SAVE CHILD 一宮

[愛知県一宮] 
放射能汚染から子どもを守るために活動しています。
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憲法勉強会を開催します。

2014-07-09 10:40:03 | お知らせ

7月1日 日本は集団的自衛権を閣議決定し 戦争に参加できる国となってしまいました。
戦後大事に守られてきた憲法、もう二度と戦争はしないと誓った私たち日本人が
今、また戦争への道を切り開かれてしまいます。

憲法には大切な事がいくつも書かれていて、憲法をしっかり読めば
今の政権が行っていることが違憲だということがわかります。

さぁ、勉強しましょう。(限定20名様) 
そして子どもたちを戦争に送らないでいい世の中をもう一度作りましょう。

  日時  7月17日 (木) 1部 「学び」        13:00~15:00
                  2部 「ディスカッション」 15:00~16:30 (参加自由)

  場所  JR尾張一宮駅ビル3階 市民活動支援センター内 B会議室

  講師  「憲法九条を守る一宮市民の会」
        事務局長 柴田 伸治 先生

  参加費 600円 (資料代)

  お申し込みは こくちーずにて⇒ http://kokucheese.com/event/index/192936/


元双葉町長 井戸川克隆さん 講演会

2014-06-21 10:52:18 | 講演会情報

講演会情報です。
桔梗倶楽部さんが素敵な企画をしてくださいました。
お誘い合わせの上 多数ご参加ください。
生の福島の声を 是非聞いてください。

 テーマ  「再稼働の前に学ぶ」

 日時   6月28日(土) 17:00開場 17:30~19:30

 会場   一宮市民会館 1階 大会議場

 住所   一宮市朝日2丁目5番1号

 参加料  無料(どなたでも入場可能です)

 主催   桔梗倶楽部

 

 


現実を変えたいと思うなら…

2014-06-20 15:27:24 | 日記

変るために何をしたらいいのか考えて行動する。

 

それしかないように思います。

 

失敗したっていい。やってみたらいいじゃない!!

やらなかったら いつか後悔するかもよ。

それって人生と同じかも。

 

腹黒くない想いは 必ず通じると思ってます♡

みんなの想いと行動の先は 素晴らしい未来が待っていると思いませんか??? 

 

 


放射能の基準値

2014-06-06 00:13:43 | 食品の安全確認

一宮の学校給食で 市議会議員さんに測定器の導入をお願いしていた時、

愛知県刈谷市の放射能測定会社「八進」さんには 大変お世話になりました。

八進さんがあの時レクチャーしてくれなかったら、一宮市に測定器があったかどうかはわからないくらいの

功労者です。その八進さんのHPにこのような記事がありました。

 




この記事の全文はこちらをご覧ください⇒ http://gamma-spectrometer.com/technical/jiko-izen

また事故前と事故後を比べたこのような資料もあります。

事故直後の暫定基準値は 500ベクレルでしたね。

その後、改正され 私たちが安全だと流通している100ベクレルというのは 事故前は放射性廃棄物としてドラム缶で厳重管理

されていた物です。この基準の食品は 本当に安全でしょうか。

 

安全かどうか 結果が出るのは何年も先の話です。

少しでも気をつけて防御する人と 全く気にせず過ごした人とは 何年も先には大きな違いが出てくるでしょう。

放射能に汚染されやすい子どもの事を 大人が守れる社会が素敵だと思います♡

「あの時気にしてギャーギャー言ってたけど 何もなくてよかったね」 という未来と

「あの時もっと気をつけていたら こんな事にはならなかったのに・・」という未来、どちらがいいですか?

私は前者を目指しています(^-^)

私の防御は完璧ではないけど、いろんな人と情報交換しながら 出来るだけ汚染されていない食品を選ぶ努力をしています。

 


ドイツは失敗したか

2014-06-05 22:41:51 | 記録

※大事にとってある新聞をブログに転記し記録して行きます。

2014年4月8日の中日新聞社説

「何が家計にもやさしいか、結局は風や光だと思う」 これがドイツ人の実感。


集団的自衛権の行使容認に対し全国から反対などの意見書提出

2014-06-05 21:40:18 | 記録

※大事にとってある新聞をブログに転記し記録して行きます。

2014年4月7日の中日新聞1面

集団的自衛権行使に対して全国59議会「反対・慎重」と意見書可決し国会へ提出されていた。(全国の市町村数 1718)
記事の表にある時系列だけを抜粋してみる。

13年7月 自民党が参院選で勝利し、与党が過半数を確保
    8月 内閣法制局長官に、集団的自衛権行使容認派の小松一郎氏を起用
   11月 日本版NSC設置法が成立
   12月 特定秘密保護法が成立

14年2月 安倍首相が集団的自衛権行使に関し「私が最高責任者だ」と発言

そして13年9月から14年3月までに 全国59議会から 集団的自衛権に関する反対などの意見書が提出されている。

福岡県太宰府市議会 「参院選での与党の勝利を背景に、集団的自衛権の行使を憲法解釈の変更によって容認しようという動きが
               急速に強まっている。民意との間にねじれがある事を自覚するべきだ」
青森市議会       「改憲せずに行使を認めれば「憲法九条の有名無実化を決定づける」
北海道本別町議会   「行使容認は海外で戦争できる国づくりの第一歩」
東京都小金井市議会 「民主政治の前提である立憲主義を否定する」
愛知県扶桑町議会   「日本が攻撃されていなくても武力で協力する集団的自衛権の行使容認は、日本を戦争への道に引き込む」
新潟市議会       「国民的議論なしに政府による憲法解釈の変更がなされることがないよう強く要望する」

 


大飯原発差し止め判決要旨

2014-06-05 14:29:22 | 記録

学校給食の汚染問題に取り組んできた私ですが、元はと言えば原発事故が最大の原因なので
原発はなくなればいいと日頃から願っています。
先日の大飯原発の再稼働差し止め判決が素晴らしい判決だったので 大切に記録させて頂こうと思います。

以下、2014年5月22日 中日新聞より

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関西電力大飯原発3,4号機の運転差し止めを命じた21日の福井地裁の判決要旨は次の通り

【主文】
 大飯原発3,4号機を運転してはならない

【人格権】
 個人の生命、身体、精神及び生活に関する利益の総体である人格権は
憲法上の権利であり、これを超える価値をほかに見いだすことはできない。
生命を守り生活を維持するという根幹部分に対する具体的な侵害の恐れがあるときは、
差し止めを請求できる。多数の人格権を同時に侵害する性質があるとき、差し止めの要請が強く働くのは
当然だ。

【福島原発事故】
 十五万人もの住民が避難生活を余儀なくされ、避難の過程で少なくとも入院患者等六十人が命を失っている。
家族の離散という状況や劣悪な避難生活の中でこの人数をはるかに超える人が命を縮めた事は想像に難くない。
原子力委員会委員長が福島第一原発から二百五十キロメートル圏内に移住する住民に避難勧告をする可能性を
検討したのであって、チェルノブイリ事故の場合の住民の避難区域も同様の規模に及んでいる。

【求められる安全性】
 原発の安全性、信頼性は極めて高度なものでなければならず、万全の措置をとらなければならない。
原子力発電所の稼働は経済活動の自由に属するものであって、憲法上の人格権の中核部分より
劣位に置かれるべきものである。
 自然災害と戦争以外で、人格権が極めて広範に奪われるという事態を招く可能性があるのは、
原発事故のほかは想定し難い。具体的危険性が万が一でもあれば差し止めが認められるのは当然だ。
 原子力発電技術の危険性の本質及び被害の大きさは福島原発事故で十分に明らかになっている。
福島原発事故後、判断を避ける事は、裁判所に課せられたもっとも重要な責務を放棄するに等しい。
改正原子炉規制法に基づく新規制基準の対象となっている事項についても、裁判所の判断が及ぼされるべきだ。

【原発の特性】
 運転停止後も、電気と水で原子炉の冷却を継続しなければならない。その間に何時間か電源が失われるだけで
事故につながり、発生した事故は時の経過に従って拡大していく。
 施設の損傷に結び付く地震が起きた場合、速やかに運転を停止し、運転停止後も
電気を利用して水によって核燃料を冷却し続け、異常が発生したときも放射性物質が発電所外部に漏れ出さないように
しなければならない。福島原発では止めることには成功したが、冷やすことができなかったために
放射性物質が外部に放出されることになった。

【冷却機能の維持】
 一二六〇ガルを超える地震でシステムは崩壊、メルトダウンに結びつく。日本の地震学会は、このような規模の地震の
発生を一度も予知できていない。過去のデータに頼らざるを得ないが、正確な記録は近時のものに限られることから、
一二六十ガルを超える地震は来ないとの確実な科学的根拠に基づく想定は不可能。
 国内最大の地震動は、岩手・宮城内陸地震における四〇二二がる。北陸地方や近畿地方とでは地震の発生頻度は
有意的な違いは認められない。若狭地方では陸海を問わず、多数の活断層が存在しており、一二六〇ガルを超える
地震が大飯原発に到来する危険はある。
 被告は七〇〇ガルを超える地震を想定し、その対応策を順次とっていけば、一二六〇ガルを超える地震が来ない限り、
炉心損傷には至らないと主張する。が、事態が深刻であればあるほど、適切かつ迅速に措置をとることは難しい。
 七〇〇ガルを下回る地震でも外部電源が断たれ、主給水が断たれる恐れがある。
非常用ディーゼル発電機に頼らざるを得なくなる。補助給水施設による蒸気発生器への給水が行われたとしても、
実効性は補助的手段にすぎず、不安定なものといわざるを得ない。
 地震大国日本において、基準地震動を超える地震が大飯原発に到来しないというのは、
根拠のない楽観的見通しにすぎない。

【使用済み核燃料の危険性】
 市王済み核燃料プールから放射性物質が漏れたとき、敷地外への放出を防ぐ設備が存在ししない。プール損傷によって
冷却水が失われれば、危険性は原子炉格納容器と大きな違いはない。使用済み核燃料プールの事故は、
国の存続にかかわるほどの被害を及ぼすにもかかわらず、全交流電源喪失から日課いないに冠水状態を維持できなくなる。
 使用済み核燃料は原発の稼働で日々生み出される。国民の安全が何よりも優先されるべきだという見解に立たず、
深刻な事故は滅多に起きないだろうという見通しで対応している。

【本件原発の安全性】
 以上に見たように本件原発の安全技術と設備は、万全ではないのではないかという疑いが残るにとどまらず、
確たる根拠のない楽観的な見通しの下に成り立つ脆弱(ぜいじゃく)なものと認めざるを得ない。

【国富の喪失】
 原告は、危険性が極めて高い高レベル核廃棄物の処分先が決まっておらず、
この問題が将来の世代に重いつけを負わせることも差し止めの理由とする。現在の国民の法的権利に基づく差し止め訴訟を
担当する裁判所にこの問題を判断する資格があるかは義民だが、現在の安全性の脆弱を見ればそれを判断する必要もない。
 被告は原発の稼働が電力供給の安全性、コストの低減につながると主張する。しかし極めて多数の人の生存そのものに関わる
権利と、電気代の高い低いの問題などと並べて論じるような議論に加わること自体、法的には許されない。
 例え原発の運転停止によって多額の貿易赤字が出るとしても、これを国富の流出や喪失というべきではない。
豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富で、これを取り戻すことが出来なくなることが
国富の喪失となる。
 また被告は、原発は二酸化炭素(CO2)削減に資して環境面に優れると主張するが、福島原発事故は我が国始まって以来
最大の公害、環境汚染だ。環境問題を運転継続の根拠とすることは、甚だしい勘違いだ。

 

          


2014年4月の給食食材産地一覧表

2014-04-07 23:42:07 | 学校給食の現状

2014年度がスタートしました。

いよいよ学校給食も始まります。
4月分の献立表と 産地一覧表が公開になっています。
久しぶりにこちらに貼り付けてみたいと思います。

 

今年に入って 愛知県内の全市町村について 測定状況を独自で調べてみました。
一宮市は 食材の産地選定も測定も気を配ってくださっているのだな~と実感しています。

けれど、産地一覧表を見ていると 胸が痛むのも事実です。

17都県からの食材は全て放射能測定をしてくださっていますが
せっかく精度のいい測定器を導入してもらったのに 測定器を最大限に生かして頂けてないのが残念です。
(測定時間が長いほど精度のいい測定ができますが 時間的にこれが限界だそうです)

学校給食の食材の測定をして欲しいとお願いし始めた2011年終わり頃から 保育園の給食についても
測定して欲しいと ずっと市にお願いしてきましたが 保育園は全く測定できていません。
学校給食は一部を除いてセンター方式ですので センターで一括して食材を購入できますが
保育園は各園で仕入れや調理をしているため 学校給食のようには検査が出来ないのです。

学校給食では 測定で検出限界以下に抑えられる内部被曝は
保育園では 国の定める100Bqが基準となる市場に出回っている物を
安心・安全として子どもたちに提供されています。

100Bqは 福島原発事故前は 放射性廃棄物としてドラム缶で管理されていたのですが
事故以降基準が緩和され、放射性廃棄物が食卓に上がるようになったのです。

 

被曝は足し算といわれます。

子どもは大人より被曝の影響が大きいので 最大限の努力で内部被曝を避けられるような
世の中になってくれるといいなと思っています。(大人の努力次第で子どもは救われます)

システムの変更により今まで使っていたメールアドレスが使えなくなりました。
ご連絡くださってた皆様に ご連絡ず申し訳ありません。
春なので しばらくお休みしていたお茶会の再開も合わせて いろいろ考えています♪


ウクライナ報告会 ご来場ありがとうございました。

2014-02-04 11:35:18 | 日記

1月18日行いました『木下黄太氏ウクライナ報告会@一宮』へお越しくださった皆様

市内外からたくさんの方にお集まりくださいましてありがとうございました。

この講演では、チェルノブイリ原発事故と福島原発事故の汚染規模や度合いを改めて知ることとなりました。

病院でベットに寝たままの小さな子どもたちの写真を見て これが日本の数年後の姿なのかと愕然としました。

私たち大人は、無垢な子どもたちを守るために精一杯の事が出来ているでしょうか。

私自身にも問いかけたい思いが込み上げています。

当日は中日新聞の記者さんも取材され 中日新聞尾張版の記事にしていただきました。

   ← クリックすると大きくなります。

健康が守られないと生きて行く希望も見失うかもしれません。

私たちが今 どのような行動をするかで 未来を変えられるかも知れない。

そんな風に感じています。

講師の木下さんをはじめ、今回スタッフをしてくださった仲間、ご来場いただいたお客様のお蔭で 

良い会を無事に終えることができました。本当にありがとうございました。

 

さて!! 行動です。 インプットの次はアウトプット♪

明日は一宮の仲間と議員さんに面談に行きます。

私たちは子どもたちを被曝から守りたいと願っています。

一宮市にお住いのお父さん お母さん 一緒に「行動」に移してみませんか・・・?

save-child-ichinomiya@mail.goo.ne.jp

 


木下黄太 ウクライナ報告会 in 一宮

2013-12-08 16:19:36 | 講演会情報

先日ウクライナへ調査に行かれたジャーナリストで放射能防御プロジェクト主宰の木下黄太氏をお迎えして

チェルノブイリ原発事故から27年経った現地の状況、健康被害の詳細等 詳しい報告をしていただきます。

木下氏は茨城県東海村JOC臨界事故の際 最前線で現地を取材され 放射能の脅威を認識され

ご自身の経験から 子どもたちや私たち自身の健康や未来を守るため 警鐘を鳴らして続けておられます。

木下氏のお話に耳を傾けてみませんか。  

実は木下さんを一宮にお招きするのは2回目です。
前回は愛知県知事が瓦礫受入れを表明された直後 放射能の危険性を学ぶためにお招きしました。
あれから2年半が経ち、生活の中に放射能汚染が蔓延してしまった日本。
27年経過したウクライナからみた日本に 今彼は何を発信するでしょう。

是非御参加下さい。 お申し込みはこちらからお願いします。 ⇒ http://kokucheese.com/event/index/132774/


秘密保護法への懸念

2013-12-04 21:48:36 | 日記

私の活動は主に子どもの給食を放射能汚染から守るということですので

出来る限りその他の情報を控えてきましたが 今日は書きます。

「秘密保護法」について。

 

みなさんは秘密保護法についてどのように捉え どのような意見をお持ちですか?

私はとても危険な法案だと思っています。

とても分かりやすい冊子を日本弁護士連合会が作成していますので

そちらから大事なところを転記します。

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Q.秘密保全法って なに?

A.一昨年沖田尖閣沖漁船衝突事件のビデオ映像がインターネットに流出した事をきっかけに
  「今の法律では国の安全にかかわる秘密の漏洩を防ぐ管理体制が不十分」だとして
  「もっと秘密保全法制を作りたい」と言い出しました。

  報告書に基づき想定される法案の内容は
  ・ 「国の存立にとって重要な情報」を新たに「特定秘密」に指定し
  ・ 秘密を扱う人を「適正評価制度」を導入し、
  ・ 「特別秘密」を洩らした人を厳しく罰する
   等を柱にしています。

  この法案の一番の問題は、何を「特別秘密」に指定するかは、行政機関などが自分で決め
   第三者によるチェックがないこと。政府が国民に知られたくない情報は
  ことごとく「秘密」に指定されてしまう危険性がきわめて大です。
   沖縄返還協定の際に、日米間で密約が取り交わされた事実を。政府は長い間否定し続けてきました。
  そして、その密約をあばいた毎日新聞の記者が、逆に犯罪者として処罰された事実は、
  秘密保全法の恐ろしさを端的に物語っています。

Q.なにが「特定秘密」になるの?

A.「特定秘密」は①国の安全、②外交、③公共の安全と秩序の維持の3つの分野の情報のうち
  「国の存立にとって重要な情報」なのだそうです。

  一体どんなことが「特定秘密」となるのでしょうか。
  ①の「国の安全」には、軍事や防衛が含まれます。自衛隊がどんな武器や戦闘機、船舶をもち、
  どこで演習をしているのかを、防錆大臣が「防衛秘密」にしてしまえば、憲法9条に違反するような
  自衛隊の海外での武力の行使や米軍との共同作戦なども、全て秘密になり、マスコミの取材はおろか
  国会での追及も許されないことになってしまいます。

  政治や経済、そして国民の活動がどんどんグローバル化している今日では、②の「外交」に政治・経済、
  貿易、金融などはもちろん、海外にいる国民の安全確保、地球温暖化防止や放射能などの
  環境問題といった、外国との交渉が必要な様々な問題が含まれます。
  TPP関連情報が公開されない事が問題になっていますが、それが「外交秘密」とされてしまう恐れもあります。

  ③の「公共の安全と秩序」には、わたしたちの生活全般にかかわることが、すべて入ってしまう危険があります。
  原子力発電所の安全性や、福島原発事故の原因、放出された放射線の量、そして
  健康への影響や環境汚染の実態などの情報が「国民の不安をあおり、公共の秩序を害する」ことを理由に
  「秘密」と指定されるかもしれません。
  要するに、言葉だけは「特定秘密」と限定している表現になってい舞うsが、実際には何が「特別秘密」になるかは
  国民にはわからないということです。

Q. 私のプライバシーも調査されるって 、ほんと?

A. ほんとうです。報告書は「特別秘密」が外部に漏れないようにするために、
  
「秘密を取り扱う人達の管理を徹底する」事が重要だとしています。
  そして、情報を取り扱う人たちの住所歴や学歴、職歴はもちろんのこと、外国への渡航歴、犯罪歴、
  懲戒処分歴、借金や返済の状況、薬物・アルコールの影響、精神的な問題に関する通院歴など、
  他人に知られたくないプライバシーまで調査し、管理し、チェックするとしています。
  これを報告書は「適正評価制度」といんでいます。

  調査の対象になるのは、情報を取り扱う本人だけにとどまりません。家族や親せき、そして恋人や友人など、
  「本人の身近にあって、本人の講堂に影響を与えうる者」のプライバシーも、同じように調査の対象になります。
  ですから、調査され、管理される人の半里は、際限なく広がっていくといってよいでしょう。

  また、調査によって集められたプライバシー情報が、いったいどのように保護されるのか、
  報告書は明らかではありませんし、プライバシー情報の使い方次第では、「思想信条による差別」となる
  可能性もあります。

  国の「特別秘密」を守るために、私たち国民ひとりひとりの、知られたくないプライバシー情報が、
  国や自治体、民間の事業者によって集められ、使われていく・・・そんな人権侵害が許されて良いのでしょうか。

Q. 処罰されるのは公務員だけ?

A. 違います。報告書は「特別秘密」を取り扱う事を業とする人(取扱業務者)が、業務上知った「特別秘密」
  を他人に漏らす行為を特に重く処罰しています(10年以下の懲役刑)。
  公務員はもちろん「取扱業務者」に含まれますが、「特別秘密」に指定された事柄を、
  偶然研究の対象にしていた研究者や、関連企業の技術者、仕事上「特別秘密」に当たる事柄を知らされた
  労働者等も ひろく処罰の対象に含まれます。

  たとえば自衛隊の装備品を納入している企業に勤めているサラリーマンが、製品の性能などを
  「特別秘密」とは知らずに友人に話すと、「業務上過失漏えい」罪として処罰されることになります。

  原子力発電所の安全性に関する情報が、「特別秘密」に指定されたとします。大学の研究者や技術者が、
  自分が調査・研究した安全性に関するデータを公表する事はもちろん、公表を取りやめた場合でも
  「未遂」罪として処罰の対象になります。「一緒に研究発表しよう」と相談にした場合、「共謀」罪として、
  相談にのった研究者も処罰される可能性もあります。

  もともと、「特別秘密」の範囲そのものがあいまいで、いつ、何が、「特別秘密」に指定されるのか
  わからないのに加えて、公務員だけでなく、一般の人たちの日常会話まで処罰の対象にしてしまう
  この法案は、人権侵害の恐れがきわめて高いと言えます。

Q. マスコミの取材活動も制限されるの?

A. 制限されます。
  法案は「特別秘密」に関する情報に、不法な方法でアクセスする事も「特定取得行為」として
   処罰の対象にしています。同時に、その共謀(一緒に情報を取得する相談をすること)や
  教唆(アドバイスすること)、扇動(あおること)も犯罪になるとしています。

  ですから例えば熱心な新聞記者が、夜討ち朝駆けで自宅を訪問したり、飲食を共にして
  情報を聞き出そうとすることが「不当な方法」で情報を取得したとして、処罰される可能性があります。
  取材を企画・命令したデスクが「教唆犯」として処罰される可能性があります。

  マスコミだけではありません。私たち国民が、例えば福島原発事故によって放出された放射線量に
  関するデータの情報公開を求めてデモ行進を呼びかける事も、「不法な方法」による「特定取得行為」
  として取り締まりの対象になる事も考えられます。

  マスコミの取材活動も私たちの情報公開請求も、どちらも国民の知る権利にとって大切な手段です。
   今回の秘密保全法に対して、多くの新聞社が社説で「どんな取材活動が「正当」なのかを政府が判断
  するようでは 報道の自由は成り立たない」「秘密情報の取得を厳罰化する事で、取材に対する制約が
  強まると、報道の自由を侵しかねない」として、反対を表明しています。

Q. 私たちの私生活が「監視」されるってほんと?

A. 確実にそうなります。
  一般市民には、いつ、何が「特別秘密」に指定されたかわからないのですから、知らない間に「特別秘密」を
  収集していた、他人に提供していたということが起こりかねません。
  本人が知らなくても、客観的には犯罪を行っているということになってしまいます。そうなれば、捜査機関が
  関係機関が関係者の行動を監視するようになるのは当然です。

Q. 昔、「スパイ防止法案(国家秘密法案)が国民の反対で廃案になったけど…

A. そうです。今から27年前 1985年に、スパイ防止に名を借りた「国家秘密法」案が 国会に提出されました。
  
  この法案も、国の政治を左右する防衛や外交に関するほとんどの情報を「国家秘密」とし、秘密を漏らす行為や
  秘密情報を取得する行為を重く処罰する事を内容としていました。しかし、「政府が国民に知られたくない情報を
  隠すための、国民の知る権利と民主主義をないがしろにする法案」という、国民やマスコミからの大きな批判を
  受け 結局廃案になったのです。

  今回の立法が予定されている「秘密保全法」案は、「国家秘密法」案と同じ性格をもっており、その再来とも
  いえるものですが「特別秘密」の中に「公共の安全・秩序の維持に関する情報」を新しくつけ加え、秘密の範囲を
  格段に広げていることは、要注意です。私たちの人権が侵害され、民主主義が脅かされる危険はさらに
  高くなっています。

Q. なぜ、いままた秘密保全法が?

A. 本当の理由は、日米の安全保障・防衛協力の強化です。
  「日米同盟:未来のための変革と再編」(2005年10月)では、二国間の安全保障・防衛協力のための
  不可欠な措置として「部隊戦術レベルから国家戦略レベルに至るまで情報共有及び情報協力をあらゆる範囲で
  向上させる」となっています。
  情報共有と情報協力こそが重要だ、というわけです。

  この考え方は、民主党政権になってもそのまま引き継がれています。
  共有された情報が日本の政府などから簡単に漏れるようではとても情報共有出来ない。だから秘密保全法制を
  作れ、ということなのです。

  日本の主権者は、日本国民? それとも米国政府?

Q. 秘密保全法は必要なの? 

A. いいえ、必要はありません。
  すでに国家(地方) 公務員法や自衛隊法で秘密漏えいに対する処罰ができます。
  尖閣沖漁船衝突事件のビデオ映像は、秘密指定されていませんし、秘密として保護にあたいするものでは
  ありません。漏えいした海上保安官は処罰されていません。過去の秘密漏えい事件デモ、不起訴になったり、
  軽い処罰で済んでいます。ここで改めて、重い処罰を可能にする秘密保全法は必要ないのです。

今 日本で必要なこと
 いま日本に必要なことは、もっと情報公開を進めることです。
 沖縄密約事件、原発事故情報を隠し、尖閣沖漁船衝突事故などにみる政府の対応からすると、日本では
 まだまだ情報公開が遅れています。国民に重要な情報を知らせたくないという政治姿勢の政府が続いています。
 国民が重要な情報をもっと知って、主権者として責任ある発言をどしどししてゆき、日本の政治を開かれたものに
 変え、世界から信用される国になることをめざし、民主主義社会として発展させることです。

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国や政治家の皆さんは誰のために政治を行うべきですか?
選挙で選ばれた政治家は国民の代表のはずなのに
選んでくれた国民に何が秘密かもわからない秘密を作って 
こじつけや拡大解釈で 政府の都合の悪いことを言及したり調査したりする人たちを
罰する法案です。
自民党の石破幹事長は 「デモもテロだ!」と言いました。
民主主義ですから いろんな意見を出し合って そして議論を重ね多数決が本来の姿でしたよね。
話し合いを持たないで全て「政府の都合で秘密に指定」というこの法案には反対です。

みなさんはいかがでしょうか。




 


 


12月一般質問通告書

2013-12-03 09:43:37 | お知らせ

一宮市議会12月の本会議が始まりました。

市議会のHPより一般質問の通告書を転記します↓

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◎12月4日(水) 順位1~6

順位1 末松 光生 君

1 競輪事業について
 (1)「サテライト」での検討を
2 原子力災害対策計画(一宮市地域防災計画)について
 (1)原子力災害とはどのようなことが想定されるのか
 (2)その対策とは
 (3)原発が「特定秘密保護法」の指定が予想されているが、
     重大事故の情報は得られるのか

 

順位2 服部 修寛 君

1 放課後児童健全育成事業について
2 給食について
3 いじめ対策について
4 子宮頸がんワクチンの安全性について
5 交通安全対策について
 (1)道路照明灯の設置について
 (2)交通安全条例の制定について
6 まちづくりワークショップ~こうしたらどう?「市からのお知らせ」について
 (1)「広報一宮」をより読みやすくするために
 (2)ビッグデータ・オープンデータの活用について

 

順位3 倉石 義夫 君

1 「生活困窮者自立支援法」に対する当一宮市の対応。進捗状況について

 

順位4 八木 丈之 君

1 下水道事業の今後のあり方
 (1)「生活環境の改善」について
 (2)「浸水の防除」について

 

順位5 岡本 将嗣 君 君

1 中心市街地での浸水対策について
 (1)市内の被害状況
 (2)思い切った対策を
 (3)各課・各種団体との連携

 

順位6 竹山 聡 君

1 競輪事業の今後とサテライトについて

 

◎12月5日(木) 順位7~12

順位7 水谷 千恵子 君

1 リサイクル事業について
2 認知症に対する支援について
 (1)家族介護支援について
 (2)徘徊高齢者家族支援サービスについて
 (3)地域全体がサポーターになろう

 

順位8 柴田 雄二 君

1 社会保障・税番号制度の導入について
 (1)社会保障・税番号制度の導入趣旨
 (2)社会保障・税番号制度の仕組み
 (3)安心・安全の確保
 (4)市としての取り組み

 

順位9 井上 文男 君

1 いつ起こるかわからない大地震への対応について
2 愛知県がんセンター尾張診療所(旧循環器呼吸器病センター)内にある
  山中遺跡の今後について
3 いちみん商品券の今後について

 

順位10 細谷 正希 君

1 放課後児童保育について
 (1)入所について
 (2)今後について
2 随意契約について
3 市の情報発信について
 (1)フェイスブック、ツイッター等のSNS活用について
 (2)市のPRについて
 (3)いちみんについて

 

順位11 平松 邦江 君

1 食について
 (1)国際色、郷土色豊かな食育
 (2)玄米の給食
 (3)効果の高い葉酸について
2 オレンジリボン運動について
3 産後ケアについて

 

順位12 西脇 保廣 君

1 2020年東京五輪開催に伴う一宮市としての対応について
 (1)外国選手の合宿誘致
 (2)パラリンピックへの取り組み
2 広域幹線道路の渋滞対策について
 (1)一宮ジャンクション付近の渋滞対策
 (2)西尾張中央道と名鉄尾西線の両踏切の渋滞対策
 (3)主要地方道大垣一宮線の濃尾大橋付近の渋滞対策
3 尾西清掃事業所の跡地利用策について
4 児童遊園・ちびっ子広場の遊具の安全点検について
 (1)遊具の数
 (2)遊具の点検方法
 (3)遊具の修理数

 

◎12月6日(金) 順位13~18

順位13 渡部 昭 君

1 空き家対策について
2 市長マニフェスト事業について
 (1)政策公約の推進状況

 

順位14 渡辺 宣之 君

1 文化芸術振興のさらなる推進について
 (1)文化施設の活性化について
 (2)市長部局への移管について
2 地方公営企業法改正への対応及び進捗状況について

 

順位15 安田 誠 君

1 一宮の魅力を創造し、発信する「シティプロモーション(セールス)」のすすめ
  ~若者が住みたいまち、一宮へ~
2 公共施設の老朽化を乗り越えるために、今やるべきこと、市民に知らせるべきこと

 

順位16 谷 祝夫 君

1 企業誘致について
 (1)一宮市開発審査会基準と規制緩和について

 

順位17 原 勲 君

1 コンビニエンスストア等へのAED(自動体外式除細動器)の設置について
2 テレワークの普及・導入支援について

 

順位18 尾関 宗夫 君

1 愛知自治体キャラバンと一宮市の対応と懇談のあり方について
2 西尾張地方税滞納整理機構の対応と意義について
3 障害者の生活を守る支援と介護保険事業の充実について
4 生活保護受給者への適切な支援と対応について
5 国民健康保険制度の改善を求める願いについて
6 公共交通整備計画は地域住民の願いに沿った対応を

 

◎12月9日(月) 順位19~20

順位19 足立 樹丘 君

1 集中豪雨時の土のう借用について
2 緊急救命キットの普及促進について
3 児童・生徒のスマートフォン・ライン使用について
4 非婚家庭の寡婦控除みなし適用について
5 一宮名物について
6 市制記念日の式典について

 

順位20 和田 彌一郎 君

1 おりもの感謝祭一宮七夕まつりについて
 (1)ことしの実施状況について
 (2)ミス七夕・ミス織物は今どこに
 (3)さらなる発展を目指すために
2 企業誘致と一宮市の産業動態・人口動態について
 (1)現状分析について
 (2)都市計画法第34条第12号は企業誘致の切り札となり得るのか
 (3)航空宇宙産業ベルトラインの形成を

 

40名の市会議員さんのうち半数が一般質問に登壇されます。

今回は服部議員が給食問題を質問してくれるようですので 傍聴に行きます。

傍聴に参加する事で知らなかったことが沢山見えてきました。

私は傍聴に参加しながら 次の選挙で誰に投票すれば子どもが守られるかいつも考えています。

生のやり取りに触れてください。是非傍聴席にお越しください。


お弁当って冷めないの?

2013-11-18 08:34:26 | 日記
先日お弁当って冷めないの?
スープやお汁はどうするの?とお尋ねがありました。

今は、保温出来るお弁当箱がたくさん売っています♪
今日の我が家のお弁当箱はこちら。
献立は「麦ご飯、とり団子汁、鯖の塩焼き、ふりかけ」です。
お昼までちゃんと温かいみたいですよ!
特にスープはアツアツで食べれるらしいです。


保育園のママたちの取り組みはどんどん本格化してきました。

2013-11-17 22:13:53 | 取り組み

11/16 保育園の子どもを持つお母さんや 入園を控えたお母さんが集まって

心配なことを話し合いました。

子どもが毎日食べる給食も気になるけれど

牛乳やおやつもとても気になる・・・と皆さんおっしゃっていて

いろんな現状が見えてきました。

放射能は見えないために 汚染されていても日常生活の中では

気づくことができませんので やはり安全確認は必要になってきます。

これからのことも具体的に話し合い、前進されたように思います。

繋がったママたちのこれからに注目です♪

これからも当団体SAVE CHILD 一宮は 

勇気を出して立ち上がったママたちをバックアップできたらいいなと思っています(^^)


ミーティングを行います。

2013-10-31 23:31:39 | お茶会のご案内

保育園の子どもたちを放射能から守りたい市内のママ達が集まります。

市への働きかけをどのようにやって行くのか 集まって話します。

11月16日(土) 10:00~12:00 

一宮駅西 ALcafe Babboさんにて。

キッズスペースもあるよ。  楽しみです(*^▽^*)