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NY市場概況(5.2.2024)

2024-05-03 07:54:06 | NY市場概況
5月2日(木)のNY市場概況です。

1.NYダウ
 しぶとく反発。21日MAX指数値がこの4日間下げ続けておりましたが、今日でストップ。その間MIN指数値は4月17日以来変化なし。これは、弱気相場での反転の継続の際に現れる形。21日MIN指数値が、今の水準から更に切り下げれば、ほどなく底打ちの形となりますが、今はまだ17日より継続中。昨年の10月27日にその形が現れておりました。この日32417ドルで底打ち。

今は、10月17日頃の状況に似ております。MAX値の切り下げだけが断続的に続いており、まだMIN値の切り下げが行われておりません。

ということで、このNYダウの現状は、このあとのMIN指数値の切り下げ局面が数日程度続いてからの本格反騰になるという予想。逆に言うと、もう少し押し目が続いて、いわゆる灰汁抜けしないと、本格的な反騰局面には達しないということとなります。

ちなみに、MAラインは10日ラインだけ奪還。残りの2つは後1%程度に迫っております。ここをきちんと抜けるか、待ち構えていたような下落圧力がかかるか、その正念場に差し掛かりつつありますね。

2.Nasdaq
 同じ論法で行くと、Nasdaqは4月19日にMIN指数値の切り下げがあり、これ以降は変化がありません。かつ、OSCもそれ以来順調に切り上がっております。このパターンが典型的な反転の形。MIN指数値の下落が止まった4月22日の買いが正解でした。一旦止まっても、再度下落するケースもあります。昨年9月25日がそのパターン。翌日再度MIN指数値の切り下げがあり、その時の終値が13063ドル。翌日は変更なしとなり終値は13092ドル。ここからはOSCが上昇し続けますが、10月13日に下落に転じております。終値は13407ドル。ここで売り条件達成となります。400ドル程度のプラスですね。こういう時もあれば、もっとラリーが続くケースもあります。

Nasdaqで再度MIN指数値がマイ転したのが10月26日でした。翌27日の終値で買うと12643ドル。OSCは31%でした。そこから、今年の1月5日にOSCが再度33%に落ちましたが、ここからは凌いで4月19日にOSCが29%にまで下落。ここで流石に手放すとして、15282ドルです。3000ドル近い利益となります。

こういうマクロ分析によるスイングトレーディングができれば、株式市場での生き残りも現実味を帯びてきますね。

3.ドル・円
 同じ論法でいくと3月12日に買い。終値147.669円。OSC50%と高め。翌日OSCが48%に下がったので、一旦売り。(+0.085円)3月14日にOSCが53%に復活したので買い。148.307円。以降、53%はまだ割れておりませんが、今日は54%にまで落下。もう少しで、橋頭堡の53%割れとなります。今日以降のNY市場次第。

流れから行くと、スタート時のOSC53%に対して、54%まで押された今日は一旦反転(円安)へと傾く可能性が強いと見ております。もし、53%が割れて40%台へとなるなら、逆に円高亢進ということにもなります。

4.CME日経225先物
 7時50分現在37995円で、日経225の終値比-241円。

5.米10年債利回り 4.59%(+0.022%)

6.VIX指数 14.68(-0.71)

7.SOX指数 4605(+98)

8.バルチック海運指数 1688(+3)

9.レーザーテックADR株価 40334円(-336円)

以上です。
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