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<おもなキャストについて>
今回は主な登場人物を演じる役者さんについてと、日替わりネタをメモしておこう。
野田秀樹さん
こういう役の時、野田さんは野田さんだから何とも言えない(笑)。
ただ、英の母親役で頭の健康状態がよくなくなってからの演技は好き。英と母親の
最後のやりとりは何度見ても好きなシーン。
松たか子さん
2時間もの間、あのテンションでよく続けられるなあ、と感心。パンフレットによ
れば、一線を越えてしまう英のことを<そういう人がいるんだ>と、その気になっ
て演じているとのこと。最後まで揺らぐことなく英は英、であるのはそんな決意か
らきてるんだ~。黒から赤に変わるあの衣装もお洒落に着こなし、殺陣も迫力ある
し、毎回、涙を出すのもスゴイ!
古田新太さん
いっしょに観劇した友人が「カッコよかったねー!!」とひと言。あれ? 新感線
でもカッコいいと私は思ってたけど・・・(笑)。
才谷っていう男はずーーっとお金を稼いではポケットにお金をしまっている。その
動きに注意して見ているとホントに楽しい。お金のことをここまで強調してるのに
全然イヤみがなく、ちゃめっ気があって、あったかいと思わせるのは、古田さんの
風貌からきているのかな。あの衣装も髪型もすごく似合ってると思う。
・・・たまらんっ、という台詞が、たまらんっ!
11日のマチネカーテンコールで、松さんと肩を組んではけていくところが同志、っ
てカンジがしてよかったなあ~。
<才谷の日替わりネタ>
●サイン 6日→フランシス・コッポラ。11日昼→リチャード・ギア。
●笑わせる場面 6日→ラジオ体操。11日昼→パルナス。
段田安則さん
やっぱり野田さんの作品によく似合うし、どっしりとした存在感があっていい。
あのちっこい目をして笑い始めたら、それが爆発への助走。って感じで、英を追い
込んでいく都司之助はすごい迫力。大阪で観るようになってから、いっそうコワく
感じられる。一方、才谷とのゾーリ売りのシーンで二人の決めポーズが決まった時
は本当に嬉しそうで、見ていてこっちも嬉しい♪
中村まことさん
またまた別の友人と「カッコイイよねー!!」と見解が一致。とにかく表情も動き
もスゴク豊か。聞太が英と二十年ぶりにご対面した時に見せる猫の動きがあるけど、
初めて見た時、私は心の中でガッツポーズをした。ひそかに似てると思ってた池乃
めだかさんの十八番とオンナジことをやったから。それともあれは猫のホテルでい
つもやってるのかな?
「志がっ・・・俺を捨てたの。理想がっ・・・俺を捨てたの」この台詞を言う時の
聞太が好き。死体の発見者になったり、才谷のダルマさんが転んだゲームの時に必
ず動いて指をさされたりとけっこう忙しそう。日替わりネタ、頑張ってくださーい。
<聞太の日替わりネタ>
6日→シブガキ隊のCDネタ。11日昼→JR大阪駅ネタ(詳細は千秋楽後に・・・)
美波さん
役の上では英の妹で、自分を犠牲にして生きていく人物なんだけど、私にはそうは
思えないほどとっても個性的に見える。声はよく通るし、一度見ただけで強烈に印
象に残る人だなあと思う。
宇梶剛士さん
大地主で大金持ちの役、体も大きい! 英の妹に対してヒドイことをしながらも、
逆に哀れな最期をとげるという人物を演じるのだけれど、体が大きい分、異様さが
増し、大きな男が小さな女性に対してする行動も目立つし、破滅的な最期もちょっ
とした見せ場になっていると思う。
明日は11日ソワレ、2階席から見た眺め等についてアップするつもり。
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数日前に「有頂天ホテル」を見たところだったのですが、
舞台で見る松さんの方が同性として好きです。
内に持っている強さに憧れます。
流れるなんてどころではなく
ぼとぼとと飛び散る涙が印象的でした。
エアーキャップの雪原に立つ姿もとても美しかった。
「メタル マクベス」チケット取れるのでしょうか・・・・
古田さんは、大きくて(身体のことじゃなく)、
かっこよかったでーす。
やっぱしリピートは叶わず、残念。
そういえば公演中にもかかわらず「メタルマクベス」の製作発表にもご本人出てたよね。共演者、脚本家、話題の作品だけにチケットまたまた大変そう・・・。