おはようございます。
ご無沙汰しております。
こつこつ更新するとか、宣言しておきながら、このありさま。
さては学生生活で、もうつまづいているのでは?
皆さまにはそうご心配おかけしているのかもしれません。
ええ、そのとおりです。
ナタリーとの書類のやり取りに行き違いがあったみたいで、
ビザ取得の件もちっとも進展していないとわかり、ちょっとへこんでいます。
ところで最近、何かの検索にでもひっかかっているのか、
当へっぽこブログへの訪問者数が増えています。
ここが目的地であった方の割合は少ないとは思うものの、なんだか心が痛むので、
やっと重い腰を上げて、更新することにしました。
ケニアのお話をようやくお届けしようかな、と。
途中で中断するかもしれないので、さきにお謝りしておきます。
ごめんなさい、です。
実はお昼までに宿題をしなくてはいけないので、完全な現実逃避です。
先が思いやられます。
ケニアへの出発は深夜でした。
間際まで、忙しい友人はもとより、私もくだんの事情で立て込んでおり、旅の詳細は詰められませんでした。
友人に行きたいところをあげておいただけで、あとは彼女の手と知恵を借りて、現地で決めようかなあ、と。
シンガポールの空港から彼女に電話をかけ、そろそろ搭乗と連絡。
その時、彼女のフィールド見学の次に行きたかったマサイマラが、
2泊3日でUS$1,200という見積もりだと教えてもらいました。
「そんなに高いの~!?持ち合わせ、そんなにないよ~!!」と叫んだところで、つ~、つ~、つ~。
ケイタイのチャージが切れたようです。
そのまま出発しました。
フライトはエミレーツのドバイ乗継が一番ラクチンそうだったので、それに決定。
久々のエミレーツ。
一時期、イスラム圏にはまっていたときに利用していました。
日本からも深夜便を飛ばしているので、仕事が終わった後そのまま空港へ向かえるから無駄がない。
ドバイからの乗継も便利いいし、眠らない空港、眠らない免税店だからいつ着いても時間つぶしに困らない。
3連休でイスラム圏へ旅できたのはエミレーツのおかげ。
今はそんな無茶はしませんが、エミレーツに乗ると弾丸旅行が思い出されます。
シンガポールからの便は、コロンボ経由でした。
どおりでインド系のお客さんが多かったわけだ。
それを知らずにあやうく降りそうに。
となりのシンガポーリアンの女の子に、
「ドバイまでだったら降りなくていいみたいね」と言われて、はっ。
この経由便、いったん全乗客を降ろすってことをしなかったです。
そのかわり、棚に残った荷物をひとつ、ひとつ、持ち主確認するのです。
イマドキ、機内持込可のぎりぎりサイズのスーツケースをスペースの都合上、自分の座席から離れた棚に収納する方も多い。
持ち主確認は大変手間取っていました。
全員降ろしたほうが早かったんじゃないの?
ドバイは相変わらずバブリー。
なんたって、恒例になっている空港免税店の福引、賞品がこれですから。
そんなドバイを発って4時間ほど、アフリカの赤い大地が見えてきました。
これはエチオピア上空くらいかな。
もうすぐケニアです。
ケニアの空の玄関口、ナイロビ、ジョモケニヤッタ空港はこじんまりしていました。
大阪の伊丹空港より小さいような。
ナイロビはアフリカでは南アフリカのヨハネスブルクに次ぐ大都市だと思うので、これは意外。
空港でUS$からKSH(ケニアシリング)に両替。
1ケニアシリングはだいたい1円くらいなので、換算しやすいです。
実際には、0.8円だけど、日本で円から米ドルに替えて、それをここでケニアシリングに替えているので、
為替手数料が2回乗っかっていることを考えると、1円で考えていいかなあ、と。
そのとなりで、電話会社のものらしい窓口があり、SIMカードも買えました。
パスポートの提示もいらず。
SIMカードはksh50(約50円)。
安い!
チャージしたい金額を伝えてケイタイを渡すと、
窓口の女性がカードをセットしてチャージや時間の設定もすべてしてくれました。
SIMカードというのは、ケイタイに差し込んで使う、契約情報の入った小指の先ほどのカードです。
ここに、電話番号やメールアドレス、チャージ金額などが記録されます。
日本のケイタイは制限がかけられていてこのカードの差換えができないものがほとんどですが、
海外ではこれをを差換えるだけで、1台のケイタイが何カ国でも利用できます。
ただし、世界のケイタイの仕様はGSMとCDMAのふたつに大別されるので、ケイタイがどちらの仕様であるかにもよりますが。
私はGSM仕様の安いフィリピンのケイタイと、GSMとCDMAどちらもOKのスマホを持っているのですが、
ケニアでスマホは目立つと思い、盗難にあうことも考えて、安いケイタイを持ってきました。
空港から出ると、何台ものタクシーが。
友人が手配しておいてくれたタクシーを待ちます。
彼女がよく利用するという気のいいタクシードライバーさんは、ポールさんというお名前。
知り合いに、南米に出張で出かけて、空港で自分の迎えだと名乗るドライバーの車に乗って、
そのまま誘拐された、という貴重な体験をしたひとがいます。
ニセモノだったわけですね。
その点、ポールさんは生まれつき指が6本あるという事前情報をもらっているので、ニセモノにだまされることはありません。
ありがたいことです。
彼を探してうろうろしていると、ドライバーたちにたくさん声をかけられましたが、しつこくない。
同じアフリカ大陸でも、カイロやカサブランカのほうが、しつこくて面倒くさかった印象が。
意外にも紳士的かもよ、ケニア。
ポールさんに電話してみると、すぐ近くで待っていてくれていたようで、無事会えました。
かわいい6本目の指、間違いありません。
ケニアの赤い乾いた大地を縫って走るアスファルトの道を、
一路、友人宅のナイロビのベッドタウンでもある地方都市に向かいます。
舗装した道路は大統領官邸前とルート1くらい、というニジェールと違って、
ケニアの主要な幹線はアスファルトだとか。
さすが、アフリカの大国、ケニア。
楽しい旅行記ありがとうございます。
> ブログへの訪問者数が増えて・・・
・わかります。読んでて楽しいから。
・返信コメント要りませんので、宿題
がんばってください。いぐいぐ。
ありがとうございます!
現実逃避は段々エスカレートして、
金曜日の朝も、今朝も、
こちらに来てからずっと手を出していなかったのに、
ケーキなんか焼いてしまいましたよ。
これって、テスト前になると、
マンガが読みたくなる、
お利口ちゃんな読書もしたくなる、
ありえないことに部屋の掃除までしたくなる、
そういう過去の発作に似ています。
三つ子の魂百まで、なんですね。
…ということは?
私は自分の英語力UPについて、
もう結果を知ってしまったということでしょうか!?