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MIN/MAX指数値の自動売買手法【一部修正】

2024-05-05 10:08:38 | テクニカル分析
昨日のブログで、IndexMatchのMIN/MAX指数値の変化に着目した、自動売買手法についてご紹介しました。

一夜明けて、改めて4本足の動的な変化との関連性をチェックしたところ、いくつかの修正点が見つかりました。

動的な変化は場中に起こりますので、その変化点をどうやって捕まえるかがポイントです。朝1番で売りとか買いと出ているケースでも、そうして、4本足を動的に変化させて行くと、その点灯ポイントなるものがあることが分かりました。

副次効果という訳でもないのですが、そのような動的な変化はIndexMatchのMIN値とMAXそのものの点灯や消灯にも関係しておりました。端的にまとめると、

1.MAX値は株価が好調に上昇している際に出現。
 例えば、レーザーテックでいうと、3月19日と21日に出現。

2.MAX値は翌日に更に上昇している場合に点灯を継続します。
 
3.ところが、奢る平家は久しからずの格言どおり、いつまでも上昇する株はありません。どこかでMAXの点灯は途切れます。その時が売り時となります。

レーザーテックの3月22日の値動きを見てみましょう。

・43370円で開始。一気に43880円まで上昇。その時はMAX値も点灯しておりました。寄り付きの値段43370円に落ちてもまだ点灯。43100円でも点灯。43050円でやっと消灯しております。

問題はここからです。43100円に50円高くなったら、再度点灯しております。消灯したからと言ってすぐに売りに入っても、再度点灯すれば損失が拡大しますね。ここは消灯ポイントが確かとなった時点での売りの仕掛けとなります。42900円あたりでしょうか。ここで売り。

寄り付きの値段の43370円でもし売っていれば、43880円までの上昇過程で損切りとなっていたことでしょう。この屈折点の見極めは大事です。

検証した結果、同様なことが、MIN値の点灯と消灯についても言えます。点灯は下落に転じたことを意味します。逆に消灯は切り返しに転じたことを意味します。

そして、昨日の買いとか売りといったMIN/MAXの指数の移動変化は、節目での参考情報に留めておいた方が良さそうです。

ちなみに、レーザーテックの4月26日の買いの局面では、最初は「買い予定」とのシグナルが表示されるように設定しております。その後、「買い」に変化しておりますので、変化した時点が買いということになります。

つまり、直近のレーザーテックの買い場は、4月26日だったということが、これでテクニカルにも裏付けられたという訳ですね。

些か、複雑な思考回路を通しておりますが致し方ありませんね。相場の動き自体が非常に複雑なためです。その複雑性の科学?に対応するためのテクニックも、それは複雑なプロセスを踏むということになるのは自明。

しかし、これまで何と単純な手法の組み合わせでの試行錯誤に時間を取られていたことか。動的な変化を如何に捉えるかという、基本の基が出来ていなかったようです。こういう新たな視点が見つかることで、やはりワクワク感が出てきますね。格好のボケ防止か。。

以上です。
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