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スター・トレック

2009-09-19 14:55:08 | ★★★★★★★☆☆☆
監督 ロバート・ワイズ
キャスト ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、デフォレスト・ケリー、ジョージ・タケイ、ジョエル・クレイマー、スティーヴン・コリンズ
1979年 アメリカ
ジャンル:SF、アドベンチャー

【あらすじ】
“雲状の未知の生命体”から地球を救うため出発したカーク艦長率いるエンタープライズ号のクルーが遭遇したものは……。いま人類の壮大な冒険の幕が開く!

【感想】
スター・トレックと言えば、通常はテレビシリーズのことを指しているので映画版はあまり話題にならないと思います。

ただ今からテレビシリーズに入るのは長編だけに敷居が高いので、映画版の第一作である本作品でお試しの後、気に入ったならばテレビシリーズをじっくり鑑賞するというような使い方ができると思います。

テレビシリーズを映画化した作品というのは、予算が少ない分、その時代のハリウッド映画と比べて映像が安っぽく見えてしまう傾向がありますが、本作は頑張っていたと思います。(ただし70年代の映画であるので映像そのものに古臭さがあることは否定しない)

本作は「スターウォーズ」や「未知との遭遇」の大ヒットの影響を受けて製作されたそうですが、ミサイルやレーザー光線が飛び交うような動きの激しい戦闘シーンは一切ありません。あくまで想像力溢れる映像と発想の面白さで勝負しています。私はこのどこか哲学的な世界観が非常に好きです。

特に地球の危機にもかかわらず、艦内の人間関係がぎくしゃくして艦長の指示通りに動いてくれないあたりが本作らしさだと思います。ビジャーと呼ばれる感情を持たない機械に侵略されそうになるのですが、この正体が明かされたときは結構、驚きました。ネタバレはしませんが、猿の惑星的とでも言っておきましょう。キャラクターも個性がはっきりしており、映画の基本となる部分は問題ありません。

欠点はシナリオの展開がのんびりしているので、少しイライラさせられるシーンがあったことを挙げておきます。

テレビ版に興味があるが、観るのを躊躇しているような方はぜひ本作をお薦めします。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆

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