「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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お子さんの体重を確認するのは、被曝対応のまず一歩目。長期間、体重の無変化や減少は要注意。

2011-10-03 03:26:42 | 福島第一原発と放射能

 僕が避難をすすめているから、医療機関の受診をしないように主張してるという勝手な捏造情報を、書き込みをする人間がいて、本当に馬鹿馬鹿しいです。ぼくの講演会などで直接、話を聞いている人はよくわかりますが、僕は再三再四、医療機関に行くように話しています。セカンドオピニオンまで受ける大切さも、話している。こんなことも僕がしていることも全く無視する感覚を前提に「医師」と称する人間が書き込みをしてきます。前にもくだらない「医療従事者」と名乗った実体のない人間の書き込みがあり、また最近も同じ関係者が、しつこく書き連ねています。なにかこちらに物申したい、そういう書き込みをするなら、僕と話したいと名前を名乗って、接触してくるのが普通です。いつも、まともな思いがある医師は、名前を名乗り、身元も明らかにして、僕に接触してきます。僕を何か諌めたい意向がきちんとあれば、そういうことを普通はきちんとします。変な匿名の投稿にしてくるのかは、何かの偽装でなければ、本当に変。

 僕は現実に生きている人間で、公の場にも姿を見せますし、連絡先も明示しています。ぼくにそんなにイイタイコトがあれば、なんで直接言う人間がいないのか、さっぱり理解できない。文句を言いたかったり、ぼくのしていることが気に入らないなら、何で言いに来ないのか、本当にわからない。僕は、自分がはっきり主張する人間だから、言いに来なくて、匿名の誹謗中傷か、陰口しか聞こえてこない、この状況が、本当によくわからない。あほなのか、こいつらは、としか思えない。

 前に、「夫が木下さんの誹謗中傷をネットでしていて申し訳ない」と詫びられた事もありました。そういうこともあると思います。気持ちは理解しますが、よほど文句を言いたいなら、名前を名乗ってメールして、僕ときちんとやりとりをしたほうがよい。ネットの誹謗中傷は、あなたにとっても何のメリットもない。何も解決しない。

 本当に文句があるのなら、現実にどういうことを主張したいか聞きますから、きちんと言いにきたほうがよい。逃げていても意味がない。どうして逃げる人ばかりなのか、この国は上から下までと、どうしても思ってしまいます。

 きのうの印西の講演会は切迫した雰囲気でしたし、そもそも駅から開催場所までのエリアが0.37μsvをたたき出すような高線量エリアでした。この時期で、ここまでの状況がある、エリア周辺の方の感覚が、僕にも強い緊張をもたらしました。少し怖い数値ですが、その事が、僕の心にもいろんな意味で、緊張を与えていただいたと思いました。

 この講演会の質疑の中でも、お子さんの体重変化の話がでました。とにかく、変わんないか、減っているという話です。減っている、もしくは変わらない状態が半年近く続いているなら、注意が必要です。こうしたことが、おきていないか、慎重に見極めたいです。夏場はともかく、涼しくなった秋になっても、体重が増えない子供たちが多くでると、由々しき事態になります。

とにかく、お子さんの体重を記録し、その変化をチェックしてください。それは、本当に大切な事です。被曝対応の要の一歩ですから。

 

 

 

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木下黄太講演会 IN 大阪

 

日時:10月14日(金)午後6時30分〜8時30分(開場6時 
場所:市民交流センターよどがわ 106会議室(定員100名)
  
http://www.kashima-hra.com/map.html
参加費:500円
申し込み:(1)お名前、(2)連絡先メールアドレス、(3)参 加人数を書いていただき、
(4)rpp.kinki@gmail.com へメールしてください。なお小さなお子様をお連れになる予定の方は、その人数もお書きください(椅子を用意します)。参加費は中学生からは必要になります。
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木下黄太講演会 IN  京都

 日時:2011年10月28日(金) 午後1時~午後3時半
 場所:京都市下京区 ひとまち交流館・大会議室
http://www.hitomachi-kyoto.jp/access.html
 定員:300名 (可能な方は事前に予約を。当日でもたぶん大丈夫ですが)
 料金:500円

 *小さなお子さま連れの方も、どなた様も是非お越し下さい。親子室もございます。

 主催:京都ママパパの会 
http://kodomo-kyoto.sakura.ne.jp/
 申し込み先:: kodomokyoto@gmail.com
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59 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2011-10-03 07:22:50
人の目を見れないということはその人が自分自身に正直になれないからです。
自分自身に嘘をつく人間は人にも平気で嘘をつきます。
木下様、あまり気になさらないで下さいませ。道端のウンチが怖いから避けて通るんですか?
いいえ、違います。汚いからです。

あ、お礼が遅くなりました。いつも感謝、感謝の気持ちでいっぱいです...
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福島市内に住む知人の体調 (ユリ)
2011-10-03 08:07:04
福島市内に住む知人が、一週間近く、風邪の症状もなく熱だけで体が痛いと寝込んでいます。病院でも理由が分からず、疲れでしょうと言われたそうです。周りに聞いたら、知り合いの子どもたちでも何人も同じ症状があり、怖くなり何人かは直ぐに避難したそうです。知人は、週末だけ避難していますが最早福島はそんなレベルではないでしょう。東京などから仕事で福島市に来る人は、やけに疲れる、空気が違うと言うそうです。そこで東日本女子駅伝をやるとは。もうキチガイとしか言いようがありません。これから福島でどれだけ健康被害が出てくるのか…まだ福島に残る友人がたくさんいるので心配で仕方ありません。もう説得は諦めましたが。
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放射能と受験 (九州市民)
2011-10-03 09:23:17
数年前、たまたま転勤で東京から九州に転居していたので、3人の子どもと3月11日以降の難を逃れました。
逆に、3月11日以降に九州から東京、横浜へと転勤していったご家族を何人も知っています。乳児連れのご家族もいらっしゃいましたが「福島と東京は違う」という認識のようでした。今もメールで連絡を取り合っておりますが、被曝についての心配は一切ないようで私と話がかみ合いません。
先日、ベネッセ(進研ゼミ)の方とお話しする機会があり「放射能の関係で今年は東北や関東の大学入試倍率が下がり、関西の入試倍率があがりますか?」とたずねたら「今のところ進研模試の志望校調査でも例年と変化なく、その辺は私たちも意外という印象でした」とのお答えでした。
我が家では高三の子どもを説得し、志望校を東京の大学から九州の大学へ変更しました。子どもの通う高校では、この時期指定公推薦で早稲田、慶應など東京への進学が早々と内定してるお子さんも多いですが、そのお母様たちとお話していても「地震は心配よね」との声は聞かれても、被曝への心配はまったく聞かれません。
私の実家は東京で我が家の持ち家も東京にあるのですが、「放射能が心配なのでずっと九州で生活するつもり」というと「福島でもないのに?」と怪訝な顔をされます。
でも、出来ることからコツコツと、これからも被曝の危険性を拡散していきたいと思います。
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茨城県南でも (茨城)
2011-10-03 09:44:12
コメントを見てコメントしました。私の知人も体中痛くて茨城県南の総合病院へ行っても原因不明なので東京の病院へ紹介状を出されて検査入院です。ちょっと気になったので…
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人間ドッグの結果も疑うべき? (Unknown)
2011-10-03 09:50:12
会社の人間ドッグの総合判定に疑問を持っています。
血液検査でE判定(治療が必要です。速やかに医療機関を受診してください)の項目が2つ(血清鉄、ヘモグロビンが基準値以下)もあるのに、総合結果はC(経過観察)となっていました。

報告書には「判定基準は学会基準等の変更により前回とは異なる場合があります。」という記述が。震災以来、全てに不信感を持っているので、どうも怪しく思えてしまう。

もちろん自己判断で他の病院に行ったらすぐに精密検査、治療が必要となりましたが、人間ドッグの結果報告は細かい値まで確認することをお勧めします。そして検査結果はきちんと保管しておくことが必要かと思います。
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Unknown (kana)
2011-10-03 10:19:26
はじめまして。いつも貴重な情報ありがとうございます。
何を言っても聞く耳を持たない人だけでなく、意図的に攻撃する人もいるでしょうから大変だと思いますが、そこは無視して木下さんの信念に基づいて情報発信して下されば良いと思います。
反論するだけエネルギーの無駄ですし。ここを訪れる多くの人は賛同していると思いますが、周りに与える影響が大きければ大きいほど反対意見も出てくると思うので割り切るしかないのかもしれません。
避難については、したくても事情があって出来ない人もいると思いますが、ここが真実を知る上での貴重な情報源であることにかわりはないので、このままサイトを続けて下さることを希望します。

さて、身の回りの異変についてですが、娘が通う幼稚園でも震災以降、体の不調を訴える子供が増えているようです。咳、鼻血、嘔吐など、でも、放射能の影響を疑う人は少ないです。
子供の友達で体調を崩し入院していた子もいました。(持病なし)
でも、皆治るとケロッとしているので親はあまり気にしていないのかもしれません。
相模原市在住ですが、今は外部被ばくよりも内部被ばくの影響が大きいような気がします。

あと、岡山に移住した友人(40代)が最近、脳幹出血を起こして入院しているのを知りました。医者の話では脳の血管の先天的な障害、らしいのですが、考えれば考えるほど信じられなくて。昔は体操部でスポーツ万能の元気な子だったので。直接本人に話を聞ける状態ではないのですが、いつから移住したのか、食べ物には気を付けていたのかが気になっています。
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山本太郎さん (Unknown)
2011-10-03 10:19:52
山本太郎さんの動画を見ました。アップするとすぐに消されたり山本さん自身が中傷や妨害、職を失い…身の危険を感じるほどという。でもその内容に、全く過激さはありませんでした。ここ何か月か私が必死で集めた情報、友人と話したりしている事と同様。おそらく木下さんのブログの読者の方も、見たら同じように感じられると思います。これのどこがいけないの?私のコメントの方が過激かも?!木下さんも同じような状況におられるのかもしれませんね…。本当に中国や北朝鮮と同じだよ!!「3.11まで、一体自分は何を見てきたんだろう…無責任に生きてきてしまったのかもしれないな~」と反省しつつ考えずにはいられません。
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どっちにしろ (ぽにょ)
2011-10-03 11:01:27
「直ちに健康に影響はない」と、政府が判断したことを、枝野さんにふって、誹謗中傷してますけど、枝野さんって、そんな権限あるの?
首相でもなかったのに?あの人、日本のリーダーだっけ?単に、政府が決めたことを伝える役目だったと思うけど?


でも、「今すぐ、逃げろー。いつ、爆発するかわからない。これは、予言だー」と言っても、誹謗中傷されるだろうし、

水素爆発してメルトスルーしていても、
木下さんが、「危険だ、すぐに逃げて」
と言っても、誹謗中傷されているんだよね。

結局、人は信じたいものを信じる。その信じていることを発言する人を支持して、あれ以外は誹謗中傷するんだよ。

木下さんは危険を煽ってる、政府は安全を煽ってる。そういうこと。

真実なんか、4,5年経たないとわからない。



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工作員の実態の一部 (おそらくご存知とは思いますが)
2011-10-03 11:32:50
http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/123.html

上記のウェブサイトのコメント欄のNo.15及びNo.18に工作員に関する興味深い記述がありましたので、ご参考までにリンクを貼らせていただきました。工作員企業の名前が列記されています。

私は、今まで工作員の存在を何となく感じていた一方で、東電・省庁等と契約関係にあるような企業が、本当に下らないレベルの低い書き込みをして他者の言論活動を妨害するようなこと(場合によっては名誉毀損に該当しかねない言動をすること)が本当にあるのだろうか、あるとしたらそれが社会的に問題とされないのは狂っている、と疑問に思っていました。

上記のリンクにより存在が確証できるわけではありませんが、実態に一歩近づいている可能性もあると思い、ご連絡しました(とっくにご存知のこととも思いましたが、念のため)。

ちなみに、上記サイトの投稿記事自体は、玉石混交なので、読者の情報選別眼が問われると思います(木下さん以外の方への付言です)。
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心理バイアス (テレビのばか)
2011-10-03 11:56:58
昨日のNHKスペシャル「巨大津波・その時ひとはどう行動したか」で、災害時の人間の行動と心理について、わかりやすい解説がされていました。

異常事態時に人間が陥る心理が3つあげられており、
①日常性バイアス
(切羽詰まっているのに、心理的な枠組みがそれを信じさせず、なぜか異様に日常的な行動をとってしまう。「安心情報」に依存して動かない。)
②愛他行動
(自分の安全を忘れて他の人を説得し逃がすことに時間と労力を使い逃げ遅れた。本来人間には他者を助けようとする本能がある。)
③同調バイアス
(根拠のない情報にも関わらず他の人と同じ行動をとる。)

それぞれ、言葉の開設は検索ですぐ出てきますし、思い当たることだらけ。
逃げなくてはならない状況が理解できている(?)はずの状態の人間が、逃げない等危険な行動をとってしまうそうです。

避難する意思のない人は僕との交流を断って下さい、サイトは来年3月までを目途とおっしゃった木下さんの真意がわかった気がします。

場所や条件によって、危機の度合いは違うと思いますが、ここまできたら自分で自分のことを考えて動くしかないのがわかります。
人を説得するのをやめるのは仕方ないとして、それぞれの選択を邪魔されたら困ります。

テレビや政府の方々、皆さんそのような人間の心理メカニズムをわかって「安心情報」を流し続けているのでしょうね。
一億総白痴化と言われていた時代は数十年前ですが、メディアと放射能とで名実ともにそうならないことを祈ります!
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