ある３匹の竜の物語

３匹の竜がおりました。

彼らは非常に強く、世界を3つに分けて征服しました。

彼らは競って自らの力だけでなく、賢さを競いました。

世界から捧げものを効率的に収奪していくシステムはみるみる完成しました。

その結果全ての竜はぶくぶくに太り、飛ぶ力はもはやなく、

咆哮を発することも出来なくなったため、
世界から 食料が集まってくることを止める術もなくなり、
世界はついに干上がってしまいました。

彼らは間違いなく、世界の歴史の中で、もっとも強く、優秀な種族でした。

無形のものが、さきにいく

未来は、まだきていない世界のことだ。

現実の近くにありながら現実よりも柔らかい場所だ。

だからそこに一番最初にたどり着くのは、
身体という形あるものよりも先に、
心がたどり着く。


だから心が行きたくなる未来が、

僕らにはまず必要なのだ。

タイミング

行き違いじゃない

すれちがいでもない

ボタンの掛け違いでもない

タイミングが悪い訳でもない


ただ、

本当は思い合っているだけだよ。