皆様、こんばんは。本日、東京に上陸いたしました。
それにしても、この蒸し風呂のような暑さは一体、、? Madokakip、早くも軽く半死状態、、
と思いきや!!!!!!まったくもって、死んでいる場合ではありませんでした。
私が機上の人となり、デヴィーアのマスタークラスを思い、浮かれている隙に、
またまた大型なキャスト・チェンジが発表されているではありませんか!!
(情報をいただいたkeyakiさん、どうもありがとうございます。)
俺様から、一日でも目を離すとこういうことになるのだ!というメトのメッセージなのか、、?
新演出ものとして、また、え?あの人がカルメンを?という話題性で、
良くも悪くも2009-10年シーズンの注目の演目の一つであった、『カルメン』。
この『カルメン』でタイトル・ロールに予定されていたアンジェラ・ゲオルギュー(写真)が、
初日を含む計6公演から降板することが明らかになりました。
なんと、代わりに同役を歌うのは、HDの対象でもあった、2008-09シーズンの
『チェネレントラ』での活躍も記憶に新しいエリーナ・ガランチャ。
彼女は今年ローマでカルメンを歌っています(詳しくはkeyakiさんのブログをご覧ください。)が、
メトで彼女のカルメンを聴けるのはもう少し先かと思っていました。
ただ、この代役を可能にするため、彼女はもともと予定されていた、
『ホフマン物語』の二クラウス/ミューズ役を降板。
(『カルメン』も『ホフマン』もHDの対象演目ですし、両方に登場させるのは難しかったのかもしれません。)
代わりに同役を歌うのは、ケイト・リンゼー。
彼女は『フィガロの結婚』や『ルサルカ』などですでにメトの舞台に立っていますが、
まだまだ若手の部類に入ることを思うと、これは大抜擢。
ヴィジュアルも花丸です。
ただ、いわゆるスター・パワーという面では、ヴィラゾン、パペに続いて、
ガランチャが抜けた穴は大きく、
ネトレプコと(強いて言うと→)カレイヤの肩に大きな重責がのしかかってきました。
ゲルブ氏が『ホフマン』の企画を立ち上げた時、こんな状況は想定していなかったことでしょう、。
呪われてますね、まじで。
私としては、ガランチャによる二クラウスこそ、
この先、永遠に生で聴く機会を個人的に逸してしまうのでは?と思わせる役柄で、
逆に『カルメン』については、まだ、もう少し役が練りあがって、彫りが深まったら、
メトで聴いてみたかったな、という部分がありますので、
当初のキャスティングが流れたのはやや残念です。
ガランチャは段々と少しずつ重い役にシフトして行っているように見えるので、
カルメンについては、かならずメトで聴ける機会がいずれあったはずですから、、。
『カルメン』については、ガランチャがゲオルギューの代わりに歌う公演のホセ役はすべてアラーニャ。
一方、ゲオルギューが当初の予定通り歌うつもりでいるラン終わりの二公演(4/28と5/1)は、
いずれもホセ役がカウフマンです。
(それ以外の中盤の公演はボロディナがジョヴァノヴィッチのホセとコンビを組みます。)
アンジェラ、夫を放り出してカウフマンとだけ共演することになったのもなんだか皮肉ですが、
実際のところは、彼女の役の準備が追いついてないのではないか?と推測します。
(というか、大体が、そもそも、彼女がカルメンなんて歌おうとするとはけしからん!という、
とある老ヘッドの一喝もありましたね、、そういえば、、、。)
というわけなので、ランの最後のほうに予定されているカウフマンとの公演も、
どんな結末になるか、最後までわかりません。
土壇場近くでゲオルギューの予定公演全キャンセルというのも、ありえなくはないと思います。
メト側の立場を考えると、ああ、おそろしや。
ただ私の個人的な立場で考えると、その場合、カウフマンとの二公演には誰が入るのか?など、興味が尽きません。
結局、現在のところ、ライブ・イン・HDは、
『ホフマン物語』2009年12月19日
レヴァイン指揮、キム、ネトレプコ、グバノーワ、リンゼー、カレイヤ、ヘルド
(最初に発表されていたキャストに比べると本当に地味になりましたね、、。やっぱり呪われてます。)
『カルメン』2010年1月16日
ネゼ・セグイン指揮、ガランチャ、アラーニャ、フリットリ、クヴィーチェン
(話題性のネガティブ・インパクトはほとんどなし。)
という予定です。(日にちはアメリカでの収録、上映日)。
それにしても、この蒸し風呂のような暑さは一体、、? Madokakip、早くも軽く半死状態、、
と思いきや!!!!!!まったくもって、死んでいる場合ではありませんでした。
私が機上の人となり、デヴィーアのマスタークラスを思い、浮かれている隙に、
またまた大型なキャスト・チェンジが発表されているではありませんか!!
(情報をいただいたkeyakiさん、どうもありがとうございます。)
俺様から、一日でも目を離すとこういうことになるのだ!というメトのメッセージなのか、、?
新演出ものとして、また、え?あの人がカルメンを?という話題性で、
良くも悪くも2009-10年シーズンの注目の演目の一つであった、『カルメン』。
この『カルメン』でタイトル・ロールに予定されていたアンジェラ・ゲオルギュー(写真)が、
初日を含む計6公演から降板することが明らかになりました。
なんと、代わりに同役を歌うのは、HDの対象でもあった、2008-09シーズンの
『チェネレントラ』での活躍も記憶に新しいエリーナ・ガランチャ。
彼女は今年ローマでカルメンを歌っています(詳しくはkeyakiさんのブログをご覧ください。)が、
メトで彼女のカルメンを聴けるのはもう少し先かと思っていました。
ただ、この代役を可能にするため、彼女はもともと予定されていた、
『ホフマン物語』の二クラウス/ミューズ役を降板。
(『カルメン』も『ホフマン』もHDの対象演目ですし、両方に登場させるのは難しかったのかもしれません。)
代わりに同役を歌うのは、ケイト・リンゼー。
彼女は『フィガロの結婚』や『ルサルカ』などですでにメトの舞台に立っていますが、
まだまだ若手の部類に入ることを思うと、これは大抜擢。
ヴィジュアルも花丸です。
ただ、いわゆるスター・パワーという面では、ヴィラゾン、パペに続いて、
ガランチャが抜けた穴は大きく、
ネトレプコと(強いて言うと→)カレイヤの肩に大きな重責がのしかかってきました。
ゲルブ氏が『ホフマン』の企画を立ち上げた時、こんな状況は想定していなかったことでしょう、。
呪われてますね、まじで。
私としては、ガランチャによる二クラウスこそ、
この先、永遠に生で聴く機会を個人的に逸してしまうのでは?と思わせる役柄で、
逆に『カルメン』については、まだ、もう少し役が練りあがって、彫りが深まったら、
メトで聴いてみたかったな、という部分がありますので、
当初のキャスティングが流れたのはやや残念です。
ガランチャは段々と少しずつ重い役にシフトして行っているように見えるので、
カルメンについては、かならずメトで聴ける機会がいずれあったはずですから、、。
『カルメン』については、ガランチャがゲオルギューの代わりに歌う公演のホセ役はすべてアラーニャ。
一方、ゲオルギューが当初の予定通り歌うつもりでいるラン終わりの二公演(4/28と5/1)は、
いずれもホセ役がカウフマンです。
(それ以外の中盤の公演はボロディナがジョヴァノヴィッチのホセとコンビを組みます。)
アンジェラ、夫を放り出してカウフマンとだけ共演することになったのもなんだか皮肉ですが、
実際のところは、彼女の役の準備が追いついてないのではないか?と推測します。
(というか、大体が、そもそも、彼女がカルメンなんて歌おうとするとはけしからん!という、
とある老ヘッドの一喝もありましたね、、そういえば、、、。)
というわけなので、ランの最後のほうに予定されているカウフマンとの公演も、
どんな結末になるか、最後までわかりません。
土壇場近くでゲオルギューの予定公演全キャンセルというのも、ありえなくはないと思います。
メト側の立場を考えると、ああ、おそろしや。
ただ私の個人的な立場で考えると、その場合、カウフマンとの二公演には誰が入るのか?など、興味が尽きません。
結局、現在のところ、ライブ・イン・HDは、
『ホフマン物語』2009年12月19日
レヴァイン指揮、キム、ネトレプコ、グバノーワ、リンゼー、カレイヤ、ヘルド
(最初に発表されていたキャストに比べると本当に地味になりましたね、、。やっぱり呪われてます。)
『カルメン』2010年1月16日
ネゼ・セグイン指揮、ガランチャ、アラーニャ、フリットリ、クヴィーチェン
(話題性のネガティブ・インパクトはほとんどなし。)
という予定です。(日にちはアメリカでの収録、上映日)。
昨日は、毎朝の日課の検索でなぜかゲオルギューのニュースが釣れて、吃驚です。
というのは、こちらはニュースになっていませんが、6月はじめのチューリヒのシーズン発表では、10月18日から11月1日のボエームが、ゲオルギュー&グリゴーロのコンビでしたが、7月13日に日程が発表された時にはゲオルギューからフリットリに変更になっていました。チューリヒは、最初のシーズン発表では初日とキャストだけで、全日程は後日発表されるんです。
ということで、メトのカルメンも水面下では6月下旬頃から交渉が行われていたということではないかと思います。
ゲオルギューのスケジュールを見るとチューリヒとメトをキャンセルすると来年のメトの椿姫(3月29日からヴァレンティ君のアルフレード)までオペラはゼロ....約半年のお休みですよ。
「個人的理由」も声帯とか喉とかではなくて、健康面でなにかあるのか...と思えますが、どうでしょう.....
ガランチャは、10月はロンドンでカルメン、なんとホセはアラーニャ...その後もミュンヘン(多分ホセはカウフマン)、ウィーン(ビリャソン、ネトレプコ )と続くようです。
もうご存知かもしれませんが、2010-11シーズンに予定されていた「椿姫」、ネトレプコがキャンセルしたそうです。
あの豪華絢爛なゼッフィレッリのプロダクションから、ネトレプコがブレイクするきっかけとなった、ザルツブルグのデッカーによるプロダクションに変更するということは、ネトレプコがヴィオレッタを歌うからこそ考えられた計画だったと思うので、その主役が降りてしまった今、デッカーのプロダクションをMETでやる必要があるのかな~と思ったり。
個人的には、ゼッフィレッリのプロダクションのほうが、ずっとずっと好きなもので。
しかし、まだスケジュールも発表されてない2010-11シーズンなのに、彼女がキャンセルしたことが話題になるとはすごいですね
開場時に がぶりつき席にダッシュされたサングラスの方(3人で聴講)がMadokakipさんだったのでしょうか? 違ったらどうしよう...と声を掛けそこねました。
わたしの周りは 声楽関係者のオーラでいっぱいでした。
明日は もう少し歌っていただきたいものですね。
噂してたんですよ。
帰りに駅前のコーヒーショップでお茶してたら、デヴィーア様ご一行を目撃。
思わず立ち上がって、手を振っちゃいました。
私はやっぱり気後れして行けませんでした。今日はどっちにしろ仕事ですけど。明日か明後日もあるんですよね。
是非皆さんのお話聴かせてください。
前半の高校生はまあまあでしたが、後半の院生は・・・
デヴィーア様のコメント、後半辛辣でした。
明日は同じ時間帯で歌劇団員等対象のレッスンがあります。
keyakiさん、
うーん、それは非常に興味深い事実ですね。
私は、最初、
① カルメンの準備が予定通りにすすまなかった
か、
② アラーニャと喧嘩になり、あてつけで自分のお気に入りのテノールとのみ組むことにした
かと、思ったのですが、そのチューリッヒの簿エーム・キャンセルが両説を木っ端微塵にしました。
というのは、①なら、既に歌ったことのあるミミをキャンセルする必要はありませんし、
②なら、グリゴーロとの共演をキャンセルすることは絶対にないだろうからです。
そして、この半年くらいのお休み、
いえ、シーズン前のオフも入れるともっと長いでしょうか?その期間から、
もしや、、?と思ったのが、③ご懐妊説なんですが、
これも、ある種、健康面といえなくはないですよね、、。
アラーニャとゲオルギューの子供、、、私的にはとても怖い、、
ガランチャはそうすると、メトにくるまでにだいぶカルメンを歌いこんできますね。
これは楽しみです!!
娑羅さん、
オペラ界で最近子供を産んだ人は、といえば、
奇遇なつながりを見せるネトレプコ。
そうなんですよね。
2010年の『椿姫』のキャンセル、私も昨日知りました。
あれは、ネトレプコじゃないと視覚的にきついプロダクションですね。
こちらで以前ご紹介したチエカさんのサイトに、
ポプラフスカヤが同じプロダクションを歌った映像が出ていて、
http://parterre.com/2009/08/12/triumph-of-the-willy/
引いてしまいました。
特に最初のショット、、、、
メトが新プロダクションにしようとしているものの中には、
本当に必要のない演目もありますよ。
『椿姫』もそうですが、ゼフィレッリの演出をお釈迦にして、
新シーズンのオープニング・ナイトを飾る『トスカ』。
既に組まれ始めているセットを見た人は、
失望の声をあげていました。
どうなりますでしょうか、、。
シャンティさん、
私がしそうな行動ではありますが、
それは私ではありませんでした。
金曜は一番後ろの座席で聴講しました。
あんなに大きな会場と知らなくて、
もしかすると雰囲気でシャンティさんを探しあてられるかも、と思っていたのですが、
甘かった、、。
あれだけ人が多いと、皆さんのお顔を拝見することもままなりません。
確かにデヴィーアが歌う場面がそれほど多くなかったのは残念ですが、
いろいろな意味で大変考えさせられるクラスでした。
私は明日もおそらく出来るだけ正面後方に座るつもりでいます。
お会いできると良いのですが、、。
チャッピーさん、
そうなのです。
デヴィーアの白いワンピとギャルが履くような、
高いウェッジソールのサンダルが超キュートでした!
(どこで買ったのか教えてほしい。まさか、原宿、、?)
周りのスタッフの方が私たちに気づいて、
彼女に教えてくださり、
気さくに手を振り返してくださったのが素敵でした。
普通に駅ビルを歩いているデヴィーア、、
シュールすぎて、感激と混じってくらくらしてしまいました。
soraさん、
気後れなんて、全然不要です。
人数が多すぎて(ちょっとした小ホールの大きさの建物です)、
誰も周りの人に気遣ってなんていませんから、、。
ちなみに、もう一日は土曜のみで、
当日券は12時半からの配布だそうです。
お時間が合えば、ぜひいらっしゃってください。
場所は小田急新百合ヶ丘駅の南口を出て、立体歩道橋をりそな銀行の手前で曲がってつきあたったところ、
駅から歩いてものの数分です。
チャッピーさん、
いろいろ考えさせられましたよね、、
日本の声楽教育について、、。
ああ、本音をブログに書いていいんだか、、。
私達夫婦は 昨日は6列センターに座っていました。今日もそのあたりを狙います。
オレンジ色のバッグを持って 開始前、休憩時間にロビーをうろつきますね。
昨日のテノールと今日の女性3人は10月の昭和音大オペラ”愛の妙薬”で歌うことになっている人たちですね。楽しみのような怖いような...
ありがとうございます!
これでお会いできる予感がしてきました!
>10月の昭和音大オペラ”愛の妙薬”で
それで彼は選択した曲が”人知れぬ涙”だったんですね。
いやー、かなり怖い方に傾いた
楽しみのような怖いような、です、、。