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古き佳き青春の歌謡曲12:寒い朝

2009年08月26日 | 歌謡曲
 「寒い朝」は1962年5月にビクターレコードから発売された吉永小百合のデビューシングル。20万枚を売り上げた。石坂洋次郎原作「寒い朝」の映画化作品「赤い蕾と白い花」の主題歌。
 この曲はいわゆる「青春歌謡」と呼ばれた時代の曲で、アイドルと言う言葉がまだ存在しない時代。今で言うアイドルよりも遙かに手の届かない”スター”であり、本当の意味で「アイドル=偶像」であった吉永小百合・・・。この曲はその清らかな吉永小百合のイメージ沿って制作されたものだと思う。


 私のこの歌の思い出は、大学時代ワンダーフォーゲル部のスキー合宿の時。
合宿の朝は早く起きて炊事当番、氷のように冷たい水で朝食の準備をし、
その合間に囲炉裏に手をかざしながら、みんなでこの「寒い朝」を歌った。
 後年「寒い朝」を耳にすると、かならず合宿のシーンを思い出すのである。


吉永小百合 映画「赤い蕾と白い花」の映像シーン。
吉永小百合 映画「いつでも夢を」の挿入歌、映像シーン。
カラオケバージョン マヒナスターズの伴奏、吉永小百合のかわいい映像つき。



      寒い朝

  作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正

 1 北風吹きぬく寒い朝も
   心ひとつで暖かくなる
   清らかに咲いた可憐な花を
   緑の髪にかざして今日も ああ
   北風の中に聞こうよ 春を
   北風の中に聞こうよ 春を

 2 北風吹きぬく寒い朝も
   若い小鳥は飛び立つ空へ
   幸福(しあわせ)求めて摘みゆくバラの
   さす刺(とげ)いまは忘れて強く ああ
   北風の中に待とうよ 春を
   北風の中に待とうよ 春を

 3 北風吹きぬく寒い朝も
   野越え山越え 来る来る春は
   いじけていないで 手に手をとって
   望みに胸を元気に張って ああ
   北風の中に呼ぼうよ 春を
   北風の中に呼ぼうよ 春を





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