「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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コメント欄は一時閉鎖⇒運用変更。ニュヨークから伝えられた好中球減少。JCO事故現場6キロの恐怖。

2013-04-22 05:25:00 | 福島第一原発と放射能

伊方原発再稼働で今後、愛媛は焦点になります。

【5/5(日)木下黄太講演+対話集会 IN松山】

『放射能被曝の真実と原発の再稼働問題』 

(開場13:30 開始14:00 終了予定16:00)

松山市男女共同参画推進センター 5F 大会議室(松山市三番町6丁目4番地20)

申込⇒http://kokucheese.com/event/index/86703/ 

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【5/3(祝)木下黄太講演会 IN徳島】 

 

『マスコミが報道できない西日本の真実』 

5/3(祝・金)  14:00~16:00(開場13:30)

とくぎんトモニプラザ(徳島県青少年センター)4F会議室(徳島市徳島町城内2番地1)

申込→http://kokucheese.com/event/index/86370/

 

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コメント欄に関しては、まず意味のある情報と意味のない情報が、併存することになっていて、承認したものでも、正直、話にならないコメントが、僕から見れば多くあります。コメント欄をこのまま放置することは、前からずっとどうしようかと悩んでいました。

工作員的なコメントやあきらかに推進側の嫌がらせコメント、僕に何らかの恨み(ネット上でのものが大半、一部は現実での過去の人間関係)を抱いて妨害するコメントの類は、この二年間相手にしていて、腹は立ちますが、ある意味、そんなに気にはならないんです。だってものすごく重要度が低いので。クズですから。

さらに首都圏に留まりたいという気持ちがあるので、嫌がらせを繰り返すコメントの類については、前者よりは対応が面倒だし、そもそもコメントしている内容よりも、書いている本人の気持ちの話で、会ってもない人間に対応不能ですから、厄介だなと思っています(会ったことのないノイローゼの人に気をつかう術は本質的には全くありません)。

ここまでなら、まだ何とかしました。しかし、最近はっきりしてきたのは、書き込んでいる人間は、「被曝回避」「原発やめたい」と考えている。しかし、僕から見たら、あきらかな間違いを信じ込んでいて、その盲信をしつこく主張される方。さらに福島第一原発関連の放射能関連とは関係のない陰謀史観、思い込み、妄想を繰り返し主張する方。さらに、僕が現実的に見て事実関係が異なったり、あきらかにおかしな目的でやっている(売名や別の商売等)、個人や団体の事象を指摘すると、その個人や団体に、コメント筆者が共感して、書き込んでくるケースです。関係者もいると思います。

これは、オウム事件に関しての複数の妄想でもありましたし、今回のJCO事故数百人死亡話(100人に訂正しても本質は同じです。)の流布に関しても同じ様な話です。

しかも、僕が怒っているのは、そうしたコメントをブログにした人間に対して、読者ならメールをしろ、直接話すと言っても、コメントをしている人間が誰一人としてメールをしてきていません。これでは、工作員的な人々と本質的に差異がありません。

失望しています。

正直、この水準の妄想に浸りたい人間は、僕のブログを読みに来なくて構いません。

こういう人間への対応方法が、あんまりありませんので、コメント欄はとりあえず一時閉鎖致します。

ただし、そうではないまともな情報交換を望む人もいるでしょうから、その情報交換機能を考えて、僕の手間は増えますが、次のように致します。下記の手順で僕にメールしてください。

nagaikenji20070927@yahoo.co.jp

メールタイトルは統一して⇒「ブログのコメント」

1.ハンドルネーム

2.コメントしたい内容(400字以内、厳守)

3.本名とあなたの属性(例として主婦とか会社員)←3は公開しません。

僕の方でこうしたコメントのうちで、僕が意味のあると判断したものだけ、1と2のみを明記し、ブログ記事の一番後ろに加えてゆきます。コメントの掲載されるのがどの記事なのかに関しては、僕の都合になります。

当面、これで様子を見ます。このブログの運営に関して、いろんなことを検討していますが、できる限り、意味のあるネットワークにしていきたいと考えています。いろんな提案は、その都度させていただきます。

 

ニューヨークのマンハッタンやブルックリンから聞こえてきた体調不良や重症の花粉症多発について。

この記事を数日前に書きました。この記事の内容を教えていただいた、ニューヨーク在住の方から、ご自身の健康データや、感想が届きました。

「ブログに掲載して頂いた私のメールに対してのコメントを一通り読みました。
大変参考になりました。どうもありがとうございました。

汚染に関して、いろんな意見と指摘がありましたよね。
NY周りの放射線量が元々高い事、化学物質による大気汚染、インディアンポイントやコネティカットの原発、乳がんの発生率の事や、地震、台風、3基の原発停止、食料品や気流の事まで、みんな結構鋭いな、と感心したりしました。」

この後、この方から長いメールがありますが、それは割愛します。いろんなアメリカの汚染について、ご本人は、コメント欄で他から書き込まれていた情報は、ほぼ事前に認識したうえで、2011年の6月ごろからおきた、まずご自身の身体症状の異変に関して、懸念したのだという説明でした。

そこで、新たにご自身の血液データが送付されました。体調が少し回復し始めた2011年9月のデータと最近のデータですが、気になることがありました。

勿論、お一人の方の血液データですから、何にも確定的な話は言えません。しかし、気になる兆候です。

 

           2011/9                                             2013/4
WBC(白血球数)             3.9                  (3.8 - 10.8)                5.8
Neutrophils(好中球数)   2118              (1500 - 7800)            4333
好中球%                      54.3%             (38 - 80%)               74.7%
 
 

いわゆる基準の範囲内にはあるものの、白血球がかなり少なくなっていて、さらに好中球数も少ない現象が2011年の9月にはおきていました。これが最近は、白血球数は1.5倍に増加していて、好中球は倍になっています。首都圏のこどもたちに、好中球の減少がおきていると懸念して伝えたのと、同じように一見みえる血液像が、ニューヨーク在住の女性で、2011年の9月に確認されて(この時は体調不良の回復過程)、現在は改善されているということです。ご本人が、福島由来の被曝を懸念して伝えていることが、裏付けられたとまではいいませんが、傍証の一つになりうる情報だなと僕には思います。

ニューヨークの様な遠隔地で、実際に放射性物質の被害がどう出るのかわかりません。このようなレベルの健康被害はチェルノブイリ事故の86年当時、日本でも当然おきている気がしています(何も認識されていないレベルです)。こうしたことを確認していくことは、汚染がチェルノブイリ事故当時の西ヨーロッパよりも少ないとみられる西日本のエリアでも、どのようなことがあるのかを想定するのにも役に立つと思います。

放射性物質が大量に拡散すると、みんな無傷ではありません。



さて放射性物質大量に放出されていない、JCO事故数百人死亡の虚報(100人死亡に訂正しても同じです)の該当記事に、別の人のmixiに書いた体験談が、同時に掲載されています。この体験談を書いている女性は、JCO事故現場から自宅が6キロにありました。ご本人は3.11以後、関東近辺のエリアから西日本へ避難されています。僕は直接面識もありますし、今回の記事についてもいろいろ話を電話で致しました。

結論から言うと、数百人死亡などという情報と、自分の体験談がまぜこぜで転載されると思わず、転載を承諾したのは、まったく迂闊だったと僕に話してくれました。更に、彼女と僕の前からの共通認識なのですが、そもそも原子力施設が集中している東海村は事故前から、白血病が多いとは周辺では言われていて、事故後にそれが急増したとか、村民が多数亡くなっている様な話は聞いていないということです。

但し彼女と話していて、改めてご本人が加筆して、その時の本人の思いを伝えた方が良いという話になり、JCO事故の体験談を僕のブログでも掲載することにしました。要はこのレベル4クラスの事故で、近いエリアの人間として、どういう恐怖を感じ、その後も考え込みながら、生きているのかを伝えることが、今首都圏が危ないということを伝えることに繋がるかもしれないという思いで、ご本人は書いているということです。

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私がなぜ、自分の体験談をmixiというSNSに載せて拡散しようと思ったか。

それは「関東が人の住める状態だとは思っていない」からであり、なぜ私がそう思ったのかの背景を伝えたかったからです。
既に流れている体験談に、私の加筆修正をして、もう一度送ります。

JCOから、我が母校までは15kmほどでした。 自宅までは6kmほどでした。

レベル4であれだったのに、今のレベル7維持で、何故?!ってずっと思っています。

記憶違いがあるかもしれませんが、覚えている限りの事と、私の恐怖をお伝えします。
当時は女子高生でした。
私はそのとき、実験中だったと思います。でも何だか急に慌ただしくなり、先生達が「空調を止めろ!全部中断して教室へ!教室も閉め切れ!」とばたばた指示を出しつつ、生徒達でなになにー?って感じでした。
覚えているのは、面白いギャグを絶やさない先生達が真面目な顔で出した指示です。
「みんな、自家用車で親に迎えにきてもらえ。それが出来なくても、準じる方法を取れ。外気を直接吸うな。ハンカチで口と鼻を覆い、車に乗り込め。絶対だぞ。原発が事故をしたみたいだ。」

その時、東海村出身の子に対しては失礼ながらみんな白い目で見て距離を取っていたように思います。他クラスの様子がおかしく、自分のクラスの知っていそうな子に聞いたらそういう答えでした。

みんなで、リアルを実感出来ないままとりあえず親に連絡を取ったのか?取られたのか?迎えにきてもらい、こわいねーと言いつつ帰宅。

翌日は曇り、そして「外出禁止令」曇った天気、1人も出歩かない住宅のなかで、電話やメールで友人達とやり取りしていました。(自宅は日立市の南側でした。) 自宅待機が終わったのは夕方だったでしょうか。つまらない一日だったので、明日は楽しく学校に行けると思い、嬉しかった気持ちと、核汚染があったのに、もう出歩いて平気なのかと不安な気持ちがありました。

東海村では被曝したもやしさえ捨てれば、もう危ないものは無いので、安心して元の生活に戻っていい、というおふれでした。私はそうは言われても心配で、その後出される食事の度、食材の買い出しの度に、大丈夫かなあ?と言って「大丈夫に決まってるでしょ、もう終わったんだし。きにしなさんな」と言われ、そういうもんなのかなあ…と釈然としなかった事を良く覚えています。

動物の奇形出産も増えた気がしましたが、死産が目立ちました。多胎動物の、多胎妊娠のうち相当初期で死亡した例を多く見ました。
核の影響かもしれません。影響ではないかもしれません。
ただ、私は友人と恐怖を覚えました。五感で核汚染は感じられません。なので余計に恐怖でした。
外出禁止のときも、何も感じませんでした。全く感じませんでした。なので、怖かったです。映画みたいでした。

当時は動画も見られず、テレビと新聞だけの情報が全てでした。全ての報道で、過去の事故、もう過ぎ去った危険、というかんじでした。
ただ、やはり心配だったのは性格なのでしょうか?
学友達がどんどんと忘れて行くなかで、私はずっと心配なまま。就職し、他県へ移動し、そして結婚しても、結婚の話しが出てくる度に、私は奇形児を産むかもしれないという不安は拭えませんでした。子どもを諦める、という選択肢もありましたが…
やはり結婚したら子どもは欲しかったです。 夫とはどうしようかと悩み続けました。

結局妊娠した時に、奇形児だったら堕胎するのか、しないのか、と悩みつつ答えを出せぬまま夫の立ち会いで出産しましたが、出産したときは夫と赤ちゃんの体を舐め回すように確認し、無事だと分かってから安堵しました。どっと疲れが出て、産んだ実感を感じました。
偶然の奇跡の積み重ねで、私と私の家族は健康体で居られるのだと思っています。

東海村の周辺は、凄く綺麗な町並みなんです。街路樹もサルスベリで統一されている路線が多く、しっかり舗装されていて、なんでこんな田舎なのにこんなに綺麗なの?という疑問に、親達は「そりゃ原発があるからさ」と。
釣り好きには良いポイントが多いですが、奇形の大型魚が釣れる事が多い事と、波がいつも温かく泡立っていて、私にはとても気持ちの悪いポイントでした。茨城の海はとても冷たいのです。そこだけが生暖かく、異質でした。

繰り返しになりますが、関東は生き物が住んで良い所ではありません。それを伝えたくて書きました。
当時レベル4の事故があった場所は、いまの関東よりも汚染度は格段に低いです。
レベル4の恐怖を感じるのならば、今レベル7である事の意味が分かるはずです。もう3年目です。
内部被曝を恐れる自分の気持ちを信じて下さい。
私は、もう時間がないのじゃないかと思っています。

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「そもそも、易神さまから、東京は大丈夫と言われたから大丈夫、などと言う様な人のところに、自分の体験談を転載してよいと言ったのは、間違いでした。」と体験談の彼女は僕に反省の弁を話してくれています(事前によくわかっていなかったようですが)。

JCOは住友金属鉱山の100%子会社で、日立が裏の全貌を知ることは在り得ないという話も、親族が日立の関係者だった体験談の彼女と僕の間では、普通に電話で話しています。


またこの件で、「木下が『サクマ』という人物から、JCO事故で数百人死亡情報を聞かされて絶句した」という嘘話もどなたかが流布されているようですが、まるで嘘しかないのでコメントしようがありません。アホか。

ここまで書いたら認識できますか?下らない擁護コメント投稿者の皆さん。

なお、この件について、おかしな擁護コメントを書いた方は、必ずメールしてください。何時間でも電話で説明しますから。誰もメールしてこないですよ。

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以下は「コメント」です。

1.hk

2.血液検査に際に把握すべき項目(意見です。コメントというより)

内部被曝を把握するために、木下さんが、
血液検査に際に把握すべきと考える項目を
列挙してください。増減のいずれが好ましいかも添えて。

ブログを読めば、分かりますが、一目で読めば分かるように、
表形式で整理すれば、より読者の理解が深まるでしょう。

1. 「徒然熊」

2. 日々の活動お疲れ様です。

何だか、私が「チラ」と触れた大沼氏の話題で多少の混乱状況を招いた様な感じですので、ここでお詫びします。

私としましては繰り返しになりますが、特に木下さんのブログの主旨からの「逸脱」を企てた訳ではなく、ただ、この大沼氏は木下さんと恐らくは同じスタンスで、「原発事故問題」と「震災瓦礫広域処理」の問題について警鐘を人々に鳴らしてきた

ジャーナリストの一人だと思いましたので、その様な真摯なる人物が「ある特定の集団」?から状況証拠を把握しづらい「電磁波を使用した妨害工作」を本当に受けておられるとしたら、この妨害を実行している集団は(勿論、この氏が主張する電磁波攻撃が本当であると仮定した上でのお話ですが。)当然、木下さんのような方も妨害の「ターゲット」に照準を合わせて来る事は予想できますので、念の為に頭の片隅でも「この様な事例もある」・・・と、認識する事も無駄ではないと考え投稿してみた次第です。

 今後も、大沼氏の様子は注意深く見守っていく必要はあると思いますし、警察が本当に動くかどうかも見極めていくべきでしょうけど。・・・これが単なる大沼氏の「被害妄想」だったら、一笑に付すべき「都市伝説」の類の1つとして忘れてしまえば良いだけのネタですが、若し本当なら?・・・という一抹の不安もありましたので。

(尚、ネット上ではこの様な新手の集団ストーカー?まがいの事を実行する団体は、某宗教団体の人間である!!・・・という論旨が見受けられますが、この様な与太話こそ「本当の敵」を覆い隠すためのデマであると考えます。)

 今後も、有益な情報の更新をお願いします。

 

HN : 花

 

コメントを残す選択を採っていただき大変嬉しいです!ありがとうございます。

 

私も今まで何度か掲載させていただきましたが、木下さんのお手をかけていただくに値するほどの内容だったか、あらためて振り返る機会となりました。(もう少し吟味すべきだったと反省)

 

ブログ閉鎖だけはしてほしくありません!
唯一の確かな情報源(というかライフライン)が無くなったら、まだまだ暗さを増していくだろうこれから先をどうやって模索していけばよいのか見当もつきません。脱出口がわからず確実に迷ってしまいます。
このコメント欄との繋がりも、私の勇気を支えてくれる今やかけがえのないラインとなっています。

 

大変な状況の中で残してくださって本当に感謝しています。
何度でもお礼が言いたいです。ありがとうございます。
お体に気をつけてがんばってください。

1.まゆまゆ東京都

2.木下さんこんばんは。コメント欄が閉鎖されてるなんて驚きました。と同時に、今までいくつかコメントを載せていただいたのですが、よくよく振り返ると自分の書いたコメントは読んでくださってる皆さんに有益な内容を書き残せているか疑問にも思えてきました。最近は私はツイッターでの情報収集の方が捗るのでそちらを重視してますが、それ以前は木下さんのブログが主な情報源でしたので、コメント欄を残してくださることはやっぱり嬉しいです。
3月半ばころに血液検査を受けて、サイログロブリンが基準値を少しオーバーしたので、先週、伊藤病院に甲状腺検査をしに行きました。 画面をチラ見したらのう胞らしきものがばっちり見えたので落ち込んでます(7.8ミリと見えました)食事に気を付け、外出時はマスクとメガネをして、室内は空気清浄器をフルパワーでかけましたが、やはり完全には防げませんでした。検査結果がでたらまたコメントさせていただきます。



 


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