瞑想と精神世界

瞑想や精神世界を中心とする覚書

本の読み方を変えた

2007年04月02日 | 読書日誌
最近、本の読み方を変えた。これまでは、一つの本を最初から最後まできっちり読んでいた。そして再読することはほとんどなかった。

最近は、まず目次を何回か読み、次は、本をぺらぺらめくりながら章・節の見出しや小見出しに目を通し、その中で特に興味をもったところは文字を追って読み、次はざっと読み、最後は、読む必要があるところは、すべてしっかり読む。ざっとこんな感じだ。

もちろん小説では、こうした読み方はしない。分厚い学術的な本では、まだこうした読み方はしていない。しかし、ハウツーものや自己啓発書、新書版の薄い本では、こうした読み方がかなり有効であることが分かった。

まず見出しを中心にざっと何回か読むことで、その本のおおよその主張や全体的な構成が分かる。全体像がほとんど分からないところで一ページずつ読むよりも、全体像をある程度得たうえで細部に入っていった方が理解しやすい。

何回か繰りかえし読むことで必要部分は記憶に残りやすい。全体像が徐々に明確になると同時に記憶も定着がすすむ。

また、本の見取り図が分かっているので自分にとって重要なところとそうでないところが分かり、重要な部分を重点的に読むことができる。ざっとこんなところか。

以前は、飛ばし読みすることにすごく抵抗感があったが、今は、また何回か繰り返し読むのだから、必要があればまた後で読むのだから、ということで、気にせずに読める。

今日も、軽い自己啓発書を電車の中で一冊目を通した。その後、もう一度読み返したことで、もう充分だと感じた。この著者の本は何冊か読んでいるので、ざっと目を通せばどこを読めばよいかは分かるのだ。一冊完全に読んだという感じだ。

最近、能力開発や自己啓発の本を読むことが多いのだが、自分のためというより、集会での講話のネタ探しという面が多い。今日も使えそうなエピソードをいくつか拾えた。また、生徒にとっても有効そうだ、刺激になりそうだ、ちょっと実践して見たら、という方法をこうした本から探して、紹介したいという意図もある。


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