「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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【大阪震度6弱】女子小学生が外壁の下敷きで死亡⇒倒壊した学校プールのブロック塀構造に大きな疑問。

2018-06-18 12:36:43 | 地震・火山

 大阪北部で震度6弱の地震がありました。

私のエリアは震度はそこまでではありませんでしたが、かなり古い家のため、思ったよりも強く揺れました。

縦揺れが強くあり、それが一定時間続いたため、実はこれが前震で、本震はこれからかもという感覚は今も消えていません。

引き続き、関西エリアで警戒が必要です。原発は今回はエリアが違うのは幸いでしたが、これを書いている時点でも、大阪では停電が続いていて、交通機関は殆ど止まったままです。

夕方までに一定程度の回復できるかどうかでしょう。

そういう中で、少なくとも三人の方が亡くなり、複数の方がブロック塀が崩れて下敷きになり、亡くなりました。

ご冥福をお祈り致します。

このうち、高槻市では、小学生の女の子が亡くなりました。

地震でこのブロック塀が倒壊して亡くなったのです(グーグルより画像引用)。

  特に、ブロックとコンクリートのつながっているところに着目して下さい。一見して見る限りでも、下のコンクリートとブロック塀の噛み合わせで、歩道側に倒れやすい構造なのは、一目瞭然という気がします。また歩道からの高さがかなりあり、ブロック塀はコンクリートよりかなり細い状態です。

プール周りの公的設置基準をこのブロック塀が満たしていたのかは、今後問われる可能性があるかもとも思います。

大地震だから致し方なしとだけにはなりません。検証が不可欠です。公立小ですから、これは高槻市の範疇になります。

 なお、記者会見で、枚方市を「ヒラカタシ」でなく「マイカタシ」と会見でおっしゃったのは、菅官房長官です。
これだけの地震で被害が大きい自治体名の確認もしていない。
日本の政治家レベル、安倍政権レベルがとても良くわかる状況。というか、ほぼ知的水準もわかります。残念。

また、今晩遅くになると思いますが、今回の地震関連などで少し短く増刊のメールマガジンを出すつもりです(交通機関が動かない為にこれから身内を車で迎えに行かないとならないのですぐには配信できません)。

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被曝回避ネット住民に警告、「汚染土が淡路島に持ち込まれた」と称する嘘動画に騙されるな、拡散させるな!

2018-06-14 01:09:48 | 福島第一原発と放射能

あきれ果てています。

環境省が、除染で生じた汚染土を再利用しようとしていますが、それは現実に福島県内での公共工事による実験以外は始まってはいません。

もちろん、汚染された土がどこかに移される可能性は民間ベースでは常にありえますが、環境省が県外に運び出すことは現段階ではありません。

それにもかかわらず、淡路島の港に汚染土が持ち込まれていたと称する怪しい動画がFacebookで拡散されているという情報を聞きました。

すぐに動画を見たのですが、一見して汚染土と称する話は嘘とわかる動画です。

ある測定器で計測しているのですが、この機械は僕も使ったことがあり、小型で反応がよく使い勝手はよいのですが、多少の数値変動は自然線量でも出ることはおかしくないものです。短時間に0.2μsv/h程度位までなら、何にもおかしくはありません。汚染がまるでなくても。動画で示しているのは、その程度の内容です。これはどう考えても、港に置かれていた土が汚染と無関係でも普通に叩き出す数字に過ぎず、もちろんこの土が本当に汚染土である根拠など何も示されていません。

そして、投稿したアカウント(名前はあるが本名とは思えません)はおかしい内容を多数シェアしていて、その中には陰謀論を展開してセミナービジネスを行っている老人などが主催するイベント宣伝が何回もなされています。

こういう状況からも、「淡路島に汚染土」は、すぐに嘘と判別できます。

こうしたいい加減な中身を拡散させているのは、被曝回避側ネット住民、特にFB住民ですが、一般人のみならず放射能危険でおはなし会を続けていた、被曝回避では知られている女性の運動家も拡散させていました。

ほんとに恥ずかしくないのかと思います。こんな嘘を平気で拡散させていたら、放射能の危険や被曝回避を唱えていることが、根底から崩壊しかねません。

この著名人のみならず、シェアし拡散させている被曝回避側のネット住民には恥を知れと強く言います。僕はこういう被曝回避側ネット住民の低劣さに嫌気がさしています。放射能は危険だし、被曝回避は正しくても、こんなことをする連中とは関わりたくない気持ちばかりが毎日毎日毎日毎日押し寄せます。

何回書いても、何回書いても、何回書いても、何回書いても、同じような嘘を拡散させることは、まともな話ではありません。

気持ち悪い。

 


【重要】「木下黄太ブログ」を含めて木下黄太への連絡先を変更します。

2018-06-13 11:11:29 | 事務連絡

 木下黄太ブログの新連絡先⇒http://www.hoshanobogyo.com/form.html

これまで、このブログ読者などを中心とした木下黄太への連絡先としてメールアドレスを公開しておりました。これは、直接読者の皆さんとお話をすることが、双方にとって有益であると判断をしていましたし、原発事故後の状態で、そうした対応を求める人々と全国で多分数万人以上は接触して、僕にできるだけのことをしたいという考えが強くあったからです。

このため、僕がまずは直接読む形で、他の人を介さずに対応していました。

しかし、原発を肯定したい側や、被曝回避を攻撃する側からの嫌がらせではなく、残念ながら、むしろ被曝回避側とみられる方たちの意識劣化が、どんどん進んでいて、ブログやメールマガジンの連絡先として公開していた僕のアドレスに送信されたメールなどの内容が、低劣の上にも低劣が進んでいるものばかり読む状態が、特に今年になってひどくなっています。

僕には、あまりにも早く進行する意識の劣化に関していろいろと思うことはありますが、その原因よりも対処を定めないならない感覚です。

このため、僕が問い合わせメールなどをまず先に読むことを断念し、メールマガジン配信元の問い合わせページを、公的な連絡先として、当面は統一することにいたしました。

ブログ記事などへの問い合わせ、感想、情報提供、なにか僕にメールしたいことも、一律こちらのページから問いあわせて下さい。

木下黄太ブログの新連絡先⇒http://www.hoshanobogyo.com/form.html

 

メルマガ購読関連を除き、一般的ご質問などは上記ページの「その他」を選択して下さい。この問い合わせ内容は、メルマガ配信元が内容確認をした上で、僕に伝えるべきと判断したものは転送されることになります。

ただし細かい個人情報を記載したい内容があり、それをすることでご心配な方は、電話連絡先を明記していただいて、内容の冒頭に匿名と明記されたのであれば、なにか匿名を書かれて送信されてもかまいません。また、内容の概要だけを記載して、僕に連絡を取りたいと書かれても構いません。この場合も電話番号は明記して下さい。

こういうハードルを設けることは僕の本来の考えとは異なりますが、ほぼ無意味な対応を要求する人々の劣化した意識に、これ以上時間を割く余裕が僕には全く存在しません。

ご理解をお願いします。

なお、僕の情報発信は、「木下黄太メールマガジン」が現在は大半です。ブログは本当に発信は少なくなっています。僕の書いたものがお読みになりたい方は、メルマガの購読をお願いします。最新号は本日夜に配信予定。「米朝会談に伴って沸き起こる日本核武装論」などについても書くつもりです。

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