むじな@金沢よろず批評ブログ

台湾、国際情勢、アニメなどについて批評

ダンタリアンOPのラテン語ついでに、岩波文庫版「黄金のロバ」ゲット!

2011-10-03 16:59:33 | 世界の民族・言語問題
「ダンタリアンの書架」を見ていて、OPがラテン語なのがすぐにわかったが、そういえば最近のアニメに出てくる欧州語にはなぜかやたらとラテン語が目立つな。
「とある魔術の禁書目録」でもラテン語が多用されて、しかも監修が「アテネフランセ」というクレジットがついていたし、「まどマギ」の題名もラテン語だったし、ちょっとしたラテン語ブームのようだが、昨年あたりからラテン語がマイブーム。
ラテン語は実は小学生のときに天体観測にはまったときから齧っては忘れるの繰り返しだったが、昨年クロアチア、ハンガリーを回った際にも碑文でラテン語が使われていたこともあって、またまた齧っているわけだ。とはいえ、変化を覚えるのが面倒なので読みこなす段階ではないので、もっぱらローマ古典文学の和訳を読んでいるのだが、前々から気になっていたのがアプレイユスの「黄金のロバ」。これ実は1990年代には普通に岩波文庫で出ていたのだが、長らく絶版になっている。アマゾンの古本では絶版だと見込んで2000円近くの値が張られている。もしかして近く再版されるとあほらしいので、アマゾンでの購入はためらっていたが、今回神保町の古本屋で上下セットで1000円で美本が売られているので、即効でゲット。ラッキーだった。
これで内容理解が深まる。これまではペンギンブックスとローブの英訳で読んでいたのだが、こういった西欧、しかも古典の小説となると、どうも英語で読んでもピンとこない。所作を思い描いて読めないのだ。安い中国語訳があればそっちを読むのだが、出ていないようだから、やはりこうした小説となると、日本語で読むに如くはない。
原発事故以降、東京を腐すことが多かったけど、こういうものはやっぱり東京じゃないと手に入りにくい。

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