Opera! Opera! Opera!

音楽知識ゼロ、しかし、メトロポリタン・オペラを心から愛する人間の、
独断と偏見によるNYオペラ感想日記。

LUCIA DI LAMMERMOOR (Sat, May 23, 2009) 前編

2009-05-23 | メト以外のオペラ
メトのシーズン中は公演とブログにまみれ、
いい加減、我が家の2ワン(プロフィール参照)と連れに呆れられる日々。
そんなわけで、今回、彼らへの罪滅ぼしも兼ねて、一週間ほど、
カナダのモントリオールまで車の旅に出ておりました。
この一週間だけはオペラとPCから離れ、ゆっくりと愛息たちと戯れようという計画です。

しかし、往路途中で一泊したサラトガ・スプリングスの道端ではレーク・ジョージ・オペラの
『蝶々夫人』の公演のビラに目が釘付け。
気がつけば、じっと連れと愛息たちにその様子を観察されてました。
”あんた、またオペラのこと考えてるね。”といわんばかりに、、。

さて、ホテルを通して、信頼できるドッグ・シッターを部屋に数時間手配できるようであれば、
モントリオール滞在中にモントリオール響の演奏会に行こう!と連れと盛り上がっていたのですが、
翌日、サラトガ・スプリングスから約四時間のドライブと、
パスポート・コントロールでの驚異の2時間15分待ちで、
夕方の6時半頃やっとたどり着いたモントリオールのホテルで、
夕食の前に一休み、、と、部屋に備え付けのタウン誌に目を通したのが間違いのもとでした。

オペラ・ドゥ・モントリオール、、、。



『ランメルモールのルチア』、今日がシーズン初演か、、、うーん、観に行きたい!
しかし。今日の初日の公演日を逃すと、二日目の公演は我々がモントリオールを去った後、、。
連れと一緒に観に行けるならともかく、
今から一時間そこらでドッグ・シッターを手配できるわけもなく、
とすると、今夜観に行くとなれば、彼を2ワンと共にホテルの部屋に放置し、一人で観に行くしか手はない、、。
そんなひどいこと、いくら私でも出来ません、、、、よね、、やっぱり、、。

”いくらなんでもねーっ!旅行の相手をほっぽり出してオペラに行く人いないよね。ははは。”
と本気だか冗談だか自分でもよくわからない状態で言ってみたらば、
連れが一言、”実はすごく行きたいんでしょ?”
、、、
さすが、知り尽くしているな、、私という人間を。

”いやいや、そんなことは。モントリオール・オペラだもん、
どうせ、キャストも大したことないと思うし。”(←相変わらず超失礼。)と、
ガラにもなく、一応遠慮してみたのですが、
”じゃ、電話して、キャストだけ確認して決めたら?
夕食の途中や、夜中に起き出して、やっぱりルチア、見ておくんだったー!と
泣き叫ばれても、ボクも困るからさ。”
いいとこついてる。

しかし、キャストの確認は確かにグッド・アイディア!
きっと、なーんだ、そんな名前を聞いたことのないキャストばかりなら、あきらめもつくわ、
ということになって、きっと一時間後には連れとご飯してるんだろう、と予想しつつ、
NYのリンカーン・センターに相当するプラース・デザール(Place des Arts)に電話。
オペラ・ドゥ・モントリオールに関する質問やチケットの手配もここが処理してくれます。

フランス語ネイティブと思われる女性
(ちなみにモントリオールはご存知の通り、公用語はフランス語ですが、
私が予想していたよりは、英語の勢力が意外に大きかったです。)が、
一生懸命フランス語訛りの英語で親切に答えてくれます。

”今日のルチアのキャストを教えてくださいますか?”
”ルチアはですね、、、エグリーズ・グティエレスです。”

なんと!グティエレス!
OONY(オペラ・オーケストラ・オブ・ニューヨーク)ガラでなかなかの美声を聴かせていた、、。
モントリオール、、もっと寒いキャスティングかと思ったら、やるではないですか。
やばい。まじで行きたくなってきた。

”そして、エドガルドが、ステファン・コステロです。”
ステファン、、、、?
フランス語でステファンって、、、、ちょっと、待って!
それって、英語読みでスティーブンってこと、、、???!!!
”ええええええっっっ???!!!!い、今、何と??
もしかして、スティーブン・コステロって言いました!!!??”
気が付いたら受話器に向かって絶叫してしまっていました。
その興奮ぶりについ相手の女性も笑い出して、”はい、スティーブン・コステロです。
で、エンリーコがですね、、、”

しかし、もうこの時点でエンリーコのことなんか全く聞いちゃいないことは言うまでもありません。
つい数週間前にフィラデルフィアまで出かけていった理由の一つが彼を聴くことだったわけですが、
図らずもモントリオールで、それもエドガルド役で再びコステロを聴ける!
これが運命でなくて何なのか!?

一応ライモンドまでキャスト説明がすすんだところで、”チケットは残券ありますか?”
すると、”お得な割引セットがあるんですが、失礼ですが、年齢は何歳でいらっしゃいますか?”
(年齢によって割引セットがあるようだが、もう話が耳に入ってこない。)
もうお得なセットなんてどうでもいいから、早くチケットが残っているかだけ教えて!!!
”はい、残っております。チケットはボックス・オフィスでもご購入いただけますので。”

受話器を置くと、連れが、
”いいよ、行って来なよ。僕、犬と留守番してるから。”
いやーん、まじでー!!??本当にいいのー?!
”うん、まあ、車の運転で疲れたのもあるし、ご飯食べたらすぐに眠たくなると思うから。”
ああ、なんという深い愛
では、お言葉に甘えて行って参ります!!

モントリオールでオペラを観に行くことになろうとは全く予想していなかったので、
持参したカジュアル寄りな服の中からなんとかオペラハウスに入っても大丈夫そうな組み合わせを編み出し、
モントリオール一日目の夜を一人、プラース・デザールに向けてキャブを走らせるMadokakipなのでした。
オペラの極道に身を売り渡した人間の悲しい性よ、、。

プラース・デザールはリンカーン・センターなんかに比べるともっと近代的な雰囲気。



ボックス・オフィスも、いかにもマニュアル作業してます!的なメトのそれと比べると
(とはいえ、私はそれも味があって好きなのですが)、
ブースの数も多く、公演直前駆け込みでチケットを
購入もしくはピックアップする観客たちにも余裕で対処できるようになっていて、
特に今回の私のように窓口で購入する人間には、コンピューターのスクリーン上で
空席状況を見せながら説明してくれるのが非常にありがたいです。
今回、事前には全く劇場自体のサイズとか、どの席が良席なのか、といった予備知識がなかったので、
”とにかく値段は気にしないので、良く舞台が見える席を。”とお願いしたところ、
窓口の担当の方が、平土間の前から数列目という席を推薦してくれたのですが、
それで140カナダ・ドルでした。
現在1カナダ・ドルは1USドルよりほんの少し弱いですが(今日のレートで140カナダ・ドルは約128USドル)
値をほぼそのままアメリカ・ドルに置き換えても、金額が巨大でなければそれほど支障がないので、
旅行中も計算が楽ちんでした。
メトの平土間前列の座席なら200ドルはするので、オペラ・ドゥ・モントリオールは価格設定がやや低め。
いい歌手が登場している公演ならお得感があります。

プラース・デザールは複数のホールを抱えているのですが、
オペラ・ドゥ・モントリオールの公演は、ウィルフリッド=ペルティエール・ホール
(Salle Wilfrid-Pelletier)という一番大きなホールで行われています。



メトに比べるとかなり近代的なホールで、座席の幅が非常に広く、
また座席の配列も巧みで、観客にとっては非常に観やすくできているのですが、
ホール全体が横に広く、かなり規模が大きいので
(高さだけはやや低いかもしれませんが、目計算ではほぼメトと同じくらいの大きさに感じます。)
歌う方にとっては結構大変な会場かもしれません。

ここでも、着席した周りの観客からはフランス語と英語がちゃんぽんに聴こえてきて、
なんとも不思議な感じがするのですが、
英語ネイティブのおやじがフランス語ネイティブの、全くオペラに興味がなさそうな
付き合って間もないと思われる彼女に、
熱く”ベル・カントとは”を語っている姿やらが見られ、いずこもオペラファンは同じ、、と
微笑ましい気持ちにさせられました。

コステロの歌唱にはいろいろと思うところがありましたが、
グティエレスの素晴らしい歌唱には、久々にきちんとした『ルチア』を聴いた!と
血が沸騰しました。
モントリオールでこんな歌を聴けるとは誰が予想したでしょうか!

詳しい公演の感想は後編に続きます。

後注:
後編のコメント欄に頂いたコメントに関し、いくつかコステロの音源をご紹介します。
(後編は字数制限一杯なので前編で紹介させていただきます)

1)2007年シーズンのルチアの公演時のアルトゥーロ。
ナタリー・デッセイがルチアを歌った年の公演です。(この抜粋には残念ながら
彼女の歌声はありませんが。)
2007年10月9日の公演のシリウスの放送からで、
指揮はレヴァイン、エンリーコを歌っているのはクウィーチェンです。
1分20秒あたりからがコステロの歌声で、
合唱と重なる部分(2分53秒から)でもはっきりと声が聞き分けられます。
メトで聴いたみずみずしい清水のような声が懐かしく思い出されます。




2)そしてこちらが今回のモントリオールの公演のゲネプロと思われる映像。
”我が祖先の墓よ Tombe degli avi miei"~”やがてこの世に別れを告げよう Fra poco a me ricovero"
声のテクスチャーが若干変わっているのがわかります。




3)おそらくメトの『ルチア』に登場したのと同じ頃か少し前に歌ったと思われる、
ロッシーニの『スターバト・マーテル』。
ちょっと最後の高音が苦しいですが、こういう歌い方こそが彼の良さが活きる歌唱だと思います。
歌いだす前に猛烈に緊張している様子が微笑ましい。




2009年のリチャード・タッカー賞も受賞したことですから
(今年のタッカー・ガラに彼が登場するのは間違いなさそうです。)、頑張ってほしい!

おまけでグティエレスの映像も紹介しておきます。
You Tubeにあがっているルチアは私が聴いたものより出来が悪く(装飾歌唱は
モントリオールでの方法が全然冴えていて、文句のつけようがないくらいでした。)
気の毒なのでこちらを。
ルチア役とは全然違うリュー役のリハーサル時の歌唱であるうえに
ダニエル・オーレンの解説がうざいですが、
この感じで狂乱の場を歌われたらどんな感じか?というのを想像されると、
モントリオールで聴いた彼女の歌に近いです。
1分10秒、それから2分26秒が彼女が歌っている個所です。





(冒頭の写真は本公演リハーサル中のグティエレスとコステロ。)


Eglise Gutierrez (Lucia)
Stephen Costello (Edgardo)
Jorge Lagunes (Enrico)
Alain Coulombe (Raimondo)
Antoine Belanger (Arturo)
Pierre-Etienne Bergeron (Normanno)
Sarah Myatt (Alisa)
Conductor: Steven White
Stage direction: David Gately
Set design: Henry Bardon for Dallas Opera
Lighting design: Anne-Catherine Simard-Deraspe
Chorus master: Claude Webster

Opera de Montreal
Orchestre Metropolitain du Grand Montreal
Chœur de l’Opéra de Montréal
Parterre Pair C Even
Salle Wilfrid-Pelletier, Place des Arts, Montreal

*** ドニゼッティ ランメルモールのルチア Donizetti Lucia di Lammermoor ***

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13 コメント

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ワンコ事情@ケベック (チャッピー)
2009-05-30 17:39:45
旅行先で好きな歌手が出演中のオペラ公演と遭遇・・・
いやー、偶然とは思えませんなあ。Madokakipなら尚のこと。

ところでケベックのホテルって犬の受け入れはどうなんですか?
アメリカは意外に駄目ですよね。
ドイツは原則OKで、昔見に行ったフィギュアスケートの競技会でも、ドイツ選手が大型犬連れて来てました。
返信する
ワン・ライフ in Quebec (Madokakip)
2009-05-30 18:14:55
チャッピーさん、

もうですね、モントリオール滞在初日に連れを放置してオペラ鑑賞ですからね。
しかも、帰りの車の中ではイタオペ・アリア集のCDを爆音再生。
何が”オペラから離れ”だよ、、、って感じです。

ホテルでの犬の受け入れなんですが、

>アメリカ

は都市によりますね。NY市は実はかなりdog friendlyな街だと思います。
衛生上の理由からレストランやスーパーなど、
食品を扱う室内には犬は連れて入れませんが
(市の法律がそうなっています)、
夏期はテラス席のあるレストランはまず犬同伴OKですし、
ラインは屋外か屋内か、という点にあるようです。
その点、今回途中で宿泊したサラトガ・スプリングス、
こちらはNY州内の街なんですが、
ルールはNY市と若干違って、コーヒー・ショップで室内まで犬連れOKの店もあれば、
テラス席があっても、テラス席エリアの囲いの外に犬を出しておかなければならない店など、
いろいろです。
一方、ケベックは、屋外か屋内か、が問題なのではなく、
犬は”路上に”いなければならないようです。
つまり、屋外のテラス席でも、レストランの敷地内にある場合は犬はそこにはいれません。
例をあげると、ケベックには二階の屋外席にテラスを設けているレストランが結構あるのですが、
そこはレストランの一部とみなされ、犬は連れて入れません。
なので、屋外vs屋内、というものさしでは図れないようです。
というこういうわけで、ケベックは宿泊場所よりも、
意外と食事する場所が難しいです。
舗道にテーブル席を設置しているレストラン、という非常に限られた選択肢になるので、、。
一部には犬好きのオーナーがいてこっそり本来入ってはいけないテラス席エリアに入れてくれるお店もありましたが、
これは特別な例だと思います。

宿泊については、これは私の推測なんですが、
結局犬を連れて旅行したがる人間というのは、
我々のような金はないが余程の犬好きの犬馬鹿か、
お金持ちや芸能人系の人々で”どうして私のペットをどこでも連れて行っちゃいけないの?”というわがまま系の2タイプだと思います。

で、この後者の要望に沿うため、マンハッタンのホテルは、
意外にも俗に高級ホテルと言われているところほど、
犬同伴OKだったりします。
で、その流れを汲んでか、今では大手のホテルチェーン、
それからブティック・ホテル(Wホテルなど)も犬OKのところが多いです。

ケベックも大都市なので、基本、この流れに沿っていて、
そこそこのホテルに泊まると、追加料金さえ払えば、
犬と同伴宿泊できるところはたくさんあります。
私達が泊まったホテルも大手ホテルが地元のタウンハウスを買い取って経営しているプチ・ホテルのようなホテルでしたが、
一匹一泊17CAドルで宿泊できました。

ケベックには、敷地全体がドッグランになっている公園があって、
芝生が生えた、かなりの大きさの場所をオフ・リーシュで一日中遊ばせることができるのが素晴らしいと思いました。
セントラル・パークも朝の9時までと夜の9時以降はオフ・リーシュOKなんですが、
週末以外はこの時間帯だけでは制度を実際に利用するのは難しいです。
返信する
ワンコ (チャッピー)
2009-05-30 23:37:22
>意外にも俗に高級ホテルと言われているところほど
マンハッタンだけじゃなく、東京もそうかも。
椿山荘フォーシーズンズは犬の宿泊料無料。ケージも先方で用意してくれます。
でも、そのことで一切宣伝はしてません。
電話して問い合わせた上で初めて分かるのです。
客層低下が怖いんでしょう、多分。
他にもありそうですね、ワンコOKの高級ホテル@東京
返信する
最初に思ったこと・・ (今泉澄)
2009-05-31 13:09:49
ズバリ。その連れの男性・・偉いね。
聖人か??
普通だったら、ケンカになりかねないケースだと思う。
返信する
他にも/極悪人! (Madokakip)
2009-05-31 14:51:10
頂いた順です。

 チャッピーさん、

椿山荘もOKなんですね!ナイス!
モントリオールでは他に、ヒルトン(パリス効果?)、
シェラトン、インターコンチ、ロウズ、
リッツ・カールトン、マリタイム、WホテルといったところがワンOKで、
多分NYも同系列なら同じだと思います。
東京ももしかしたら同じなのでは、、?

 今泉澄さん、

>聖人か??

多分、私の連れである時点で、、。

しかも、帰りの車の中、イタ・オペのコンピレーションCDを大音響で再生中、
アンナ・モッフォのルチアの狂乱の場で、
”なかなか良かったんじゃない?”(私も思ったより上手くて驚きました。)とコメントした連れに、
”でもね、この間観たグティエレスは、
このモッフォよりすごかったんだから。”と、
傷口に塩を塗るような極悪非道なコメントを発したのは私です、、
聖人とはあまりにバランス悪すぎ。
返信する
あなた、やるわね。 (yol)
2009-05-31 22:49:32
madokakip、もう読み始めた途端結末がわかりました。
ただちょっと違っていたのはせめて二人でいくのかと思いきや、独りで行ったとは恐れ入ります

でもね、その経験私も全く同じで、どうしても行きたいものは本当に譲れないのよね、っていうか、我慢しようとすればしようとするほど、無念がお腹の底からフツフツと湧き上ってきて、結局行っちゃうのよね、、、、貧乏性とは言わないんだろうけれど、行かなかったために行かなかったことを後悔するのが本当に嫌でたまらないの。

しかし今泉さんのコメントにあるようにあなたの連れは本当に偉いと思うわー、まさに色んな意味で。

私たち(敢えて「たち」にしたわ)って一緒に働いている頃から物凄く吠えまくっていたじゃない?それに恐れをなして自分のチームに逃げ帰って、そしてチームのマネージャー達から直々にお電話いただいたことが何度もあったわよね。

、、、、そんなあなたにぴったりの寛大な人だと、私からも感謝の念を捧げます
返信する
あら、そんなことあったの? (Madokakip)
2009-06-01 03:26:15
yol嬢、

>自分のチームに逃げ帰って、そしてチームのマネージャー達から直々にお電話

あら?そんなことあったかしら?
全然覚えてないわ。

彼については、今回こうして公演に行かせてくれたことも
心が広いと思うのだけれど、
そのことを根に持ったり怒ったりしてすらいないどころか、
この記事を書いた後に、
”ブログに公演を見に行かせてくれたことを書いて、
それを深い愛と形容しておいたわ!”と言ったら、
”that's so sweet!"と、
まじ感激して喜んでくれたところに、
彼の真の心の広さとちょっと一般の人とはずれた感覚の優しさを感じます。

しかし、かと思えば、国境で2時間15分もカナダ側のパスポート・コントロールで待たされたときは、
”オバマに手紙を書く!”と切れまくってました。
なんでオバマなの?と聞くと、
”我々は不法入国者なのではなく、カナダへの観光客なのだから、
丁寧に扱われて当然なのだ。
アメリカの住民を不当に扱ったかどで、
オバマはカナダにクレームをつける権利がある!”というロジックらしいわ。
私ならカナダの観光局にクレームを出すと思うけど、
彼の主張もなるほどな、と思ったわ。
ただ、オバマ大統領が私達のためにカナダにクレームを出してくれるとは思わないけれど(笑)。

いずれにせよ、彼のような人でないと、私とやっていくのは難しい、とつくづく思います。
いつも感謝してるわ!
返信する
私の友達も似たようなことを.... (娑羅)
2009-06-01 14:46:30
Madokakipさんのお連れの男性の話を聞いて、私の友達の旦那様の話を思い出しました。

友達はバレエが大好きで、新婚旅行先のパリで「バレエのオープンクラスを受けたい!」と言い出し、実際に受講。
旦那様はその間、スタジオのロビーでお待ちになっていたとか。
さらに、「パリ・オペラ座バレエを観たい!」という彼女に付き合い、バレエには全く興味がない旦那様も「パキータ」を観劇。
でも、「おぉ~、あの男性、あんなに高く跳んでるよぉ!」とか、旦那様も興奮気味だったそうです。

ちなみに、彼女の旦那様は彼女より5つ年下です。
返信する
新婚旅行で! (Madokakip)
2009-06-02 09:57:12
 娑羅さん、

すごい!ツワモノのお友達ですねー(笑)。
新婚旅行先がパリになった時点でバレエのオープンクラスに行って、
それからオペラ座にも行って、、と夢が広がったのか、
それとも、パリが新婚旅行先になったことすらも計画の一部だったのか、
気になるところです。
後者なら天晴れです!!!
でも、そうやって一緒に楽しんでくださる旦那様は素敵ですよね。

私もこの先結婚するようなことがあったら、
”行き先はイタリアがいいなあ。”と言ってみます。
その後は、、、もうご想像つきますよね。
毎日オペラハウスに引きずり回します!!
返信する
オペラヘッド(笑) (チャッピー)
2009-06-02 21:22:27
小泉元総理はイタリアに引退後は移住したい、と言ってたそうです。もち、オペラ目的ね。
ミラノで小泉に似た東洋人に遭ったら、かなりの確率で本物かも。

筑紫哲也は小泉時代、首相官邸に入浸ってた。政治の取材ではなく、オペラの話が主目的になってたらしい。彼の番組「ニュース23」には、ゲオルギュー女王も登場もしましたよね。毎月オペラ歌手を出してくれてたら、欠かさず見たのに。

いやー、オペラヘッドの皆さん、逝っちゃってますな。
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