊びして楽しそうなので良いですけど、正直授業が勿体無い気はしてます。
いくら関西でも泥遊びはやめたほうが良いんじゃないか、という意見もあると思いますが、静岡県伊東市のデータも土の表面を中心に採取したものであれば数値は大きくなるでしょうし、逆に言えば、毎日庭をひっかきまわしていれば数値は減って、遊んでも1日に数時間ですから、精神的な面からも気にしないことにしています。 ただ、雨による水たまりにはなるべく注意しています。
>マツダマツコさん
「不検出」と「0」は意味合いがまったく異なります。この場合、有効桁数が整数なので、0.4と0.5の差が観測できないと表記できず、事実上生活では意味のないものだと思います。例えば、車や新幹線に乗ると、時間の進み方が本当にほんの少し遅れるので、時間の差が「0」ではありません。高度な機械で検出できますが、腕時計では「不検出」で日常では感じませんよね? また関東から沖縄に行くと体重やモノの重さがほんの少し軽くなります。でも気になりませんよね? ただし、重さの場合、実はそれなりに差が見えるので、人工衛星などは気にします。高度な研究レベルでは必要なのかも知れませんが、日常的には「不検出」でよろしいのかと思います。
そこで、質問なのですが、なぜセシウム137と134を足してお考えになられているのでしょうか。おそらく半減期の短さのせいだと思うのですが、チェルノブイリでは137しか対象になっていないので、チェルノブイリと比較される場合は、セシウム134を足す必要はないのではないでしょうか。そうすると、静岡県伊東市の放射線レベルはチェルノブイリの第四区分以下ということになりますし、伊東市の発表通り、厚生労働省、環境省並びに原子力災害対策本部より示された指標等を参考にすれば、健康への影響がないという結論になります。
確かに伊東市の土壌中の放射性物質の値は高めですが、空間線量も0.05uSv/hということですし、それほどの心配はないと思うのですが(例えば、伊東市からただちに逃げなければならない、伊東市の子供たちの甲状腺がんの発生率が高くなる、伊東市を避難先にすべきではない、などということにはならないという意味で)、いかがでしょうか。
小生にとっては、福島であれだけの爆発事故が起こり、4ヶ月以上も経っているのに未だ放射性物質が漏れ続けている状況の中で、伊東市と福島の間にかなりの距離があっても(およそ300km)、この値は特に驚くべきことではないと思っています。
ところで、木下様のプロジェクトでおこなわれている土壌調査の結果ですが、とても気になります。避難先を考える上でもとても重要だと思います。例えば、関西の土壌はこの伊東市と比べると低いのでしょうか?報告をお待ち申し上げております。それでは、くれぐれもご自愛下さいませ。
木下様がブログにも書いていらしたように、西日本も海に面した平野をはじめとしてどれだけ汚染されていることでしょうか。
ECRRのクリス・バズビー教授の話にありましたが、車のエアフィルターの核種分析ができると、大気汚染(呼吸被曝)の目安になりますね。今回の土壌分析のように、プロジェクトとして全国各地からの検体を検査できると非常に有難いのですが、それは可能でしょうか?
また、どこか検査してくれる施設をご存じないでしょうか。土壌分析をしてくれる会社はフィルターの分析も可能でしょうか。
私は伊豆で教員をしており、近くの小学校でこのような数値が出ましたことは残念です。
しかし、以下の理由で生活や観光に大きな問題はないのではと思います。
① 空間が0 . 0 5 μ Sv/h。特に高い値ではない。
② 食品の基準値を超えているが、土を口に入れるわけではない。問題になったDIY店の腐葉土に比べ2桁低い値。
③ 山の東側の件、自分でも気になって以前簡易線量計で計ったことがあるが、西側と比べ若干高いか誤差の範囲内でした。(現在は誤差の範囲内。)
従って、野菜など現地で生産したものに気をつければ、それほどセシウムなど現地いたことが元で体内に入ったと言うことはないのではと思います。
観光で保養に訪れる程度では、問題ないと公表された数値からは思いましたが、いかがでしょうか。
生活する上でも他地域と差はないと感じます。
ただ、遠く離れた伊豆でもと言う点が問題と言うことだと思っています。