港区まち創り研究会(まち研)ブログ

港区まち創り研究会の活動の状況やまちづくりについての様々な情報をお伝えします。
海外の街あるきの報告もあります。

三田小山町のまちづくりを考える会の会合が開かれました

2012-09-08 10:50:00 | 港区のできごとあれこれ
三田小山町再開発を心配する会の方、日本建築家協会港地域会の方、港区まち創り研究会のメンバーが集まりこれからの三田小山町のまちづくり考える会合がありました。
 総勢、15名の賑やかな会合になりそれぞれのメンバーからまちづくりについて活発な議論がありました。
 再開発を心配する会の方からこれまでの経緯の説明があり、再開発準備組合加入に同意した地権者は7割程度でここ2,3年賛成者は増えていないとのこと、港区では8割の同意がないと都市計画決定はしないという説明をしているとのことでした。地区によって、反対者の多い地区もあるとのことでした。
 今ある再開発の案は地域の街並みにあっているとは言えず、できあがったらコミュニティのつながりがなくなってしまうのでないかというのがみなさんの意見でした。
 地域を限定してまちづくり協議会をつくり、まちづくりヴィジョンを作成したらどうかという提案が建築家の方からなされました。全体で再開発を行うという選択肢にしぼらず、部分的な共同建て替え、個別建て替え、個別の修復などいろいろな方策を検討するという方向が示されました。特に、部分的な共同建て替えは立地から考えて十分可能性があると意見もだされました。その後、全員で現地を視察し、こんな温かみのある街並みが残っていることに感心しきりで、何とかこの街並みを生かした計画をつくりたいと建築家の方たちからご意見がありました。この地区は木造密集地区に指定されておらず、小型の消防車も入れる道幅も確保されており、部分的な対応で防災上の課題もクリアーできるのではないかという意見もありました。

レトロなb街並みが残されている 道路の幅員はある程度確保されている

部分的に路地のような空間が残されている

さぬき会館 みどりが豊富

奥が小山湯 営業はしていない

レトロな街並み

こんな八百屋もある

古川
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