◆PROVE◆

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大晦日ですね~

2004-12-31 | 日記
ついさっき雪が降り始めましたよー。寒いですね。
でも雪ってスキです。見ているだけでなんとなく楽しくなってきませんか?
大晦日に東京(私は埼玉ですが)で雪が降るのは20数年ぶりなのだとか。
……大晦日。
うーわー早い。1年ってあっという間です。それなりに密度の濃い1年で、「長い」と感じることもあったりしたはずですが、こうして12月31日になるとやっぱり「短い」気がしてしまいます。

そういえば一昨日のtacticsの記事ですが、あんな蓮水のすっ飛んだ一面が垣間見えすぎる文章を読んでくださった方が沢山いらしたようで……驚いています。嬉しいような、こっ恥ずかしいような;;
いえ、アクセスip数が過去最高を叩き出してたんですよ。いつの間にかトラックバックもいただいてましたし…
tactics、ものすごいオススメなんで興味のわいた方はぜひ見てみてくださいなvv

それでは皆様、よいお年をお迎えください☆

今週のtacticsー!!

2004-12-29 | 本・漫画・アニメ
こんにちは。
またしても書きます。アニメtacticsの感想ですよ。
はじめに忠告。…えーもう完全にハマりました。大好きです。…じゃなくて、今日は発言がぶっちぎりで腐女子になります。春勘推奨。

…なんのことだか分からないという方、分かってもそんなものは認めないという方は速やかに回れ右でお願いします。


いいですか……?

んじゃー行きませう。

…超!萌えましたっ!!!ディーン(タクアニメ製作会社サマ)よく頑張った!おねーさん嬉しいよっ(←蓮水さん既に壊れ気味)
えーと。前からこのアニメ狙ってるよとは思ってましたが、ついにこんなところまで!え?もうこの二人の関係オフィシャルてことでいいんですか?むしろそうとしかとれませんー。
だってラストの(春華に)添い寝な勘ちゃんとか、どーしろっていうんですか…萌vv
でもこの場面は先週から予告で見ていたのでなんてことはないんですよ(…いえ、めっちゃ楽しみにしてましたが)

だがしかし!
それだけじゃなかったのですよ全然!大サービス全開でしたよー。もう、前半(真ん中でCM挟む前のパート。Aパート?)だけで悶えまくりです。勘ちゃんは春華のこと心配して色っぽいし、なんか縛られてるし(ここは体勢とか作画微妙だったんですが、のけぞって髪の毛全部下に垂れてて…やっぱ可愛いよぅ)。
後半なんてもうっ……幸せすぎて震えました。
春華のピンチに勘ちゃん登場!お札で結界はどーなのよ、とか渡辺強すぎやしませんか、とかいう突っ込みを完全にどこかにふっ飛ばして見ました。
だって、お札結界のあとの倒れた勘ちゃんの着物の前はだけてんですよー!それを春華が抱きとめてるのー!うきゃー(壊)
んで春華の言葉に頬染める勘ちゃん。
極めつけは春華に泣きついて「ボクが守るから…!」な勘ちゃん。

――ごちそうさまでした。とてもとても幸せでした。
(こんなとっちらかった感想でスミマセン…!あとでこの記事消すかもしれませんね/苦笑;)

テンプレ冬仕様です☆

2004-12-26 | 日記
クリスマスも終わりましたので遅ればせながらテンプレートを雪模様のものに変えました。

さて。
昨日から実家に帰省しています。
ま、年末年始くらいはね。といっても近いんですが。
群馬から埼玉まで●時間。実家から大学通えるじゃんという声がどこからか…;

でもやっぱり埼玉のほうがちょっとばかし都会ですな。早速今日は古本屋と本屋をはしごしてきましたよ☆幸せvv


パソが共用なので更新がもしかしたら滞るかもしれませんが気長に見守ってくださいな。
ではでは。

スノウ・クライン 5 【戯言SS】

2004-12-24 | 創作
しんしん――、と雪の降る音が聞こえてきそうなほどの静寂が流れた。


「玖渚、帰ろうか」
「えっ、いいの?」
ぼくは席を立って、玖渚の手を引いた。

「ええっ、いっくん!?」
「おいおい、欠陥製品。なに勝手に――」

困惑した声が追ってきたが、気にならなかった。
「いーちゃん、このあとマンション来る?」
「……ああ。そうだな、たまには寄ろうかな」
「やたっ」
玖渚が手のひらを叩き合わせる。その顔は、やっぱり笑顔だ。

玖渚はあとわずかしか学校に通えないことが、入学するずっとずっと前から決まっていた。
一人で階段を昇れない。そういった上下運動ができない彼女だから。
この校舎は1年の教室は1階に、2年の教室は2階に。そういうふうにできている。
移動手段は階段以外に存在しないから。

だから、もう少しだけだ。
もう少しだけ、ぼくたちは高校生活を楽しんでいよう。自由に。

「友」
「うに?」
「好きだよ」


雪に降り込められた、この閉じた真っ白で無垢な世界で。
もう少しだけ。

                      CLOSED.

※ ※ ※ ※ ※ ※
<後記>はい。これで『スノウ・クライン』完結でございます。ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!多謝☆
えーっと。メリークリスマスイブですね…(なんだそれ)
皆様に幸せが訪れますように…☆

スノウ・クライン 4 【戯言SS】

2004-12-23 | 創作
「うわーあ! 本当だ、雪だあ!」
ぽつり、と漏らされた零崎の声に伊織ちゃんが迅速に反応した。
彼女はいつの間にか立って窓のところにいる。
「雪ですね、人識くん」
「ん――ああ」

二人が窓の外の話で盛り上がり始めたので(正確には伊織ちゃんが盛り上がっているとも言う)、ぼくと玖渚もそちらに注目を向ける。

「はわわわー、雪だねー、いーちゃん! 僕様ちゃん雪なんて久しぶりに見たよ」
それはあなたが引きこもってるからですよ玖渚さん。
「雪だよー、いーちゃん。雪、雪、雪ー」
うふふー、と玖渚が笑う。

無邪気な笑みがぼくに向けられる。

「雪は分かったから」
と、たしなめながらぼくも外を眺めた。

玖渚の笑みは、ぼくにはちょっとまぶしすぎて、直視するのが難しい。
視線を逸らした先には重たそうな雲から、白い欠片がはらはらと無数に落ちてきていた。

なんだか、まぶしい。

白色が発光するように、眼に灼きつく。

「いーちゃん?」
玖渚がそんなぼくの様子に気付いて、不安げに覗き込んできた。
「どうかしたの、いっくん」
「んあ?」
続けざまに伊織ちゃんと零崎もこちらを向いた。
「いや……なんでもないよ」

「うにー。本当に?」
「本当だから」
「ならいいけど」


※ ※ ※ ※ ※ ※
<後記>4話目をお届けします。
今日は天皇誕生日なんですね。このSSも明日で完結です。
では、5に続きます。よろしければ最後までお付き合いくださいませ。



スノウ・クライン 3 【戯言SS】

2004-12-22 | 創作
「かはっ、傑作だあな」
「何、零崎」
いきなり吹き出すように言葉を吐き出した彼に、のんびりと反応を返した。
「誰も勉強なんてしてないんだもんな。試験の時間までまだ一時間もあるのにさ」

期末試験の日程中に休んだりして試験を受けられなかった者たちへの救済措置というやつで、ぼくらはここに残されていた。救済というか、これを受けないと冬休みはやってこない。成績表も出ないし、ひいては卒業条件にも響くのだとか。


「うーん。確かに退屈だな」
先生たちの配慮だかなんだか知らないが、試験を受けるまでに時間が設けられていた。
しかしながら、ここにいる人間の中には直前まで教科書やノートを広げて復習にいそしむような者はいなかった。

「いーちゃんいーちゃん」
「何、玖渚」
玖渚が席を立ってぼくのところまでやってきて言う。
「退屈なんだよ」
…………。
みんな、退屈していた。

「うー。もう帰りたいんだよ」
玖渚が駄々をこねる。
「もう少しだから待ってろ」
「うー。でも僕様ちゃん、この学校卒業しないし」

そんな玖渚の言葉に零崎がぴく、と反応したが、すぐに興味を失ったように外に視線を動かした。


「雪だ」


※ ※ ※ ※ ※ ※
<後記>3話目です。
実は仮タイトルが『サイレント・メビウス』だったのですが、同名のアニメ(漫画??)があることを知って急遽取りやめました。メビウスとクラインは、ほぼ同義の言葉(のつもり)です。
では、4に続きます。


スノウ・クライン 2 【戯言SS】

2004-12-21 | 創作
「つまらないなあ――」
伊織ちゃんが誰にともなくつぶやいて、それから不意にぼくのほうに顔を向けると「聞こえちゃった?」とでも言うように苦笑してきた。

それで思い出した。
無桐伊織。校内の秀才じゃなかったか。
試験のたびごとに毎回しつこく張り出される成績上位30人のリストの、かなり上のほうにいつも名を連ねていた……かもしれない。
定かでは、ないけれど。

「何がつまらないの? 伊織ちゃん」

今この教室内にいる最後の一人が、伊織ちゃんの席の後ろにひとつ空席をはさんだ場所から身を乗り出して話しかける。

玖渚友。
それがもう一人の名前だ。ぼくの幼馴染のようなものである。

「だってさあ、試験受けそびれたのはうっかり風邪ひいちゃって、どばーっと熱が出ちゃっただけだもん」
「……それが、つまらないってこととどう繋がるのか僕様ちゃんは分からないのだけど」
「試験なんて、意味ないと思う」
「ああ、それなら分かるかもしれないかな」

秀才チーム二人が、クラスメイトたちが聞いたらちょっと(いやかなりか)カチンときそうな会話を展開している。
――はあ。
ぼくはため息をついて窓の外を見た。
太陽は翳っていて、空の色が全体に白っぽい。近くに立っているすっかり葉を落とした細い木と相まって、寒々しい景色だ。

実際、寒いのだろう。
京都の12月である。いつ雪が降ってきてもおかしくはない。


※ ※ ※ ※ ※ ※
<後記>2話目です。やっと四人出揃いました。
よろしければ次もお付き合いくださいませ☆


スノウ・クライン 1 【戯言SS】

2004-12-20 | 創作
「だりぃな。まったく俺が何でこんなところにいなけりゃならんのか」
「それはお前が期末試験の三日間をすべて欠席していたからだろ、零崎」
ぼくは振り返らずに頬杖をついたまま返事をした。
「半分休んでたお前には言われたくないよなぁ」

……ああそうかい。

真後ろの席で声を出した彼の名は零崎人識。
顔面に本物の刺青を入れていて、耳に携帯ストラップがぶら下がっている奇抜な出で立ちは高校指定の学ランに大層そぐわない。


私立鹿鳴館高校、1年A組の教室内は閑散としている。
窓際の列にぼくと零崎人識が座り、二列向こう側に少女が一人。
確か名前は――
ええと、何て言ったか。
ああ、思い出した。無桐伊織。
紺色に白のラインが入ったセーラー服がよく似合っている、いたって普通の少女だ。赤いニット帽がお気に入りのようで、いつもかぶっている。


※ ※ ※ ※ ※ ※

<後記>戯言SS『スノウ・クライン』1話目をお送りします。
今回の話はお知らせしたとおりパラレルなのですが……かなり色々本編ネタばれがからみそうです。未読の方はご注意くださいませ;
ではまた。2に続きます。


お知らせ。【戯言SS】明日から開始します☆

2004-12-19 | 創作カテゴリ内SSについて
明日(12/20)から戯言シリーズ(西尾維新著/講談社ノベルス)のSS(二次創作小説)第二弾の公開を始めます☆

*注意*

・SSの内容は私、蓮水の空想(妄想でも可)に基づくものであって、戯言本編や出版社とは全くこれっぽっちも関係ございません。

・本編のネタバレが多少からむこともあるかと思います。未読の方はご注意を。

・SSは(というかブログは)下から上にいくほど新しい内容となっております。タイトルの後に番号を振りますので、その順でお読みください。ご面倒だとは思いますがよろしくお願いします。

今回のタイトルは『スノウ・クライン』です。予定どおり、五回続きで参りたいと思います。
……が!
クリスマスっぽくなくなってしまいそうです。
さらに!
パラレルです。ごめんなさい。好き勝手やります。舞台は高校デス……。いーちゃんとかの年齢考えたら大学だろーとは思うのですが、ま、パラレルですから。いっそ分かりやすくパラレルで。(学ラン、セーラー服が好きなだけなんだろという突っ込み禁止)



こんなんでもオッケーだという方(むしろどんとこい!な方)、軽い気持ちで(え)お楽しみいただければ幸いです。
感想などいただけるととても喜びます。ではまた明日です。

続・ブログランキングについてのあれこれ。

2004-12-18 | 日記
このネタはいい加減これで最後にしたいと思います。

随分話題になった某ランキングサイトも少しはその勢い衰えてきたのかなーという感じですね。

……えっと、気になったのは私が前回のブログランキングについての記事を書いたときに人気blogランキングに登録しましたーとか書いたんですが、これって本当に正しい選択だったのでしょうか?

なんだかあのあとも気になってあっちこっちのサイトやらブログやらを回って見たところ、人気~も過去には元祖~と同じようなことしてた、とか、あんなのは信用ならないみたいな記述を複数見かけてしまいました。
……ああもう、わからないですよー。ていうか、それ本当ですか?(誰に訊いているのやら)

考えるのが面倒になってきたので、もうこれくらいで。願わくば人気~がよいサイト(…ってその定義が既に曖昧…)でありますように。