実店舗をお休みして一カ月が経ちました / 花松あゆみさんの版画、発送しました。

3/28から実店舗をお休みしているので、今日で一ヵ月が経ちました。
本当にたくさんの人のおかげなんとかやっています。
感謝してもしきれません。本当に本当にありがとうございます。
　
日々としては、人には全然会わないけど、本にはいっぱい会っている感じです。
そろそろペース配分も考えなきゃな、と思っているところ。
　
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それから、2月に開催した花松あゆみさんの個展
「近くで 遠くで」で版画をご購入下さった方々への発送が本日完了しました。
（お返事頂いていない方の分は、未発送です）
　
皆さま、本当にありがとうございました。
花松さんもありがとうございました。

2月が、もう遠い昔のようです。
しみじみ、いい展示だったなぁ、、。
　
※写真の絵・・・「本と同じ」
　
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花松あゆみさんの最新作「庭の記録」の通販での販売が始まりました。

◎詳しくはこちら↓
https://rusuban.ocnk.net/product/9285

長文雑記

目で見える範囲と想像する小さな景色の中だけでも、
それぞれの不安や感じてしまう不甲斐なさを思うと心がぎゅっと縮むような感覚がする。
自分の知らない近い遠いところでも他人事にはできない事態がたくさん起こっている。
この生活をどうにか工夫できるひと、どうにもできないひと、いつもと変わらないひと、
いろんな人がいる。あまりにもそれぞれの事情がありすぎる。

お店としてではなく、私個人の生活は今のところだけれど以前とあまり変わらず、
今は本の写真を撮っているときが無というか夢中で、かわいい、、かわいいぞ、、
このページもまだかわいい、、と気付いたら黙々と何枚も撮っていて、その時間は楽しい。
グラビア撮影ってこんなかんじなんだろうかと頭に浮かぶ。
普段から人に会うことも少ないし ガラリと何かが変わったり穴埋めたいようなところは
今のところはあんまりない。 でもこれからのことは大きく考え直さなければいけなくなってしまった。
自分単位だけではない未来も含めて。
今はまだだけど、息抜きの憩いの場所に行けない切なさがじわじわとこれからやってきて
確実に刺さってくると思っている。そういう場所を運営している人が抱えている現状、
そういう場所がなくなってしまったら、と想像すると胸が痛い。
人それぞれそういう場所があると思うとさらに。
古い格好良い建物がどんどん壊されていって何もできない時の空っぽ感にも似ている。
何度読んでも散らばりまくりの、とりとめのないひとりごとをなんで書いているのかよくわからない。
ただ、この日々の中で感じることを忘れないようにしたいと思ってる。
きっと今の今みたいに鮮明には残らないかもしれないけれど、それでも覚えていたいと思うことのあれこれ。

少し前にベストタイミングで思い出してベストポジションで見ることができたライブ配信があって、
思い立って友人に電話したらちょうど帰宅したばかりとのこと。
今やってるから見れたら見てみて、と数秒電話。個人的にはものすごくラッキーな出来事で、
この地味で我慢大会のような日々のボーナスポイントのようなタイミングだった。
それに関わっている、関わってきた全ての人に感謝、ありがとうという気の持ちようになれるひととき。
やさしい友人は終わったあとに感想のメールをくれた。
演奏した人、思い立った人、仕組みを作った人、場所を運営してきた人、それらにお金を払ってきた人、
払った人は何かでお金を得ていて、そもそもそのお金は‥（続く）ぐるぐるぐるぐるとまわって
私のところへ数時間とそれ以上の嬉しさがやってきた。ありがたい。
こんな心持ちでいると世の全てのことに感謝できるし、ある意味ではしているんだけれど、
それでも自分の心に余計に引っかかるもの、というのがあって、それはよくもわるくも。
その余計に引っかかる嬉しさや違和感を忘れたくないと思う。

この状況の中、いろんな人がいろんなことを言ったり言わなかったり、やったりやらなかったりしていて、
それらに対する自分の気持ちも距離感も見てきた時間もそれぞれだ。
言えない、やれない、というのもあるかと思う。
想像力の欠如、リスクの有無、味方、繋がり、自我、一丸、スピードとは、焦点、バランス、
これまでのことと現在とこれからしたいことが続いていること、いつでもこれからは変えられること、
人に伝えること、伝え方、伝わり方、言ってることとやってること、内に留めておくこと、
こんなことが自分の中で浮かんでは漂う。

足りないことは足りているところからまわしたらいいのではとか、まず今は困っている人に
焦点を当てたらいいのではとか、良いヒントをいろんなところから得て敬意を持って活用すること、
得意な人が得意なことをできるようにすること、ごまかさないで自分で考えて自分の言葉で話すこと、
いっぱい求めてしまう。あまりにも必要なことが足りなくて傷だらけのぼろになりながら、
経過を見たり聞いたりしていた。ぼろでい続けられないので、最近は少し気の持ちようも変わってきたし
希望のまるごとは捨てたくない。自分ができることといったら本当に少ないし小さいけれど、
ゼロじゃないのが希望だとも思える。たまに真っ暗になったりぼんやり明るくなったりしながら生活している。
自分の想像が全く及ばない程に、人それぞれの状況があるという想像力をもっていたい。
この状況が楽しくて仕方ない人もどこかに存在するかもしれない。思いつかないことが世の中に
思いつくこと以上に存在していること。わからない知らないことだらけでそれは通常時もそう。
今だけが特別なわけではないんだけれど。

ただこの状況がおもしろいと思うのは、主にひとつの困ったことに対して老若男女住む場所違えど、
多くの人が同時期に同じ問題に向き合わざるを得ないということ。
（全員ではないし、向きあう度合いに違いはあれど）
なのでそれぞれの性質がでやすい／見えやすいように思う。おもしろいという言葉がちょっと
しっくりこないんだけれど、なんと言ったらいいのかぴったりの言葉がまだ見つからない。

こういう日々の中で、個人的にはこんなときじゃないと伝えられなかったありがとうがあって、
それができただけでもこの状況はラッキーな部分もあったし、ある意味良い機会だったとも思えてしまう。
この状況がなければ生まれなかった出来事に感謝しているし、いろんなことを考えるきっかけをもらっている。
そしていま自分がしたいこと、したくないこと、どちらも大事にしたいと思う。
万人に対しての、必要や必要じゃない、役に立つ立たないはどちらもしっくりこない。
そういう基準の価値観からは遠くにいたい。

こんな状況の中、生命と生活と楽しみを維持できるようにしてくださっている方々に
いつも以上に感謝の気持ちを伝えるようにしたい。たくさんの人のおかげで生活が成り立っている。
ほんとうにありがとうございます。
かっこいいな、と胸にぐっとくる文章やその人の姿勢からもしゃきんとしたきもちをもらっています。
嬉しいきもちをくれるいろんな人や物事が、これからもどうか元気で無事でいられるように。
それとそのまわりのたくさんの人や物事も元気でいられるように、と思います。

あとこの文章を数日後か数ヶ月後か数年後に読んで、ちゃんと恥ずかしがりたいと思います。
（散々店主の文章が長いとちくちく言っていたけれど、もう何も言えないと思います。）


荒木純子

5/13(水)まで、臨時休業を延長いたします。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、
実店舗は3/28〜4/30まで臨時休業にしていましたが
引き続き5/13(水)までお休みすることにしました。

その後は状況を見て改めて判断したいと思います。

それぞれの安心な生活ができるようにたくさんの人が働いて下さっていたり、
家にいて下さったり、いろんな形で声を聞かせてくれたりとありがとうのことばかりです。

どうかみなさま無事でお過ごし下さい。

オンラインショップのみ営業しています ↓
https://rusuban.ocnk.net

新品の本のこと / 実店舗のこと

実店舗休業12日目。
実店舗のありがたみをじわじわと痛感しています。

というわけで、
ちょっとでもお店に来たみたいにできないか、
と思って、入ってすぐ右にある棚の写真を撮りました。
　
こちらのリンク先にある ↓
(1) お店に入ってすぐ右の棚
(2) お店に入って、左側の壁面
(3) お店の右隅のコーナー
(4) 突き当りの本棚
(5) お店の右隅上部にある飾り棚
(6) 店内右側中央にある棚

棚の中の本をクリックしたり、指で触ったり（タップ）すると
本の詳細や中身も少しだけ見ることができますし、購入することもできます。
　
本だけを一気に見たい人は、こちらを見てください。↓
https://rusuban.ocnk.net/product-group/81/0/photo?page=1
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ここからは、ちょっと長い話です。
　
うちのお店は、オープンして十数年、ほぼ古本だけでやってきましたが
(自社出版本とその関連本はありました)
今年1月の店舗リニューアルのタイミングで新品の本を置くようになりました。
　
新本を数百冊仕入れて、その大半を手前の部屋に並べました。
結果、リニューアル後は新刊のお店みたいになったんじゃないかと思ってます。
古本もちょっとだけ並べたけど、ほとんどの古本は奥の部屋に並べました。
※うちの店は手前と奥と2部屋あります。
　
でもなんとなく、新品の本のことや手前の部屋のことは、
SNSやブログに書かないようにしてました。
（通販サイトにも掲載しませんでした）
理由はいろいろあったような気がするんですが、細かいことは忘れました。
ただ、なんとなくお店にいらっしゃたときに、ばったり出会ってくれればそれでいいんじゃないか、
という気持ちがあったのは確かです。
　
仕入れた本のほとんどは 何十年も前に出た本ばかり。
新品だけど古い本。
　
今まで十数年お店をやってきて、何度見ても何度読んでも、
「やっぱいいなー」と思う本たち。
いつでもお店に居てほしい本たち。
新入荷とか新商品とか新作とか、珍しいとか、初めて見たとか、
そういうことではなくて、
自分にとって鮮度ではない部分でずーっと感動していられる本たち。
そういうことをやりたいな、と思ったとき、
適任だったのが、新品の本たちでした。
自分の好きなときに好きな冊数を仕入れられる、
こんな単純なことが、こんなに楽しいなんて全然知らなかった！
という感動もありました。
リニューアル後、これが本当に楽しかった。
本屋の人たち、こんなことやってたのかー、という驚き。
　
新品の本たちは、全部おすすめもできる本でもあるんですけど、
それよりもなによりも ずーっと大好きな本たち。
そんな本たちがお店に並んでることが嬉しかったし、
それを手に取ってくれるお客さんとわいわいやってるのも楽しかった。
だからなのかわからないけど、通販に出さなくてもSNSに出さなくても
勝手に出会ってくれる気がして満足でした。
　
でも、今みたいな先の見えない状況で、
たくさんの本たちが このまま店内に留まってしまっているのを
見るのもなんだか寂しいので、迷いつつも通販に出して
SNSにも載せてみようと思いました。
ただ、一冊ずつ写真に撮るっていうのもなんかちょっと違うので、
お店に並べてるときのまま棚の写真を撮ってみました。
　
ぜひ読んでみてほしい本たちだけど、
紹介出来るような言葉は持ち合わせていません。
まあ、あるとしたら「なんか、いいですよねー」かな。
なので適当に、そして気軽に出会って頂けたら。
後日、違う本棚でもやってみようかな。
　　
あ、奥の部屋に並んでる古い本たちについては、
また今度なにか書けたら。
古い本たちも、また違った良さがあって楽しいのです。
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◎写真に写ってる新品の本たちは、こちらからもご覧になれます
https://rusuban.ocnk.net/product-list?keyword=200407

実店舗とオンラインショップのこと

先日、実店舗をリニューアルしたばかりだったんですが、
まさかのこんな状況なので実店舗は休業して
ひとまず、インターネット(主に通販)に頼りながらお店の運営をやっていくという流れになりそうです。
（これ以外の方法も考え中ですが、、、）
　
元々、通販はモノ（本）を主役にしやすいので結構好きなのですが、
実店舗があって初めて成り立つ部分がありました。
だからほんとは実店舗とのバランスを取りながらの関係がちょうどいいし、心地いいです。
それが困難になってしまったので、この辺のバランスを試行錯誤しているところです。
脇役とか背景とかの存在を忘れないように。
　
あくまでも個人的な感覚ですが、、、
実店舗は、抽象的。ぼんやり。
オンラインショップは、具象的。明確。
という感じ。

これを互いに補い合ってやっていたのが これまでの自分の店だとしたら、
これから通販がメインになっていくとなると明確な部分ばかりになってしまうと想像していて、
正直これがちょっと恥ずかしい。見えすぎちゃう。
　
なので、実店舗が持つこのぼんやり感をオンラインの中にどう取り入れていくのか、
というのが今後の課題になりそうです。少しずつ形にできるようがんばります。
　
実店舗を開けられないので、たぶん通販の更新頻度が高くなると思います。
が、実店舗で日々やっていたことが、ただただインターネット上に
明確になって可視化されるだけなので、気軽に見て頂けたらうれしいです。
　
あと、みんな大変な時期なので ただただ楽しんで頂けるものになるといいな、と思ってます。
　
https://rusuban.ocnk.net/

新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、4月中は実店舗を休業いたします。

新型コロナウイルスの影響で、実店舗は４月5日まで臨時休業ということにしていましたが
一週間前より感染拡大しているため、引き続き、4月いっぱいお休みすることにしました。

その先は、未定です。

なお、通販サイトはいつも通り営業していますので
お時間のある時にでもご覧頂けたらうれしいです。
今週から更新をどんどんしていこうと思います。

◎通販サイト　※クレジットカードが使えるようになりました
https://rusuban.ocnk.net/

これを機に、通販だけでなく他にできることを考えていこうと思います。
なかなか思いつきませんが、、、。
ま、仕事に限らず、たのしいことを考えていけるといいな、と思ってます。

メインの通販サイトでも、クレジットカードが使えるようになりました。

いまさらですが、メインの通販サイトでも、クレジットカードが使えるようになりました。
　
◎通販サイト
https://rusuban.ocnk.net

　
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導入までの手続きがややこしかったり
古本の場合、在庫の有無のことを考えると
問題が発生しそうなので 今まで敬遠してました
が、案外簡単なことで解決しました。
　
古本の通販をスタートするにあたり、振り込みだけだと
外出の機会を増やしてしまうのも申し訳ないなあ、
と思っていたので、よかったよかった。
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ちなみに、、、、
　
◎杉本さなえ作品集・特設サイト
https://www.closeyourears.com/

と
　
◎自社出版本のサイト
http://www.ehonyarusuban.com/c-item-list

　
では、元々カード利用可能です。
ではでは、どうぞよろしくお願いします。