20日19:00 :ヨシゾー家
- 風呂から上がったばかりで、パンツ一丁のヨシゾー家の玄関チャイムが突然鳴ったと思ったら、”なんていう格好してんの?”と言い残し、そのまま庭先でコマセを混ぜ始める奴がいた!
- コマセを混ぜ終わったら家に上がりこみ、おもむろにコーヒーを飲む奴がいた!
- 久々に会ったらむくんでいる。何故か2カ月で7kg?も膨れ上がったと言う奴がいた!
- ヨシゾーの耳にはタコができるくらい聞かされている、嫁の痩せた自慢に耳を傾け、嫁を喜ばせる奴がいた!
そんな奴と久しぶりに竿を並べたら、最後の最後に思いっきり助けられました(笑)
20日20:00 :集合場所の駐車場
今回は平成25年の最初の大会。
久しぶりに仲間達と会い、皆さんテンションあがりっぱなし。
去年バスに乗せてもらった優釣会のOさんも含め、4名のゲスト参加者を加えた21名で江差港を目指して出発です。
21日00:00 :江差漁港
バスの中は何時ものように遠足気分で盛り上がりますが、流石に23時前にはテンションダウンして少し静かに・・・・・・・・・。
そんなバスも日付が変わったころに江差港に到着し、皆さん戦闘服に着替えて各々の爆釣ポイントを目指しました!
21日01:00 :道の駅 もんじゅ崖下
去年の第1回例会は2匹、納竿会は幼児虐待クラスのハッチーが1匹、今年もほとんど魚らしい魚を釣っていないという日本海が大嫌いなヨシゾーは根魚狙いを回避して大判カレイを5枚揃えようと言う軟弱路線に変更。
しかも、下心丸出しのコマセ10kgによる「飴と鞭」作戦で、何とか5匹揃えようと言う魂胆です。
もんじゅ下には、ヨシゾーの父親と1歳違いですがメチャクチャ元気なSさん、会社の同僚の義父で、これまたヨシゾーの父親と同年代のKさん、そして奴とヨシゾーを含めた4名でバスを降りました。
Sさんはヨシゾー達とは降り口が違う何時もの場所へ!
残り3名は一緒に階段を下りて各々のポイントへ散り・・・・・・・・・・。
って、ヨシゾーとKさんは右奥のポイントが被っちゃって、ヨシゾーは左側の先端まで移動して戦闘開始っす。
21日02:00~ :もうグタグタっす
左側は前下がりの盤なので、多少波があがってきますがノープロブレムだろう?という、根拠の無い自信により、竿3本をセット?????
なんと、1本目はベールを返すのを忘れて仕掛けだけ飛んでいきました。
2本目はスナップが閉じていなかったのか?投げて糸ふけを取ろうとしたら、既に仕掛けが無くなっていました(笑)
3投目は糸ふけを取って置き竿に。
その間に、1本目に仕掛けを再セットして投げ終えてみたら、3本目の仕掛けが波に戻されて糸ふけしたようで、手前の岩に道糸が絡んでプチ!
なんだかんだで、3本投げ終えるまでに仕掛けを3個も失い、その後も波に仕掛けが戻され根がかりして仕掛けをロスすると言う事態がなかなか改善しないばかりか、絨毯爆撃状態でコマセを打ち込むも魚の当たりさえ無いので3:00過ぎには移動を決意。
岩陰になり少しは波やウネリがマシかな?って場所に移動しロウソクボッケ1匹を釣り上げるも、その後はコマセ網を突っつく小魚ばかりで、サンマもカツオもエビもイソメさえも食われもせずに戻ってきます・・・・・・・・。
明るくなってから、身長も重量も稼げないため邪道とされるマガレイを遠投で狙いましたが、入った場所の沖は砂地ではなく岩場の様で、あっという間に遠投仕掛けが2個を失いました。
なので、今度は遊歩道のすぐ脇にあるカレイ場へ移動して遠投を繰り返すも生体反応がありません・・・・・・・。
コマセで足元を探るも遠投同様に魚信無し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
おまけに、05スピン振出の1#、2#が遠投したとき?だと思うけど何故か固着。
トップガイドと#2のガイドが真逆の位置で固着してしまったため、#2先端固定ガイドを無理やり外して一直線にするために付け直す&無理やり固着を外そうという暴挙にでたが、あまりにも無理やりやったので右手小指の皮がむけて流血。
もう、自分でも呆れるくらいにグタグタでした。
釣れないし、トラブル続きなので写真も全く撮っていませんでした。
これが唯一の釣り場写真・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
何回も移動したため、この場所が何回目の移動だったか思い出せません(爆)
なので7:00までの釣果はローソクホッケ1匹!
タイムリミットまで、残り2時間!!
21日07:00~ : え!! これって奴の恩返し?
全く魚の気配すら感じられないヨシゾーの元へ、良型のクロソイを含め5匹が揃い、いままさにホッケがプチラッシュとなっている奴が偵察に来て、あまりにも貧果なヨシゾーを可哀想に思ったらしく、奴の場所でホッケを釣れと言う!
なんだか、数年前の逆パターン?
で、既にグタグタ過ぎて、全くやる気が無いヨシゾーはダメもとで奴の場所に移動した・・・・・。
残りのコマセとゴロをありったけ撒き散らし、数種類の餌を全て付けて待ち構えたがしばらくあたりが無い。
やはり、ヨシゾーは魚に嫌われているようだ。
既にどん底まで落ち切ったテンションが更に地球の裏側に届くくらいに急降下して、全く釣りをする気力?いえ、生命維持さへも問題となるくらい気力が無くなっちゃいました。
と、そんなグタグタで生命の危機に陥っているヨシゾーをあまりにも可哀想と思ったカレイちゃんが、自らヨシゾーの腕の中に飛び込んできたのは8時少し前だと思います・・・・・・。
正直、このころの記憶はあやふやです(爆)
突然竿先が刺さり、あわてて巻き上げた仕掛けには35cmほどのクロちゃんが甘えびをガップリ咥えて上がってきました。
お~~~!
現金なヨシゾーは、直ぐに生気を取り戻し、いきなりテンションが急上昇!
餌を全てクロちゃんが咥えた甘えびに変えて、何とか5匹を目指します。
すると、ホッケ・、クロと続き、あと1匹で泣く泣く5匹と言うところまで来ました。
しかし、後片付けやバス待ちの場所まで戻ることを考えて、9時納竿と決めましたが最後の1匹がなかなか釣れない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
時間と言うものは、こういう時に限って早く進むもので、あっという間に9時を迎えちゃいました。
最後の望みをかけて竿を放置したまま、道具を洗って戻って来たらサプライズ!
奴がヨシゾーの竿を上げており、その足元にはなんと5匹目のホッケが横たわっていたのです。
「アフロ作治が恩返し!」
「奇跡の1匹を釣り上げる!」
いや~、散々ヨシゾーに付いてきて「ごっちゃんです釣法」により、何度も良い思いをしてきた奴から、今度はヨシゾーが思いっきり助けられるとは夢にも思いませんでした(笑)
【21日11 :00~ :審査 】
ヨシゾーの釣果はどうでもよいものだったけど、何とか5匹釣ったおかげでアフロ作治の11位に次ぐ12位に収まる事が出来たのです(笑)
また、今回の上位入賞者のポイントは去年と大違いで、深場より平磯などの浅場から上位入賞者が多く出ました。
そして、驚いた事に日本海では珍しい50cm近いクロガシラも審査に提出されました。
地元の人の話だと、山は2週間ほど遅く、海水温も2~3℃低いので、まだまだ本格的なシーズンには1~2週間ほどかかるだろうと言う事です。
これはヨシゾー達の釣果にも言える事で、ヨシゾーが釣れだしたのは気温が上がった8時過ぎで、餌は丸せいご16号がかろうじて隠れるほど小さく指でちぎった甘えびのみ。
サンマ、カツオ、イソメには全く反応なしです。
最後の最後にヨシゾーの隣で竿を出したKさんが釣ったクロの40UPも、甘えびを小さくちぎった餌に来ました!
しかし、この小指の先程の大きさでも、ホッケは丸のみせずに突っつくだけの事が多く、何度も餌だけ取られたことを考えると、この時期は少しでも水温が高くなる平磯の方がよいのかな?
って、毎回の事ですが魚の気持ちが知りたいっすね!!
鶴じゃないけど、奴も恩返しするんだ(笑)
今回は、アフロ作治にしばらく足を向けて寝られない例会となりました(爆)