「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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「ベラルーシの研究者は吸入の影響が60パーセントと言う」野呂さんから甲状腺の影響についての情報。

2013-04-23 03:32:17 | 福島第一原発と放射能

 

伊方原発再稼働で今後、愛媛は焦点になります。

 

【5/5(日)木下黄太講演+対話集会 IN松山】

 

『放射能被曝の真実と原発の再稼働問題』 

 

(開場13:30 開始14:00 終了予定16:00)

 

松山市男女共同参画推進センター 5F 大会議室(松山市三番町6丁目4番地20)

 

申込⇒http://kokucheese.com/event/index/86703/ 

 

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 【5/3(祝)木下黄太講演会 IN徳島】 

 

 『マスコミが報道できない西日本の真実』 

5/3(祝・金)  14:00~16:00(開場13:30)

とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター)4F会議室(徳島市徳島町城内2番地1)

申込→http://kokucheese.com/event/index/86370/

 

 

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きのう少し野呂さんとひさしぶりに話しました実はまだ詳しいお話はしていませんが、野呂さんが今、この状況の中で、甲状腺などの健康のケアをどう考えているか、おおざっぱな見解と情報を僕に伝えてくれました。皆さんと共有化したほうがよい部分を伝えておきます。最近、ベラルーシで甲状腺関連の病棟に行かれていて、そこでの意見交換などからも、いろんなお話があるそうです。今回は、そのさわりの部分ですが、チェルノブイリの現地を知る野呂さんの現況の見解です。

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修学旅行先に汚染地域が選ばれていて、父母たちに安全を振りまいています。おそらく誰も危ないと思っていないと思います。私も東北のある駅で、旅行代理店の人たちがまじで打ち合わせしている喫茶店に入っていたのですが、平泉、福島、がっつり汚染地回すけれど、全然放射能のこと気にしていませんでした。

ベラルーシの甲状腺病棟に行ってたので、少し話したいです。

甲状腺の結節があるなら、半年に一回必ず検査をしてもらうこと。

急激に成長する可能性があるので万が一。
甲状腺に関してだけ言えば
事故当時0~6歳は一生リスクグループ(みんなそうですが)。
事故当時30歳までは、高率で甲状腺癌のリスクグループに入ります。
だから、とにかく自主的に検査をする。

医者は、私たち更年期の女性のように、ゆっくり進行する異常としかとらえていないけれど、「放射能」という変数があれば、急激に進行することもある。

リンパ、肺への転移は特に子供は要注意です。
医師がまったく知らない、信じない。

もちろん、のう胞の成長するモノ、壁がもりあがっているモノは、要観察です。

「2年半後」に再検査というのは、悪魔の数字。というのは、福島の子は特に高汚染地帯に住んでいて、被曝を重ねています。
どんどん進行していく可能性がある。
結節が小さかろうと大きかろうと半年に一回検査、結節が成長してるようなら、その場で穿刺したり、検査の期間を2~3ヶ月ぐらいに短くしています。

それを全部知っていて、日本で2年半を言うのはあきらかに被曝の上積み。
あのような高汚染地帯に旧ソ連は人を住まわせていないのと、黄色人種のデータがほしいのだと思います。

あれほどの高汚染地帯で子供の甲状腺がどうなるか実験してるんだと思います。

ベラルーシの研究者ははっきり吸入60%と言っていました。チェルノブイリでヨウ素が出ていたのは約1ヶ月。
日本は約3ヶ月。
吸入ならば閾値はほとんどないに等しい。
本当に厳しい状況です。
3月4月どれだけ外に出て遊んでいたか。

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さらに野呂さんは、「関東の子の出現率はだいたいベラルーシと同じだと推定できます。数値が似ているから。」とおっしゃいます。

僕もこれは、同じような見解で、ベラルーシの通常の汚染地と東京がおんなじように推移するだろうと思います。違うのは、こちらが人口が多いため、割合は同じでも、実数が圧倒的に多くなるのではないのかということです。東京がベラルーシの再来。そして、福島は全人類未踏のステージ。そして、想定外に何が起こるのかが怖いです。勿論、甲状腺だけでは、当然すまないと思っています。

結節の検査頻度は上げること。細胞診も五ミリ以上からできれば行う方が望ましいです。

甲状腺腫となっているものも同様の判断でよいと思います。

急成長するのう胞、形状として壁が盛り上がっているのも要注意でしょう。

こうした対応を適切におこなわない医師の方が多数となっているこの日本の現実。

本当に訝しく、腹正しく思います。

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「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響でさらに蓄積します。食物、飲料のみならず、吸気による被曝は深刻です。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命と健康が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」    

 健康被害相談などもまずはメールでお話し下さい。⇒  

  nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

 講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

  事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

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ブログ記事にコメントしたい方は、メールタイトルは統一して⇒「ブログのコメント」

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僕の方でこうしたコメントのうちで、僕が意味のあると判断したものだけ、1と2のみを明記し、ブログ記事の一番後ろに加えてゆきます。コメントの掲載されるのがどの記事なのかに関しては、僕の都合になります。


きのうメールで送信されたブログコメントは全て掲載しています。四通のみでした。

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①ハンドルネーム:サラ
②下記は、「ベラルーシ、甲状腺癌」で検索して出てきたURLです。
事故の4年後から癌が激増しています。

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Sgny-J.html

2011年の3月と4月は、主に首都圏に居たので、非常に心配になってきました。
だいぶ大量に吸い込んだと思います。子供は当時、小学生でした。
もし検査結果が癌だとして、何もせずに放置したら、どうなるのでしょうか?

癌治療の是非も問題になっている今、先々、どうしたら良いものかと悩みます。

(抗癌剤、放射線治療、切除は、身体全体を衰弱させるだけという意見もあります。
ただ、血液癌とリンパ癌だけには、抗癌剤も効く場合があるとの事。甲状腺はどうなのでしょう。。。)




 



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