http://www.sharp.co.jp/corporate/news/100208-b.html
シャープ株式会社(以下、シャープ)とサムスン電子株式会社は、液晶パネルと液晶モジュールに関する特許の侵害訴訟を継続していましたが、2月5日にその和解契約を締結しました。
両社は、それぞれが保有する液晶パネルと液晶モジュールに関連する特許が侵害されているとして、2007年より、米国、日本、韓国、欧州でお互いに訴訟していましたが、今回の和解により、これら全ての訴訟を速やかに取り下げます。これにより、両社間の特許侵害訴訟は収束することになります。
また、今回の和解で、これまで争ってきた全世界の液晶パネルや液晶モジュールに関する特許について、両社は、お互いに利用することが可能になりました。
シャープは今後、さらに高性能な液晶ディスプレイの創出をはかり、市場のニーズに応えてまいります。
引用 2010/2/8 シャープニュースリリースより
この問題は”クロスライセンス”で決着したようですね・・・。
新聞記事にはシャープ側が”有利な条件で・・・”でという記述があったのが大変気になる所です。
市場のニーズが更なる高度な技術を用いた製品に移行するのであれば、従来製品が低価格競争にさらされるのは必死となるわけですが、低価格競争で潰しあいをするのであればその競争から離脱して特許料などの収入を得るという道を選んだということでしょうか・・・。(当然ですが低価格商品のラインを維持する費用と売上の効果を考えたということだと思うのですが・・・)
どの世代の液晶でどの部分の特許紛争というのがポイントだと思うのですが、最新世代の液晶の生産にサムスン電子の部分特許の影響がないのであればシャープはサムスン電子に特許料を支払う必要がないということになり、サムスン電子はシャープの特許の及ばない製品を企画、製造しない限りはサムスン電子はシャープに特許使用料を支払い続ける必要が出てくるということでしょうか・・・。
ちょっと気になるところではありますが・・・。
シャープ株式会社(以下、シャープ)とサムスン電子株式会社は、液晶パネルと液晶モジュールに関する特許の侵害訴訟を継続していましたが、2月5日にその和解契約を締結しました。
両社は、それぞれが保有する液晶パネルと液晶モジュールに関連する特許が侵害されているとして、2007年より、米国、日本、韓国、欧州でお互いに訴訟していましたが、今回の和解により、これら全ての訴訟を速やかに取り下げます。これにより、両社間の特許侵害訴訟は収束することになります。
また、今回の和解で、これまで争ってきた全世界の液晶パネルや液晶モジュールに関する特許について、両社は、お互いに利用することが可能になりました。
シャープは今後、さらに高性能な液晶ディスプレイの創出をはかり、市場のニーズに応えてまいります。
引用 2010/2/8 シャープニュースリリースより
この問題は”クロスライセンス”で決着したようですね・・・。
新聞記事にはシャープ側が”有利な条件で・・・”でという記述があったのが大変気になる所です。
市場のニーズが更なる高度な技術を用いた製品に移行するのであれば、従来製品が低価格競争にさらされるのは必死となるわけですが、低価格競争で潰しあいをするのであればその競争から離脱して特許料などの収入を得るという道を選んだということでしょうか・・・。(当然ですが低価格商品のラインを維持する費用と売上の効果を考えたということだと思うのですが・・・)
どの世代の液晶でどの部分の特許紛争というのがポイントだと思うのですが、最新世代の液晶の生産にサムスン電子の部分特許の影響がないのであればシャープはサムスン電子に特許料を支払う必要がないということになり、サムスン電子はシャープの特許の及ばない製品を企画、製造しない限りはサムスン電子はシャープに特許使用料を支払い続ける必要が出てくるということでしょうか・・・。
ちょっと気になるところではありますが・・・。