モーツァルト@宇奈月

湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月
scince2010年秋。毎年9月に音楽祭を開催しております。

モーツァルトクーゲル

2015年10月27日 | 日記
モーツァルトクーゲルというお菓子は、不思議なことにドイツ土産。オーストリアでなく、何でドイツなんだろう。確かに、アマデウスはミュンヘンにもゆかりがあります。
モーツァルトクーゲルというお菓子は、ザルツブルクのパウル・フュルストが1890年に考案したチョコレートボンボンです。包み紙に、アマデウスがあしらわれています。オリジナルは、今も作られていてフュルスト社が製造販売しています。これは、ザルツブルク市内に店舗がいくつかあり、当時の製法で作られているそうです。少し苦味のあるチョコレートが特徴だそうです。
ところが、この会社、商標権をもっていないために、模倣品がたくさん出ています。中でも有名なのは、ミラベル城で有名なミラベルの名前を使ったザルツブルクの会社のものと、ミュンヘンの(ああ、やっぱり)レーバー社です。今では生産量でいうとレーバー社の方が多いらしいですね。

形に違いがあります。ミラベルのものはオリジナルと同様球形のお菓子。一方、レーバーは、裏が平らになっています。商標をめぐって争いがあって、こういうことで落ち着いている様子。
食べてみると、なるほど、チョコ好き、酒好きな風土が偲ばれます。

銀行のロビーで

2015年10月10日 | 音楽祭について
北陸銀行宇奈月支店さんと、富山第一銀行宇奈月支店さんの店内には、音楽祭の約1カ月前くらいからこれまでの音楽祭の写真展示を行ってきました。
ふりかえると様々な風景がありました。最初は、まちかどやロビーで音楽の演奏をするだけで心が動きましたが、その中に、演奏者や足を止めて聞き入るみなさん、その環境を整えるために力を尽くしてくださるみんさんの表情が映し込まれて、いよいよ音楽祭の音楽風景に深まりを与えてくれます。
画像は北陸銀行宇奈月支店での演奏です。
右側に写真展示があります。これまでと、いま、これからを感じさせる演奏会場になりました。

延対寺荘さんは黒部川の光を感じる場所

2015年10月05日 | 音楽祭について
延対寺荘さんは、通りに面した小さな入り口を抜けると、黒部川に面した大きなエントランスホールが広がります。この場所はまるでコンサート会場みたいだなと音楽祭を始める時に気付きました。食事を提供する場所なんですが、川を望んで、光をいっぱいに受ける、音楽風景にふさわしい場所と感じました。
その予想は見事に当たって、夜のコンサートは実に華やかでしっとりと彩りに満ちたものになりました。
昼の光もいいのです。全体に、柔らかでなおかつ繊細な光が降り注ぐ空間です。



延対寺荘さんに、もうひとつ生まれたのが、小さな、やさしく明るい食卓を思わせるような場所です。黒部川にぽっかり浮かんだような素敵な場所です。
ここで、また、どんな音楽風景が生まれていくのでしょう。



街なかの中心地、宇奈月グランドホテルさんのロビー

2015年10月04日 | 音楽祭について
広いエントランスロビーをもつ宇奈月グランドホテルさんは、今回、多彩な演奏会が行われました。たくさんの人数でも、デュオでも、どちらもふんいきをもつ作り出すこのロビーには、実はピアノを持ち込んでいました。
第4回まで使っていた街なかの演奏会場いっぷく処のが現在新しい施設を建設中で使えないことから、こちらにピアノをおかせていただき、街なかの中心として使わせていただいたわけです。
フロアに小さな段差があって、どこでもミニステージに見えます。ロビーのソファにゆったり座りながら、演奏を楽しめる空間になりました。



延楽さんのロビーは独特の時代感が

2015年10月03日 | 音楽祭について
延楽さんのロビーは、老舗旅館の雰囲気が漂う甲冑や武具などの伝統を感じさせる展示が印象的な場所です。コンサートなどには少し使いにくいのかなと思っていたのですが、最初にここでコンサートを行った時に、この武具などの展示を背景にされ、独特の雰囲気を作っていただきました。考えてみると、アマデウスの時代の日本はそんな時代なんですね。
この日は、バイオリンを担いだ女の子が憧れの気持ちを湧き立たせながら演奏を聴いていました。時を超えて、世代を超えてつながるものを見せてもらいました。


通りががりのロビーコンサート、ホテル渓仙

2015年10月02日 | 音楽祭について
ロビーコンサートの様子が通りから見えるのは、ここだけかも知れませんね。ホテル渓仙です。
通りかかった人からはこんな風に見えていました。
学校の先生なんかの厚生施設なのでそれほど大きなロビーではありませんが、間近に音楽を楽しむには雰囲気があります。
通りがかりに音楽を聞きつけて中を覗いてみるってこともあったら、行きずりのコンサート、通りがかりの音楽祭と呼んだ人もある、特徴が出てきそうです。