ぼくは、何に絶望しているのだろう。
ぼくの中には、真っ暗い虚ろがあって
何かのはずみで、それがドクドクと鼓動をはじめる。
この世の中のうつろさは、あの日もう泣いた。
人の認知限界も、あの日もう泣いた。
ひとが生きること自体の価値だって、あの日もう泣いたのに、
それでもなお、何に怯えているのだろう。
3月11日という日に起きた、あの悲しみ。
それをどれだけ泣ききっても、いつかくるだろう戦争が
すべてのトラウマをリフレインさせてしまう。
あれよりひどい日が、もうすぐやってくる。
僕はもうそう思っている。
僕の絶望は、戦争が起こることではないらしい。
戦争が起きたときに、僕がこの世をまっとうに
好きでいられる自信がないのだ。
僕の絶望は、その日がやってくるときに、
僕が耐えきれる想像がつかないことなのだ。
物質の欠乏には、訓練が出来ている。
ものも、食も、少なくても悲しむことは、どんどん小さくできている。
でも、こころの欠乏が、
優しさの欠乏が、
余白の欠乏が、
そしてその分の憎しみの蔓延が、
どうしようもなく怖いのだ。
その日がきたらはじけるだろう、
憎しみの種たち、
わたしこそが正しいという暴力の種たち、
誰かをこらしめてやりたいという気持ちの種たち
そんなことが、この一見平和な毎日の中に
幾重にも見出されるときに、
いつかくるその日を、僕が越えていけることに
僕は絶望しているのだろう。
ああ、人をずっと好きでいられるだろうか。。。
ぼくの中には、真っ暗い虚ろがあって
何かのはずみで、それがドクドクと鼓動をはじめる。
この世の中のうつろさは、あの日もう泣いた。
人の認知限界も、あの日もう泣いた。
ひとが生きること自体の価値だって、あの日もう泣いたのに、
それでもなお、何に怯えているのだろう。
3月11日という日に起きた、あの悲しみ。
それをどれだけ泣ききっても、いつかくるだろう戦争が
すべてのトラウマをリフレインさせてしまう。
あれよりひどい日が、もうすぐやってくる。
僕はもうそう思っている。
僕の絶望は、戦争が起こることではないらしい。
戦争が起きたときに、僕がこの世をまっとうに
好きでいられる自信がないのだ。
僕の絶望は、その日がやってくるときに、
僕が耐えきれる想像がつかないことなのだ。
物質の欠乏には、訓練が出来ている。
ものも、食も、少なくても悲しむことは、どんどん小さくできている。
でも、こころの欠乏が、
優しさの欠乏が、
余白の欠乏が、
そしてその分の憎しみの蔓延が、
どうしようもなく怖いのだ。
その日がきたらはじけるだろう、
憎しみの種たち、
わたしこそが正しいという暴力の種たち、
誰かをこらしめてやりたいという気持ちの種たち
そんなことが、この一見平和な毎日の中に
幾重にも見出されるときに、
いつかくるその日を、僕が越えていけることに
僕は絶望しているのだろう。
ああ、人をずっと好きでいられるだろうか。。。