天然不純物の泉

自遊に生きる。
時悠に歌う。
地結に踊る。

水鏡不比人が思うこと

2006年04月27日 01時12分24秒 | 短言集 うた
素直ってきっと、「もと」なんて字が入っているけど
最初から与えられたものじゃない。

素直じゃない自分を
ずたずたに切り裂いて、
いろんなものを吸収するために、

魂をむき出しにして生きようとするものにだけ
育まれる、アビィリティと呼ぶべきものだと思うのだ。




足りんよ、しかし。

月の裏側

2006年04月19日 22時17分26秒 | Weblog
自分のためだけにしか進まない
秒針の腕時計抱えて

時を刻む音が
カチカチカチカチとますます冷たくなっていく。

誰かのために時間を使えたあの日々は
心臓の音が聞こえてたのに。


そんな僕だから

『永遠』はまるで月の裏側
きっとそこに存在するはずなのに、僕からは永遠に見えない

誰かの時間を
こんな僕が望んで良いわけがないのだろうね。


未来の宝箱

2006年04月09日 21時47分54秒 | 短言集 うた
一年後の自分の未来に
宝箱はありますか?


5年後のみらいになら見えそうですか?

それとももう、全部過去に置き去りになってますか?


昔話しか出来なくなったら
きっと時間に負けたことになる。


負けたくないよ・・

時間にもキョリにも
負けない特別性でありたい。



また、今年も花が散る。。


一過性の特別に、
再という名の縁を植えつけて



桜月夜に祈るようにないた

雨が地面に落ちぬよう
空を見上げて
一人東京。