モーツァルト@宇奈月

湯の街ふれあい音楽祭 モーツァルト@宇奈月
scince2010年秋。毎年9月に音楽祭を開催しております。

サン柳亭

2010年08月31日 | 音楽祭について
演奏場所を紹介します。
宇奈月温泉街では、想影橋をわたった向こう側にも温泉旅館があります。
サン柳亭は、黒部川右岸の崖から張り出したように建てられ、宇奈月温泉街やスキー場、宇奈月谷などを一望する場所にあります。

背景は、色を付けなかったので、季節に合わせて塗り絵してください。
youtubeで公開中の「モーツァルト@宇奈月」のPVのうち、宇奈月温泉を見下ろす平和の像を背景にした画像や、想影橋を上部から撮影したのは、このサン柳亭の屋上からです。また、最後の宴会場大広間の演奏風景も、このサン柳亭で行いました。
音楽祭では、20日(月・祝)に演奏を予定しています。
黒部川の色合いに気付いた人がいたらさすがです。ちょっと雪解け水を感じさせる「笹濁り」にしています。

宇奈月ニューオータニホテル

2010年08月31日 | 音楽祭について
演奏場所の紹介です。
宇奈月ニューオータニホテルです。
画像を紹介する方法もあるんですが、音楽祭の目玉でもあるホテルや旅館のロビーコンサート。雰囲気を少し変えてイラストで紹介することにしました。アマデウナヅキくんの制作者、本丸さんをそそのかしました。
急いで描いたってことで、いろいろご容赦をというのが本人の弁です。

宇奈月温泉街のある宇奈月平は、黒部川にせり出した台地の上にあります。対岸の黒部川右岸側から見ると、こんな風に崖にせり出したように見えるんですね。このあたりもヨーロッパのリゾートみたいで素敵です。おかげで、ホテルでは、川にせり出した露天風呂を楽しんでもらえます。もちろん、宇奈月ニューオータニホテルにも露天風呂がありますよ。本格的なリゾートが楽しめる場所です。
山彦遊歩道から見るホテルの姿もけっこう素敵です。
ニューオータニホテルでは以前から「ワンコインチャリティコンサート」を開催してきました。500円で楽しめるロビーコンサートで、収益はチャリティとして慈善団体に寄付されています。いろいろなジャンルの音楽が演奏されていますが、今回の音楽祭の発想も、この「ワンコインチャリティコンサート」の影響を受けています。
音楽祭期間中にも、ワンコインチャリティコンサートが予定されています。
くわしくは、ワンコインチャリティコンサートのページをご覧ください。
9月20日(月・祝)は、二期会の三林輝夫先生の「モーツァルトオペラ劇場」が開催されます。限定80席。これは有料イベント(1、000円)のため、ぜひお早めにご手配ください。
大きな窓に広がる黒部峡谷の風景に、音楽の響きが広がっていきます。

これは、PVの撮影をした場所ですが、実はニューオータニの玄関ポーチ。編集の際に、結局使わなかったカットです。標高が書かれています。
宇奈月温泉は風景の割に標高は高くありません。ずっと奥に行っても案外低いんですね。つまり、それだけ谷が深いということ。

セレネ

2010年08月31日 | 出演者
演奏場所を紹介します。
宇奈月国際会館、通称「セレネ」です。
詳しい説明は、宇奈月国際会館「セレネ」のサイトでご覧ください。
セレネホールは会議場としてもコンサートホールとしても使える700席の会場です。もちろん、今回の演奏場所のひとつです。他にも、小ホールやさまざまな用途に応じた会議室が用意されています。
セレネ美術館では、黒部峡谷の自然をテーマに、作品が展示されています。日本画が多いのですが、日本画ってこんな表現が可能なのかと思えるほどの作品に圧倒されますね。黒部ダム、十字峡など日本を代表する作家の目を通して表現された黒部の凄みは、ここだけのものです。
カフェも気持ちのいい場所ですね。どういうわけかいつ訪ねてもやさしい時間が流れています。風も光もとてもやさしい場所です。
消しゴムはんこや切り絵などのワークショップも開催されていたりしますので、温泉街歩きの立寄にはかっこうの場所です。
建物もけっこうかわっています。限られたスペースの中で、しかも、周囲の自然に合うように設計されたということです。

黒部峡谷鉄道側から撮ってみました。後ろに見えるのが宇奈月温泉スキー場です。上山リフトの架線が見えますね。このリフト、昨シーズンは無料でした。気軽にスキー場まで上ってスノーランドを楽しめたんですよ。スノーシューのお客さんもたくさんいましたね。
建物の丸いイメージは、セレネ=月の女神を意識しているのかもしれません。
そうそう、宇奈月って地名は実は当て字なんです。元々は、ウナズキってカタカナしかなかったんですが、開発者たちが、この土地に合った漢字を付けようと、宇治の「宇」、奈良の「奈」、そして、その古都両方に合う、黒部峡谷でもとても印象的な「月」を添えたとの話があります。都市伝説かも知れませんが(笑)
でも、月はたしかにいいですね。黒い山、ダイヤモンドのように時々に小さな光を瞬かせる黒部川、蒼黒い空、そこに白い月が浮かぶ。宇奈月温泉の夜のイメージです。
どこでも、モーツァルトに似合いそうですね。
階段の柔らかな曲線が音符のようにも見えます。自然の造形に直線はないんだって誰かが言っていました。

ここはオープンカフェです。ここの風は気持ちが良さそうだなあ。

ちゃんとした案内は、セレネのホームページを見てくださいね。そういうところに出てこないのを案内しています。それと、写真は、トイカメラ風に加工しています。ちょっと古くさく安っぽくしているので、きれいなのはまたご自分の目で確かめてくださいね。

中に、こんなものもありました。古い学校の机といすです。廃校になったところから譲ってもらったそうです。いくつもあるんですよ。こういうものがひとつひとつやさしい光と風を作っているんですね。座ってみたいな。懐かしいのは、50歳以上の人だと思いますが、みんながそういう気持ちになるのはどうしてでしょうね。

丸いもの見つけました。小さな月みたいです。
階段にありました。これもとてもやさしい光です。
この空間にモーツァルトが響くと、どんな風景になるんだろう。
楽しみですね。

演奏場所など

2010年08月31日 | 音楽祭について
演奏場所などのご案内をします。
8月29日までにまとめられたプログラムでは、演奏予定場所は17カ所に増えています。(なかには、モーツァルトのCDをかけるだけというところもありますが)
宇奈月温泉のほんとうにいろいろな場所で演奏されるモーツァルト楽しみですね。
どんな1日になるのか、今からわくわくします。

宇奈月温泉のお湯

2010年08月30日 | 日記
周辺情報です。
宇奈月温泉のお湯は「つべつべ」のお湯です。普通の温泉のイメージとは少し違うものすごく透明度の高いきれいなお湯です。でも、これがなかなかのお湯。特に今年のような暑い夏には湯上がりのさっぱりしたつるつる、すべすべ感がよくわかります。
実は、このお湯、ずっと上流から引湯しているんです。
元々、上流には、川原からお湯が出るところがたくさんあることは知られていて、江戸時代の文書にも、鐘釣だとか、黒薙のような場所が紹介されています。フォッサマグナの西端、飛騨山脈はまだまだ元気に動いているので、どこでも温泉というのは当たり前かも知れません。黒薙では、100度近いお湯が噴出していてこのお湯を宇奈月温泉に引いているんです。
今は安定して60度くらいのお湯が宇奈月温泉までやってきていますが、この引湯が大変でした。
黒部峡谷の開発は、豊富な水を使った電源開発から始まりましたが、同時にたくさんの人をこの峡谷に招き入れる観光開発も進められていました。黒薙までお客さんを運べればいいのですが、大変険しい場所にあり、たくさんの方を運ぶには限界があります。
そこで目をつけたのは、当時桃が咲き乱れることから桃原と呼ばれていたウナズキ平です。
さまざまな知恵を凝らしてようやくここまでお湯を引き入れることに成功しました。
このきれいなお湯はちょっとだけ旅をしてきているんです。それでも、十分な温かさ。きれいなお湯は、もしかしたら黒部の清流と関係あるのかもしれませんね。
ぜいたくに、駅前では噴水になって吹き出しています。
黒部峡谷宇奈月温泉公式サイトの記事です。



黒部川で釣り

2010年08月30日 | 日記
周辺情報などを少し。
黒部川は有名な清流と峡谷の川。
黒部川上流、源流部に生息するイワナはおそらく日本最高所に生息するイワナと言われています。
黒部の激流に生息するため、ひれが大きく、頭は小さく、花崗岩質の白っぽい岩に合わせてやや白みがかったイワナです。独特の風貌があるんですよ。
でも、そんなに上流に行かなくても、宇奈月温泉あたりでもよく釣れますし、さらに下流部でも驚くべきことに水温の低さと清冽さのせいでしょうか、ほぼ河口部までイワナやヤマメ、もちろん、鮎なども生息し、釣れるんですね。
来年からは、最近では幻の魚とまで言われているサクラマスの遊漁も始まります。サクラマスはヤマメが海に下って大きくなって母川に帰ってきたもので、富山県では古くからサクラマスを使って鱒ずしを作ってきました。最近ではすっかり個体数も減ったとのことでしたが、内水面漁協の努力で資源量も増えてきたようです。宇奈月温泉まで上ってくることもあるんですよ。
9月いっぱいはまだ渓流釣りが可能な期間です。
宇奈月温泉街の眼下に流れる黒部川でぜひ釣りをしてみてください。
「宇奈月 釣り」で検索したらこういう本がヒットしました。
子どもたちと釣りをして遊んでいた先生の本らしいですね。
宇奈月小学校フライ教室日記―先生、釣りに行きませんか。
本村 雅宏
フライの雑誌社

フライの雑誌のウェブサイトに詳しい説明がありました。

滝沢卓さんの出演場所追加

2010年08月30日 | 出演者
出演者情報の変更です。
滝沢卓さんの演奏会場を黒部峡谷鉄道宇奈月駅近くの黒部川電気記念館と紹介していましたが、宇奈月グランドホテルもあります。
ホテルロビーコンサートです。
それもいいなあ。
で、整理しましょう。
滝沢卓さんの出演は、9月20日(月・祝)
15:00~16:00
黒部川電気記念館トロッコ電車周辺。雨の場合はいっぷく処。
20:00~21:00
宇奈月グランドホテルロビーです!
2回演奏があります。

トークセッション

2010年08月30日 | 関連イベント
関連イベントのご案内です。
モーツァルト米、モーツァルトビール、モーツァルトタオルを楽しめるイベントが行われます。
場所は、いっぷく処。
9月19日(日)トークセッションが行われます。
モーツァルトの音楽の不思議さ、神秘性に迫りながら、モーツァルトの魅力を解き明かそうというものですが、それほど堅苦しいものではなく、モーツァルト米のおむすびを食べ、地ビール・モーツァルトを傾けながらの楽しく、美味しいトークセッションです。
トークの参加者は、富山短期大学教授、ピアニストの武藤憲夫先生。モーツァルト米や地ビールモーツァルトにに聞かせた音楽の選曲、監修を行っていただいています。
それから、モーツァルト米の生産者、松島一郎さん。
ビールの方は、大橋聡司さん。宇奈月麦酒館の社長さんです。
そして、黒部市民病院神経内科部長にして、自らピアノを奏で、モーツァルトの大ファンだという新井裕一先生。
MCは、ラジオミューのパーソナリティなどで活躍されるフリーアナウンサーの野畑真須美さんです。
いっしょに、宇奈月商工会青年部のみなさんが、「ミニカフェモーツァルト」を開店します。ここで、ビールもおむすびも提供される予定です。
むろん、足湯もそのまま。タオルも使えますね。
この日、この場所だけの贅沢を味わってください。

いっぷく処

2010年08月30日 | 音楽祭について
演奏場所のご案内です。
宇奈月温泉の2番目の足湯は、屋内にできました。いっぷく処という、踏切から変形三叉路に入ったすぐそこの場所です。三角コーナーとでもいえばいいのかな。元は、おみやげ物屋さんだった場所です。ここはイベントの基地みたいにもなっていまして、スノーバーなどもここの前でやっています。
こういうのも見つけました。

電動自転車です。風を感じながら宇奈月温泉を味わうにはかっこうの乗り物ですね。
実は、ほかにもすごいのがあります。
ちょうど、この日は出払っていましたが、何と電気自動車を貸し出しています。オープンカーの、正真正銘の電気自動車。EVですね。くわしくは、黒部・宇奈月温泉観光協会のページでご覧ください。これで、とちの湯あたりまでひとっ走りする人もたくさんいます。

これが屋内の足湯です。混浴です(笑)
風通しがいいので、さわやかにゆっくりすごすことができます。
タオルがない人は、おむかいのお菓子屋さんの転倒にタオル売っていました。

ここだけの話ですが、現在音楽祭のノベルティを制作しているんですが、タオルにしようと考えています。モーツァルト・タオルです。何でもモーツァルトを付ければいいと思っているわけではなく、ちゃんとそれらしさを演出していますので、できあがったらお知らせします。

宇奈月の子どもたちがPETボトルなどを使って作ったトロッコ電車の看板がありました。

お花も気遣いが目に見えるように美しく咲いています。
実は、このいっぷく処の演奏会場は、ちょっと秘密があります。
その話題は、次のエントリーで。

モーツァルト米成育中!

2010年08月30日 | 関連イベント
モーツァルトの曲を聞かせて栽培した「モーツァルト米」は市内の松島一郎さん方の田んぼで稲穂が垂れはじめました。この米は苗の時期に20日間ハウスの中で毎日10時間厳選したモーツァルトの曲を聞いて育ちました。記録的な猛暑にも負けず、すくすく育っています。


2006年から「モーツァルト米」に取り組んでいる松島さんによると、今年は例年より少し早く収穫出来るそうです。音楽祭当日の19日には美味しいおむすびになって登場する予定。

デザイン変更しました

2010年08月30日 | 日記
ブログのデザインを変更しました。
このデザインは、どうもオープニングで音楽が出るようですね。
すみません。
職場なんかでそっと見るときに驚いたりしますよね。
で、ちょっと変更しました。
楽譜が飛んでいて美しいデザインだったんですけれど。

黒部峡谷鉄道宇奈月駅

2010年08月30日 | 音楽祭について
演奏場所を紹介します。
黒部峡谷鉄道宇奈月駅です。
宇奈月温泉の玄関口、富山地方鉄道の方は、宇奈月温泉駅。「トロッコ電車」の愛称で知られる黒部峡谷鉄道は、「宇奈月駅」です。
1年中たくさんの人が訪れるこの場所は、宇奈月温泉の中でも最も賑わいのある場所です。
ここでも演奏が行われます。
youtubeのPVでも、この宇奈月駅のホームが出てきます。撮影の時には、コンコースでも演奏したんですよ。
黒部峡谷鉄道では、最近、こういうお猿のマスコットキャラクターを使っています。かわいいですね。

こんなものもありますよ。

駅から黒部川をはさんで、弥太蔵谷が見えます。この谷には、黒部川流域で最初に作られた発電用堰堤があります。
最近では、キャニオニングというネイチャーアクティビティにも使われているようです。ときどき、ウェットスーツとライフベスト、それに、たくさんのロープをもった人が入って行かれるのを見かけます。こういう画像を見つけました。youtubeにリンクします。黒部キャニオニング

黒部にはいろいろな表情がいっぱいです。
音楽祭でまた新しい表情が生まれればいいですね。

足湯おもかげ

2010年08月29日 | 音楽祭について
演奏場所の紹介です。
宇奈月温泉街には足湯が3カ所あります。一番最初に出来たのが、想影橋の近く、宇奈月公園に臨した「足湯おもかげ」です。宇奈月温泉のお湯を感じてもらうには絶好の場所ということですぐに大人気のスポットになりました。
ここでも、演奏を行います。
すでに、ご覧になった方も多いと想いますが、音楽祭のPVがyoutubeで流れています。「モーツァルト 宇奈月」で検索していただければすぐにヒットします。その中にも登場します。なかなか、おもしろい映像になっています。

この日は、足湯でゆっくりと本を読んでいる人がいました。

ずっと向こう側から歩いてくる手をつないだカップルも、この足湯に入られました。
風が渡り、湯のぬくもりとゆったりとした時間の流れを感じる宇奈月温泉のご自慢のスポットです。

モーツァルトビール

2010年08月29日 | 関連イベント
8月27日付け北日本新聞で、宇奈月麦酒館が醸造する「モーツァルトビール」が紹介されました。
富山短大教授の武藤憲夫先生が選曲したモーツァルトの楽曲を聴かせながら発酵させるビールです。
モーツァルトの音楽に含まれる高周波とゆらぎの要素が酵母によくはたらくのだそうで、9月上旬にはできあがるとのこと。
もちろん、この音楽祭で召し上がっていただけるよう準備中です。
お楽しみがぞくぞく増えています。

この画像は、「十字峡」、ケルシュという種類のビールです。
ちょっと飲んでから撮影しました。