株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

結局プラマイゼロに終わる

2006-06-30 15:32:49 | 株に出会う
まだまだ個別株の動きに対する見方が甘いことがよく分かりました。
3037スタイライフですが、一旦324Kで損切り(-4K)した後、何を血迷ったか、ふとみると売値を行ったり来たりでした。これは朝方の勢いの再来かと思い、何とか仇を取ろうと再度324Kでエントリー。

今日までライブドア証券のプレミアムトレードパスの有効期限なので、手数料を考慮しなくても定額使い放題というのが頭にはありました。

しかし、この株の勢いは前場の寄り付きだけでした。確かに325Kを間にして揉み合ってはいるのですが、昼休み直後から1時にかけて2929ファーマフーズが大商いになったような出来高が見られなかったのです。ついに、313Kまでの大きな下落の前に節目の319Kで撤退。再度-4Kです。この株、昨日は2時くらいに一度噴き上がっています。だからといって2度あることは3度あると勝手に考えてはいけませんでした。

結局持ち越しは、これも少々買うのが早かったのですが、241Kで買ったファーマフーズだけです。本日の収支はEストアーの利益やらをいれてトントンでした。こんなよい相場で勝てないとは情けない。しかし、収穫はいくつかありましたので良しとします。メビックス(これは途中から監視を外して失敗)やゲンダイエージェンシーの上昇をテクニカルに読めていたことが収穫の1つです。

それから、4296ゼンテックテクノロジーについては、485Kあたりまでの下落があり、それを突破すれば下に持って行かれることを予測できておりましたので、中途半端な揉み合い状態では手を出さなかったことです。この株、来週が面白くなりそうです。トコトン落ちてからの反発は必ずある株です。

持ち越しのファーマフーズですが、引けにかけて筆者は楽天証券の方で237Kで買い指しをしておりましたが、わずかの差で降りてこずでした。ところで、この株の大引けの出来高をご覧下さい。明らかに最後の何秒かでの成り買いの仕掛けがありました。それまでは落ちるところまで落とそうとの意図が明らかに働いておりました。新規上場株でこんなに底値が安定して切り上がっているのは珍しいことです。いかにこのバイオベンチャー株が大化けするのを待っている人が多いかということです。時折見せる日中の乱高下は、そうした流れの中のチョイとした気晴らしに過ぎません。これは少し本腰を入れて取り組むことが必要なようです。何かのニュースなりで脚光を浴びれば本格的に動くでしょう。それまではなるべく安いところで玉を集めるということになりそうです。不思議なことに一旦利確しても、この株を持っていないと不安になるのですね。もうそろそろベンチャーキャピタルも売り切ったところでしょう。

まだまだ安定した利益を挙げるには課題が山積ですが、少なくとも年率20%程度ではこれまでのところ来ております。このところの難解な相場環境で少々積み上がりが少ないのですが、ここを突破できれば従来のペースには乗せられそうです。
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元の木阿弥相場

2006-06-30 11:39:55 | 株に出会う
また悪い癖がでました。
せっかく3037スタイライフが寄りで335Kまで付けているのに、だらだらと下がるのを座して見ているのみでした。明らかに寄り天で他の銘柄もジリジリと押されて下げているのに、こんなに地合が良いのに反発に転じないはずがないと思いこんでしまったのです。そして、取得価格を下回ってからは、今更こんな値段では売れない、との思いから今日の最安値322Kまで落ちても平気の平左でした。

もちろん、今日319Kを割るようなら、いやその前に昨日の追加買いの時のボトムラインの324Kを引けで割るようなら、これはいくら何でも撤退です。一度落ちたモーメンタムは回復に最低は数日かかるものです。それは、今日の8734アストマックスを見れば分かります。この地合でのプラス始まりで、「待ってました」とばかりに売り準備を始めていた方の売り浴びせであっというまの安値です。それが9時25分。それに対してスタイライフの安値は10時1分です。アストマックスは、OSCも-20%の55%と急落です。今日は多分192Kを割れて終わる可能性が強いかと思います。スタイライフのOSCは+3%の32%のコンバージェンスですので、引けにまだ戻す見込みがあります。RSIも+9%の30%のコンバージェンスです。こちらは回復過程での調整ですが、アストマックスはピークアウト後の下落過程での更なる利確売りです。

一つ気になったのは、今日の寄り付きの特買いラッシュの中でも、スタイライフはかなり早めに取引が成立したことです。これはきっと高値で早く売り抜けたい方々の勢いが勝ったということではないかと推定しております。こうした取引成立までの時間もこれからは売買の判断に取り入れなければなりません。そういえば、先日同じようなNYの爆挙げの際、8936リプラスだけは、なかなか値が付きませんでした。ついた途端に急落はしましたが、そこからはストップ高までほぼ一直線でした。やはり成立までの時間が長くかかったといいうことは、買い方の優勢が余程であったのでしょう。この時の押し目は絶好の買い場でした。

持ち越し株の4304Eストアーは、今日の乱高下相場でもしっかりと+5Kで前場を終えております。何か嵐の前の静けさであれば良いのですが。売り方が段々と枯渇しているのでしょう。後は、買い上がりの「救世主」を待つだけ。

前場は、その他8789フィンテックで+4K、2929ファーマフーズで2K抜きだけでした。

後場は、手じまい売りが優勢になるか、先物にリードされて来週の値上がりを見越した買いが優勢になるか、このあたりを見定めながら手仕舞いするかどうか判断したいと思います。
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明日の注目銘柄(6.30.06)

2006-06-29 22:53:11 | 明日のモニタリング銘柄
「マーケットの魔術師」という本を最近買ってぼちぼちと読み始めております。その中に、マーク・ミネルヴィニへのインタビューがあります。年複利平均220%をたたき出す元ミュージシャンというふれこみです。

このインタビュー記事でびっくり仰天したのは、この男、「毎日いくつのチャートを見ますか?」との質問に対して、

 ・まずはコンピューターで1万社ほどにざっと目を通し
 ・その中から800銘柄に絞ります。
 ・そして毎晩、この800銘柄すべてのチャートをチェックします。
 ・ざっと目を通した後、平均で30-40銘柄ほど面白そうな銘柄を抜き出します。
 ・各社のファンダメンタルズも参考にしながら、更に詳細に見ていきます。
 ・そして、翌日に買うべき数社を選び出す訳です。

こうした努力をして、チャートパターンを20種ほど見つけ出したそうです。そして、どういうときに、これらのパターンが有効になるのかを集中的に検証してみた、ということです。

そういえば、カリスマ投資家セミナーに出ていた田中雅氏も元チェリストです。一部の音楽家は抜きん出た集中力と気の遠くなるような努力を、いとも簡単に成し遂げてしまう特別な才能があるようです。ソニーの大賀氏もそうしたタイプでした。ソニーの重役をこなしながらリサイタルも開いていたようです。さすがに、リサイタル前に疲れから寝込んでしまいチョンボをしたらしく、それ以来二足のわらじを脱ぎ捨てて、ソニーの経営に専念したそうです。

こうした努力をしないことには相場に継続して勝てないことを肝に銘じながら、明日の注目銘柄を「筆者独自のパターン??」を駆使?しながら探ってみたいと思います。

テクニカル用語の簡単解説


【順張り銘柄】

1.9399新華ファイナンス

 これで3日連続注目銘柄です。今日やっと出来高を伴ってプラ転したようです。明日は80Kの奪還なるか?

2.3764アッカネットワークス

 最近スポットライトが当たっておりません。まだPER10倍以下です。「あんしんタッチ」という「登下校情報配信システム」のASPサービスを7月1日から開始するそうですが、それは、元来治安のいい日本向けのサービスとしては、チョイと悪のりしすぎではありませんか?OSCが37%→45%と急伸し、そろそろ反発間近か?

3.3780メビックス

 指数値が6月13日より下回りました。OSCも+1%の51%です。乖離幅は-1Kと、上げ条件が揃っております。押されても450Kあたりまで。

4.4842USEN 

 乖離幅-30円、OSCが+3%の31%、指数値がやっと上向き、こうした数を字を見ると、明日は1500円割れも視野に入れながら、きちんと反発するかどうか見極めるひかと思います。話題先行しながら株価は「平時は鈍牛のごとし、緊急時もまた鈍牛のごとし」を地でいっております。きっとこれは宇野社長のおかれた立場を現しているに違いありません。

5.4331テイクアンドギヴニーズ

 このところ、膠着状態に陥っております。ジューン・ブライド人気も冴えない曇天と雨にたたられて、少々予測が外れているのかも知れません。しかし、これで乖離幅が-2Kと7日越しで拡大しております。この類い希なる粘り腰の明日は注目。

6.5310東洋炭素

 すっかり出来高がしぼんでしまったようです。OSCは+3%の60%と高いのですが、乖離幅が-70円と6月20日以来拡大しております。そして、この株これから上は7500円あたりまでスカスカの出来高帯なのです。この特別な需給関係が明日どう出るのか注目です。

【逆張り銘柄】

1.2413ソネットM3

 昨日の488Kがブレークされると460Kあたりまでの下落圧力がかかる瀬戸際です。ここは、余程地合が悪化しない限り488Kは守るものと思われます。その攻防を明日注目。切り返す場合は505K~515Kあたりまで。

競争相手?の日経ビジネスオンラインはまだドクターの組織化が千数百人までしか進んでおりません。この会社の12万人程度からすると、大人と赤子の違いほどあります。それにしても高級車でオートバイテル、美術品でシンワーアートオークション、高級ホテル・旅館で一休、保険でアドバンストクリエイトと提携しておりますが、よくもこれだけ新興市場の会社に目星を付けて提携したものだと感心します。そのうち、衣食住・冠婚葬祭を網羅するとすれば、伊勢丹(衣)、レストラン平松(食)、カッシーナ・イクスシー(家具)、T&Gニーズ(婚)、ビューティ花壇(葬)、電通(祭)あたりとの提携も考えられ枚挙にいとまがありません。ところが、困ったことに「冠」だけは該当企業が思い当たりません。今どき冠をさずける儀式は成人式くらいですが、その成人式にしてもお役所が執り行っており(戸籍把握の関係から民間は無理)、ビジネスにするどころではありません。しかし、ご安心を、このソネットが相手にするドクターは、20歳では到底なることができません。つまり相手にする必要がないのです。はい。それで納得。

2.8789フィンテックグローバル

 もう1日だけ挙げておきます。条件は更に煮詰まっております。乖離幅-4Kと拡大。OSCは+2%の35%とコンバージェンスし、指数値は3月3日、5月29日と同じレベル。今日は原弘産が上げております。軒並み不動産が悪いという訳でもなさそうです。しつこく反発時期をトラッキングする予定。

3.4296ゼンテックテクノロジー

 これもしつこく挙げておきます。何しろ乖離幅が-45Kとは、この値段の株にしては開きすぎです。指数値がまだ6月8日の水準まで30K程もあることが中途半端な株価位置にあるためでしょう。OSCも3%ダウンして40%です。後20K~30Kの大幅下落でもあればすっきりとするのですが、これではホルダーの方がの生殺しもいいところです。

4.4321ケネディクス

 ついに6月2日の安値474Kにあと10Kに迫っております。この株が、こんなジリ下げとは。6月8日の指数値にほぼ同値です。ここまで来ると第一下落目標は474Kです。不動産は悪いのは分かっていても、つい昔の株価からすると大バーゲンセールのように思えてきます。しかし、ここは冷静にOSC、RSIとも下げきっていないという現状を正しく認識しないといけません。2月20日の441Kの時よりまだ余裕があります。ここはじっくり来週にかけての見定めです。8907フージャースコーポレーションと、8874ジョイント・コーポレーションも合わせて注目。

5.4295フェイス

 また30K割れギリギリです。29100円あたりがこのところの最低値です。ここまで落ちてからの反発は必至か? もう一波乱ありそうです。じっくり待つことです。

6.2411ゲンダイエージェンシー

 そろそろ煮詰まってきました。350K台に突入するようなことがあれば、一旦反発するのではないかと見ております。この株も噴く時期は未定です。パチンコで大勝ちするのが未定というのと同様です。OSCの45%というのもこの株にとっては低位ですが、1つ面白いのは6月26日にOSC39%を付けてから、終値がその時と同値で今日45%とコンバージェンスしていることです。

以上です。
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無垢の心の勝利

2006-06-29 15:48:50 | 株に出会う
前場の終わりに神出鬼没の相場と書きましたが、この漢字をよく見ると、「神が出て、鬼が没する」となっております。文字通り解釈すると、世の中平和になるということのようですね。

そうした平和な相場が今日の後場でした。資金の少ない我が妻(今日は、愚妻という表現を控えます)が、65Kも勝利したのです。それもIPOの値動きの激しいものや、萌えブームの一環で高騰した3760ケイブの570Kから580Kの高値抜きなどでの収穫です。こういう上昇パターンが彼女のお得意なのです。神が出ていた後場は、彼女の無垢の心が勝利したみたいです。その代わり、鬼が出没する相場ではこてんぱんにやられております。

筆者は、不動産系の8789フィンテックグローバル2392セキュアードキャピタルジャパンで勝負に出ましたが、収穫はほとんどなしでした。後場の両者の下げ基調からすると傷を負わなかっただけ良しとせねばなりません。不動産は軒並み悪いかというとそうでもなく、8894原弘産は、後場にそのまま高値引けです。一体どうなっているのか?

6920レーザーテックは、結局-30円で撤退。本当に疫病神が取り憑いているような値動きでした。この上昇相場にこれではもう少し調整が必要なようです。しかし、どこかで反発は必ず入ります。4813ACCESSがそうでした。そして、今日の6158和井田製作所もそうです。和井田は朝から指していたものの、後場に2770円まで引き上げるも不成立です。降りてこないものは仕方ありません。

持ち越しは、後場にまさしく乱打戦に入って思わず332Kで買ってしまった3037スタイライフと、明日仕手筋の介入を期待しての4304Eストアーの185Kでの買いだけです。

スタイライフは、乱打戦に大きな冷や水がぶっかけられて、何と323Kまで落とされました。筆者が前場に苦労して319Kで拾った株です。これは押されすぎと判断し324Kで買い足しました。従って平均価格328KですのでこれもEストアーと同じく損得なしです。この2つに明日は少しは親孝行をして貰いましょう。

段々と、買いタイミングなど要領が分かってきた気がします。まだまだ、今日の後場のスタイライフのように、お祭り騒ぎに巻き込まれたときのメンタル面での弱さが残っておりますが、早々百発百中にはいかないものです。スタイライフも場合によっては、そのままストップ高に行ったかもしれないのですね。従って、332Kで買ったことは後悔しておりません。それより、上昇株の自律反発を見込んで、324Kで良い意味のナンピンが出来たことの方が嬉しいですね。これまでは、このナンピンではなく、下落の恐怖からの損切りでした。高値圏からの下落途上に掴んだ場合はナンピンはご法度ですが、底値圏からの切り返し途上での一押しは、これは全体相場と日足と同じく、その日の分足の値動きにおいても買いのようです。

先日、相場の動きは入れ子状態になっていると、伝説投資家セミナーの収穫としてこのブログで書きました。この宇宙の摂理とでもいうものに、株式市場も左右されているようです。

さて、明日の注目銘柄はこれから一汗流して来た後に、明日じっくりと検討します。段々と精度を増してきておりますので、自分でもやる気が出てきております。
それにしては、段々と株式相場に参加する個人の方が減ってきているのが気がかりです。
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神出鬼没相場

2006-06-29 11:23:48 | 株に出会う
いやはや、変な相場です。

人の行く道の裏をかこうたって、その人もまたまた裏をかこうとする訳ですから、お互いもう何が何やら分からなくなってきます。

そうした時人は、ひと時の憂さ晴らしに興じるのは古今東西、株であれ何であれ、変わっていないようです。それが人間の性でしょうか。

しかしその憂さ晴らしがどこで興じられるのかがさっぱり分からぬのです。

3777ターボリナックスが今日噴きました。お仲間の3776ブロードバンドタワーも確かライブドアとの契約途中解除で下げるはずが、ちゃっかりと上げております。それに、もう右肩下がりも度が過ぎたため、トラッキングはしておりませんが、あの4777ガーラまで連れ高?です。まさに神出鬼没です。

このターボリナックスは後から見ると、確かに普通の上げ条件は示しておりました。しかし、それば前場だけで3203株もできるだけの大商いが今日あるとはこれは予想できませんでした。1つの最近の傾向としては、この株OSCが30%台にまで一旦落ちて、そこからの上昇過程で大化けするようです。このあたりの個別株の癖を、相場のどの位置にあるときにどういった反応をするかに気を付けて見定めなければなりません。

前場は、数銘柄下の方で指しておりましたが、出来たのは3037スタイライフの319Kと6920レーザーテックの2870円だけでした。

後は、前場引け際に2392セキュアードキャピタルジャパンを365Kで、8789フィンテックグローバルを531Kで買いました。

スタイライフは筆者の悪い癖で、上値が重いのに我慢できず321Kで売りでした。再度322Kで買いエントリーをしておりますが、そのくらいなら何故売った?という、毎度の反省です。まさに、行動ファイナンス学通りの薄利撤退を地でいくようです。今の持ち駒は何とかその轍を踏まぬようにせねば成りませんが、地合がフラフラとしているので、こちらまでつい、フラフラとしてしまうのです。
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