ごまめ~の~いちょかみ・Ⅱ

趣味(落語と本)の話と大好きなうどんを中心に、ごまめになってもいちょかみで幅広くお届け

一回こっくり~立川談四楼

2011-04-10 14:08:36 | 本の少し
一回こっくり
クリエーター情報なし
新潮社


第一章・弟
第二章・一年生
第三章・出た長男
第四章・独立
第五章・一回こっくり

この本の題になっている「一回こっくり」は、第五章で、談四楼さんが自ら創った
時を江戸においた、子供を亡くした夫婦の噺を速記本のごとく、そのまま載せている。
とするとそれまでの、第一~第四章は、長い、長いマクラ。

ご自分の弟を亡くしたことを、ずっと心の奥におき、ご自分を責めていた談四楼さん。
自ら、吹っ切れる為に書かれた噺か。

今、たくさんの名作と言われる落語のネタがあるが、一つ一つに実在したモデルが
居たりして・・・普段、気楽に楽しんでいるが、心底に人間の性があるだけに、
落語が今の時代にも活きづいているんでしょうな。

まあ、できれば、本で読むより、実際の高座で聴きたい噺ですな。
まさか、演じられたのは、初演の銀座落語会の時の「一回こっくり」ではないんでしょうな。

今回、市のインターネット予約を申しこんで近くの分室に届いた最初の本。
続いて、落語関係の本を中心に、活用しなければ・・。




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