長井健司さんのビデオカメラをご遺族と一緒にお墓に供えました。

2023/4/28の金曜日夕刻に、

長井健司さんのご遺族とご一緒に

ミャンマーで発見されたカメラを

お墓に供えて報告しました。

ここには他の人はおらず、

長井さんの妹さんと私の二人だけです。

私は長井さんの友人という立場と、

長井さん殺害に抗議し署名を集めた

「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」代表であることから、

長井さんの故郷今治に急遽伺いました。

どういう背景があるとしても、

長井さんのカメラが奇跡的に見つかったことは本当に良かったと思います。

署名をされた13万人以上の方々や署名ボランティアの想いも稀なことですが、

リアルな形になったことは間違いありません。それは素晴らしい。

ご遺族の妹さんは皆さんに感謝したいと強く言われました。

動画も撮影していますが、編集の都合で後日アップする予定です。

まずは四国からの画像と報告でした。

長井健司さんのビデオ発見について（ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会）

私は26日夜のテレビ朝日報道まで何一つ 知らなかったのですが、私の友人でもある長井健司さんのビデオを、ミャンマーのジャーナリストたちが入手し、それがバンコクで遺族に渡されたようです。

映像について色々思うことはありますが、彼の顔を久しぶりに見てあまりにも 懐かしく思う気持ちだけが強まりました。

「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」を代表するものとして（休眠状態ですが）、ビデオカメラを戻すようにミャンマー 政府に求める署名に10万人を超える人々が協力してくださいました。そうした流れが、16年近くが過ぎても途絶えていなかったことが、今回のビデオ 発見に繋がったのだろうとも思います。

ミャンマーの国内状況は以前よりも更に厳しいままですが、長井さんの映像の発見が、この状況を少しでも改善する手がかりのひとつになればと祈念します。

長井さんのビデオカメラと映像を、見つけてくださったミャンマーの人々に深く感謝いたします。