星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

真田十勇士(4)大阪公演 前楽

2013-10-05 | 観劇メモ(演劇・ダンス系)
公演名  真田十勇士
劇場   梅田芸術劇場メインホール
観劇日  2013年10月5日(土)18:00
座席   6列

大阪へ入城した真田十勇士をお迎え観劇~!!
劇場の外で幸村さん(のポスター)とのツーショットを撮って
もらい、きげんよく入城、もとい、入場。
今回は角度的に遮るものがない、とても見やすい席だった。
まったくとりとめないけど、今日感じたことなど。

吠えておられました。幸村さま。
いや、唸っているんだか、うめいているんだか、もう判別不可能。
とにかく上川さんの太声ファンにはたまらない、一段と野太い声。
幸村バージョンの太声が聞けるのは、ついにあと1回きり。
今回の幸村さまには、SHIROHをほうふつとさせる台詞や体の動き
があったり、過去の舞台を思い出すシーンがあり、そのあたりも
数倍返しで楽しめてしまう。

東京、名古屋、大阪と1回ずつ見て、個人的には真田大助がすっ
かり幸村の息子になったように感じ、(親戚のおばちゃんのよう
に)うれしくなった。それは雰囲気だったり、ほんとうに何気な
いものだけれど。
前楽の渡部秀さん、突き抜けた感があり、すごくよかったと思う♪

家康さま、ほんとに不思議な存在感のひと。愛さえ感じる。
ただの敵役ではないから、見ているほうも困る(笑)。
里見浩太朗さんだから出せる味わいなのでしょうね。
魅力的なお方です。

カーテンコールでは笑顔だけじゃなく、何人もの出演者が神妙な
面持ちというか・・・泣いておられたような。

カーテンコールに並ぶ男前トリオ。(イケメンとは言わない。)
霧隠才蔵の葛山信吾さん、服部半蔵の山口馬木也さん、由利鎌之助
の松田賢二さん。三者三様にしぶさが光る。

ハナ、花風。まるで別人のように演じ分ける倉科カナさん。
花風のときはほんとにカッコイイ。
ハナさんの笑顔には私もほんわか~、あったかくなる。
そして、特にカーテンコールの笑顔は格別♪

明日もまいります。10月、大坂夏の陣
(※最初、秋の陣と書いていたけれど大楽で幸村さまが「今日までが
我々の夏の陣です」と言っていたので書き換えました。10月6日夜)





<ネタバレ×ネタバレ>
十勇士に関係ある通路の使い方は大阪バージョン?
前楽では後方席の人にうれしい演出になっていた。
11人が左の扉から入ってきて横通路に一列に並び、そのセンターで
幸村さまが檄を飛ばす。その後、幸村を先頭に全員が左側縦通路を通っ
て舞台へと駆け上がる。

十勇士が次々と倒れてゆく場面。
それぞれ最後に何かを言っている、らしい。(東京公演の初期にはな
かったそうだ。)
私が気づいたのは大阪が初めて。真田大助が「父上っ」と言ったのを
聞いたとき。その後、才蔵のシーンでは「殿!」と。

<自分メモ>
真田の「意地」を見せることを父から託された男。
自分で自分のことを「真田の次男坊」と言うときの言い方が印象的。
本来は信念であったはずの言葉が、こんどは幸村を苦しめている。
そして再び「意地」の回復。
この日の観劇は脳内に「意地」がこびりついていた。



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2 コメント

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素敵でした~! (かずりん)
2013-10-08 02:54:27
こんばんは!!
千秋楽も行かれたんですね?!
UP楽しみにして首を洗って・・
もとい・・長くして待ってます~!!
久しぶりに『上川さん』にどっぷり浸らせていただきました!!
この素敵な演目を『千秋楽』まで放置していたとは・・
よそごとにうつつを抜かしすぎました!(笑)
殿がひそひそと
『再演!』を呟かれるたびに・・・
「お願いしますっ!!」でしたよ~~~!!
かずりんさま♪ (ムンパリ)
2013-10-09 03:26:45
やっぱり千秋楽ねらって行かれてたのですね!(笑)
そうでしょ。どっぷりつかってしまう舞台、ほんとに素敵でした。
「御首ちょうだい」とか、一度倒れてよみがえるところとか、
最期の倒れ方とかSHIROHを思い出してしまいましたわ。
今回は特に声がすごかった~。
本当に再演が叶うといいのにね。
集音マイクを思い出しながら・・・パン、パンッと柏手!(笑)

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