網創漠蓄

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この世界は三すくみ?

2013-11-02 23:04:40 | 精神世界

妄想書いてくよーまとめというところの分かっていることを読んでふと思ったことを書き出してみます。
私の考えていたことと関係があった三すくみの部分だけですが。

一つの意志というのは理性(世界理性とか自然法とか言った方がいいのかも)かな。
そして二つの意志というのは論理(理屈)と感情(気分)。(ここが以下の本能・感情かもしれんが)

それを一つにしようとしているのは啓蒙思想以来の現在の思想家、というか所謂知識人とか。
だが思考、というか論理的推論には前提(もしくは欲しい結論)が必要になる。その前提が通常
実はこうありたい、こうなってほしいみたいな感情、むしろ気持ちで成り立っている。
それをないまぜにしたものが通常、「理性による思考」とか「良識」とか呼ばれている。

で、三つ目は本能。人間は生物だし生き延びたい、生き続けたいということ。
感情との違いは判断基準。本能は「自分(達)の生存」で感情は「好きか嫌いか」。
例えば感情は「死んでも戦い抜く」なら本能は「死ぬかもしれなけば戦わない」。
人間にとって後者で生きることがどれだけ難しいかは争いが無くならないことでもわかる。

思考の判断基準は本当は「辻褄が合っているかどうか」。そこに感情である「○○を許してはならない」
とか本能に近い「○○発展・持続のためには」のような前提を無意識に組み込んでそれを良識として
扱かったりするので話し合いは延々平行線、分かり合えない、ということになる。

これが三すくみになるのはおおよそ「思考>感情>本能>思考」のような力関係があるため。
古典的な進化論的に「本能=植物的部分」「感情=動物的部分」「思考=機械的部分」とか
考えると、生物学的にはともかく人類には初めから三つとも備わっている事は分かる。
しかし本当はそれぞれ生存・繁殖、獲物の選り分け、論理的思考ではあるが。

当然のようにこれの発想の元はこのサイトで扱っているエニアグラム心理学の三要素。
読んで他に思い浮かんだ三すくみは以下のようなもの。
サーカーの社会周期説における武勇、知力、蓄財
・神智学のエーテルアストラルメンタル体。もしくはマナスの三つの様相。
共同幻想の自己、対、共同
トリ・グル説の三要素か三元素説に関係する他の何か。
・・・と、全て微妙に関連していたりするわけなのですが。というわけで投稿ジャンルは「精神世界」で。



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