マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

東日本大震災から13年

2024年03月11日 | 私の想い

 

今日のフォト。 宮城県南三陸町です。

南三陸町は、かつてはこんな美しい街でした。

 

 

 

            

 

 

 

 

 

ここに1冊の本があります。

 

東日本大震災直後から

ツイッターで綴った「詩の礫」が

多くの人の共感を呼び

震災の意味を問いかけている

詩人・和合亮一さんと

 

甚大な被害をこうむった、南三陸町在住の

佐藤秀昭さんが撮った、ふるさとの写真との

コラボレーションによる、写真詩集

「私とあなた ここに生まれて」

 

震災1年後の2012年3月、発行されました。

私は、佐藤秀昭さんとは、以前よりブログ友で

この本を贈っていただきました。

 

 

 

 

 

2011年3月11日 14時46分 地震発生。

写真撮影時間 15時30分16秒。

 

宮城県南三陸町、八幡川河口。

水門の左右の堤防が、破壊され

全ての防潮堤を破壊し、街に押し寄せる。

 

佐藤秀昭さんは

この瞬間今。

誰かが亡くなっていく。

このまま撮り続けていいのか

自問自答しながら

シャッターを切りました。

 

襲ってくる黒い波。

手が震え、体が震えながら。

と語っています。

 

 

 

 

 

震災1年後、私はブログに、

当時の南三陸町の様子を載せたいと

佐藤秀昭さんにお願いすると

たくさんの写真を提供してくださいました。

 

そして私のブログに掲載することを

承諾してくださいました。

 

 

 

 

 

震災から1ヶ月後の4月。

家屋は倒壊しても、桜は咲いた。

 

希望の桜

決意の桜

 

 

 

 

 

1.17

3.11

1.01

悲しみ繰り返し

それでも咲く

春桜

 

 

 

 

 

悪夢のような光景に、呆然とする。

 

震災から13年経った今でも

岩手、宮城、福島3県の 被災8市町で

復興工事完了が見通せず、「風化」を感じるとのこと。

 

 

佐藤秀昭さんのブログは ↓ こちら。

「南三陸 海 山 川 !」

 

 

 

 

 

 

もう

泣くのは止めよう

だけど止まらない

泣かないでいよう

もう

泣くのは止めよう

 

太陽を追いかける、元気な花なのに

海を見ながら、泣いているようにみえる。

 

君は 海を嫌いになったのか。

君は 海を憎んでいるのか。

向日葵は何も答えず、海を見ている。

 

 

 

 

 

震災前の写真=佐藤秀昭さん撮影。

 

東日本大震災から13年。

私たちは、あの震災を風化させてはいけない。

 

犠牲者の方のご冥福をお祈りいたします。

2024年3月11日

 

 

 


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