映画を見ながら株式投資

今の時代に起きていることを正しく認識し、自分なりの先見の明を持つ。

ブレードランナー2049

2017-11-28 12:32:30 | ★★★★★★☆☆☆☆

監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
キャスト ライアン・ゴズリング、ハリソン・フォード、アナ・デ・アルマス、ジャレッド・レト、ロビン・ライト、バーカッド・アブディ、デヴィッド・ダストマルチャン、ヒアム・アッバス
2017年 アメリカ、イギリス、カナダ
ジャンル:SF、アクション、シリーズ

【あらすじ】 
前作から30年後の2049年の世界を舞台に、ブレードランナーの主人公“K”が、新たに起こった世界の危機を解決するため、30年前に行方不明となったブレードランナーのリック・デッカードを捜す物語が描かれる。

【感想】
水準以上の出来だとは思うが、「ブレードランナー」が公開から30年以上経っても根強い人気をがあることを考えると本作にそのようなカリスマ性は一切なかったですね。その点においてはその時代においてどれだけインパクトがあるものを作れるかが鍵となるのでしょう。でも大コケと言われていることについては元々商業的に成功する作品じゃないからと擁護したい。

作品のテーマは「生きる」だったと感じました。人間の道具として生み出されたレプリカントは旧型は常に命の危険に晒されていて、身分を隠しながらも必死に生きている。新型は使い捨てのように利用されている。主人公の恋人が実態のないホログラムであることも命を意識させるものでした。更にあるレプリカントが妊娠して子ともを授かったことでレプリカント達の思いは強くなる。その事実は人間と変わりないことを意味するため人間にとって非常に都合が悪いので一方のレプリカントを生み出した企業サイドは大量生産が可能となることから子供と父親を手に入れたい。それぞれの思惑でストーリーが動いていくという展開でした。

2時間40分の最近にしては長尺映画でしたが、情報を一つずつ小出しにしていく形で全容が明かされるので飽きずに観ることができました。キーワードになる謎がいくつかあって主人公「K」の正体、生まれた子供や両親の正体、居場所などですが作中で全て明かされます。オリジナルの方はデッカードがレプリカントなのか等の謎をはっきりさせなかったことで論争が生まれたのと対照的でした。ちなみにデッカードは本作で人間が暮らせない放射能の中で普通に生活していました。

難点は主人公の影が薄かった点。特に後半はハリソン・フォードに食われていました。ハリソン・フォードの存在感は最近の役者では敵わないですね。上述した物語の謎に気を取られてしまい主人公の絶望とか悲哀などがグッと伝わってこなかったというのもあったと思います。初代と比べるなら「ブレードランナー」はハードボイルドやロマンス、ミステリーなどがバランスよく絡み合ってたのに対し、本作はKの描写に偏りが見られ娯楽性が薄いかなと感じた。

過去作品の復習は必須です。でないとレイチェルが出てくるシーンとか全く感動できませんから。

見る側を失望はさせてないけど、「ブレードランナー」が持つ根強い人気には到底及ばないだろうなという評価です。

余談

イオンのオーナーズカードで映画いつでも1000円、ドリンクがポッポコーンの引換券がもらえるってそんな制度いつからあったのか?全く知らなかった。


お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆


ブレードランナー2049


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超能力学園Z

2017-06-19 11:29:09 | ★★★★★★☆☆☆☆

監督 ロバート・J・ローゼンタール
キャスト スコット・ベイオ、ウィリー・エイムス、フェリス・シャクター、ヘザー・トーマス、ロバート・マンダン
1982年 アメリカ
ジャンル:SF、コメディ

【あらすじ】
ちょっぴり内気な高校生バーニーは、クラスで一番の美女ジェーンに対しても、ただ憧れて見ているだけ。ところが科学の実験中、バーニーはふとしたはずみから超能力を身につけてしまう。突然身についた力に半信半疑のバーニーだが、やがて、彼の超能力は学校や家で大騒動を巻き起こしていく…。

【感想】
最近、こういう超下品な映画、めっきり減りましたよね。逆に今作ったら一回りしてヒットするんじゃないかと思ってしまう。まあ私は好きですけど。
日本でも何度もテレビで放送されててコアな人気のある作品です。でも今、これ流したらBPO行きでしょうね。テレビがつまらなくなった原因がよくわかる。


偶然、超能力を身に着けてしまったオタクの男がその力を使って大騒動を巻き起こす。

普通のアメリカ映画だと超能力を身につけてしまったら、その力を使って地球の危機を守るために戦うパターンが圧倒的に多いですけど、本作の主人公はそれを己の欲望のままに使うので半分呆れつつも、笑ってしまう感じでした。

超能力によるいたずらが最初はスカートがめくれたりする程度の軽いものなのが、徐々にエスカレートして最後に爆発するという構成は非常にいいと思います。最近の映画は最初から全力で飛ばし過ぎて全然緩急がないです。見てて疲れるんですよ。

そのラストの爆発するシーンは完全に「キャリー」のパロディですね。調べたら他にもパロディが含まれているようです。映画好きならパロディ映画としても楽しめるはずです。

内容が内容だけにあまりオススメはできませんけど、好きな人は多いと思う。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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TCエンタテインメント

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コブラ

2017-04-29 16:32:13 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 ジョルジ・パン・コスマトス
キャスト シルヴェスター・スタローン、ブリジット・ニールセン、レニ・サントーニ、ブライアン・トンプソン、アンドリュー・ロビンソン、ジョン・ハーツフェルド、アート・ラフルー、ロン・ジェレミー、リー・ガーリントン
1986年 アメリカ
ジャンル:アクション、サスペンス

【あらすじ】
ロサンゼルスで、無差別に市民を惨殺する事件が連続発生。犯人は通称“ナイト・スラッシャー”をリーダーとする殺人集団だった。捜査に当たるのは、ロス市警のハミ出し者の刑事で、食らい付いたら離さない執念の捜査で恐れられるマリオン・コブレッティ、通称“コブラ”。ある夜、モデルのイングリッドが偶然に殺人現場を目撃し、ナイト・スラッシャーに命を狙われることになる。コブラは彼女の護衛も担当することになるが…。

【感想】
スタローンは役者としてはともかく、脚本家としては優秀な人だと思っております。無駄のないシンプルなシナリオで感動をストレートに伝えるという意味において。

本作も存在理由がよくわからない謎の殺人鬼集団を、スタローン演じる はみ出し者の刑事が叩きのめすだけの至ってシンプルな話。まさに主役のために作られたような映画です。それを自分を主役にして自ら脚本を書くのだから図々しいという以外にありません。

スターローンの人気絶頂の作品ということでらしさは出ていました。派手に敵をやっつけるだけです。ろくに苦戦もしていませんでした。セガールほどではないですけど。そのためサスペンスとして見るならば、致命的に緊張感がないのが欠点。でもスタローンの映画を見る人なんて最初からそんなものは求めないと思うので問題ないんじゃないですかね。警察内部にスパイがいて大量の人間がスタローンを殺しに来る場面は結構好きです。

かるーい映画だけど面白いと思います。世間は酷評のようですが・・・。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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ワーナー・ホーム・ビデオ

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ラ・ラ・ランド

2017-03-02 11:21:15 | ★★★★★★☆☆☆☆

監督 デイミアン・チャゼル
キャスト ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、ソノヤ・ミズノ、ローズマリー・デウィット、J・K・シモンズ
2016年 アメリカ
ジャンル:ミュージカル、ロマンス

【あらすじ】
何度もオーディションに落ちてすっかりへこんでいた女優志望の卵ミア(エマ・ストーン)は、ピアノの音色に導かれるようにジャズバーに入る。そこでピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会うが、そのいきさつは最悪なものだった。ある日、ミアはプールサイドで不機嫌そうに1980年代のポップスを演奏をするセバスチャンと再会し……。

【感想】
映画館でミュージカル作品を観るのはいつ以来なのか思い出せない。出張中にキャナルシティで「シカゴ」観たら自分以外に客が一人もいなかったのだけはよく覚えているが・・・。

女優希望の女とジャズピアニストの恋の行方をミュージカルやダンス、音楽を交えて描く。

個人的にバッドエンド寄り(寄りと言ったのは二人は仕事の夢を叶えたので必ずしもバッドエンドとは言えないが、そこで恋は終わった以上、少なくともハッピーエンドではない。)はあり得ない。決して後味が悪いというわけではないが、こういう作品は素直にハッピーエンドで締めるべきタイプの作品なのではと私は思った。多くの作品にオマージュを捧げているなら尚更。不満に関してはほぼこの部分です。

冒頭の長回しミュージカルシーンから現在の映像技術で70,80年代の古典的なミュージカルを再現したらこうなるのかと感心しました。本作は多くの作品に対してオマージュが捧げられています。街灯を回るシーンは「雨に唄えば」を思い出すし、「巴里のアメリカ人」「ロシュフォールの恋人たち」を意識させるものもありました。気が付かなかっただけできっと他にもあるはず。途中、やや中だるみしたかなと思うものの最後は盛り返したと思います。

一貫して描かれているのは男女二人の距離感でそれが二人の仕事面での状況を通じて刻々と変化していく様子は非常に上手いなと思いました。ただ前述した通り、結末だけは余計でした。多少単調になってもいいからハッピーエンドで気分よく映画館を後にしたかった。そもそも女は女優として成功する必要はなかったのでは?あれだけ大根とか批判されていた人間が自分語りをしただけで一躍成功するという展開は不自然に感じました。

アカデミー賞のドタバタ劇で一躍知名度が上がった作品ですが、音楽ものとしてみても「恋のゆくえ/ファビュラスベーカーボーイズ」に及ばない。数年したら評価下げると予想。ミュージカルは人を明るい気分にさせる方がいい。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

ラ・ラ・ランド


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プロミスト・ランド

2016-11-02 20:08:25 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 ガス・ヴァン・サント
キャスト マット・デイモン、ジョン・クラシンスキー、フランシス・マクドーマンド、ハル・ホルブルック、ローズマリー・デウィット、ティム・ギニー、ルーカス・ブラック、スクート・マクネイリー、テリー・キニー、タイタス・ウェリヴァー
2012年 アメリカ
ジャンル ドラマ

【あらすじ】
大手エネルギー会社の幹部候補スティーヴと仕事のパートナー、スーが田舎町マッキンリーにやってきた。この地には良質のシェールガスが埋蔵されており、2人は農場主から相場より安く採掘権を買い占めるために派遣されたのだ。不況に喘ぐ町民の説得は簡単だと思われたが、老教師フランクと環境活動家ダスティンが反対したため、賛否は住民投票に委ねられる。さらにスティーヴは自身の信念を根本から揺るがす真実を知ってしまい…。

【感想】
マット・デイモンが製作・脚本・主演をこなし、ガス・ヴァン・サントと組んだ社会派ドラマ。農業しかない貧乏な田舎町で新エネルギー、シェールガスの契約を取ろうとするエネルギー会社の主人公の前に対立する環境保護団体の男が現れる。

シェールガスが投資家の間でも最ももてはやされた頃に作った映画ということで現在になって観ると印象は変わるのが面白い所かもしれません。現在は大分回復してるらしいが、シェールガスのその後からすれば、町の人たちは権利を売らなくて正解だったと思う。

環境保護団体の男らがシェールガスが引き起こすと噂されている公害について力説するシーンについてはそれなりに説得力があったため、もし事実と反するのであればフォローするなりしておいた方がいいのではないかと心配になりました。採掘時に薬液を混ぜるせいで牛が死んだとか風評被害になりかねない。映画だからでは許されないでしょう。そういえばシェールガスの採掘は地震との関連性が指摘されていましたが、こちらについては作中で全く触れていませんでした。

企業側の主人公が街の人たちと触れ合い、真実を知ることで考えを改める展開はややありきたりではあったが、マット・デイモンが企業という権力側にありながらも憎めないキャラをしっかりと演じていたため、素直に感動できました。

また環境保護団体の男の正体が最後に明かされ、これがかなり予想外だったのですが、果たして本当にそんなことがあるのか?多少の疑問は残るものの「アメリカの会社だったらやりかねないな」と思ってしまうあたりが怖い。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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ポニーキャニオン



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ゴーストバスターズ(2016)

2016-09-12 19:16:29 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 ポール・フェイグ
キャスト クリステン・ウィグ、メリッサ・マッカーシー、チャールズ・ダンス、クリス・ヘムズワース、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、アーニー・ハドソン、シガニー・ウィーバ
2016年 アメリカ
ジャンル:アクション、コメディ、SF

【あらすじ】
コロンビア大学で教鞭をとっていた素粒子物理学博士のエリン・ギルバートは心霊現象を科学的に解明するための研究を行っていた。しかしある日、かつて自分が幽霊の実在を主張する本を書いていたことが明るみに出たせいで笑い者になってしまったばかりか、研究費を打ち切られてクビになってしまう。大学での居場所を失ったエリンは本の共同執筆者であるアビー・イェーツと再会し、自らの知識と技術力を生かすべくある計画を打ち立てる。それは、街を襲う幽霊を自分たちの手で退治するというものだった。エリンは原子力エンジニアのジリアン・ホルツマン、地下鉄職員のパティ・トーランを仲間に加え、専門会社「ゴーストバスターズ」を設立し、幽霊退治に乗り出

【感想】
どうせ映画館で見るのであれば、可能な限り3D鑑賞したいと思っているのですが、3Dは字幕が少なく吹き替えばかりなのが何とかしていただきたい。吹き替えは声優が勝手にアドリブで全く別のものにしてしまうケースがあったりするので苦手である。字幕なら戸田奈津子あたりにとんでも意訳されても最悪元の英語を聞けば理解できるので。
 
近年のシナリオ枯渇からくるリメイクブームに乗ってあの「ゴーストバスターズ」までもが復活。個人的な感情としてはそのままにしておいて欲しかったのですが、かと言って完全スルーするのももったいない気がしたので映画館で鑑賞してきました。

オリジナルのゴーストバスターズの魅力は思わず「くだらねえ」と言いたくなる内容にあってその中にもくだらなさに愛着が持てるのが今でも人気があるのだと思います。ビル・マーレイやシガニー・ウィーバらのとぼけた感じのキャラの魅力も大きい。それと比べると本作もくだらないのですがもう少し突き抜けて欲しかったかなと感じる所はありました。また女4人がやたらと癖が強いのですが、これがキャラの魅力に繋がっていたかと言われれば、そうではなかったと思います。日本人受けしない容姿でした。

ネガティブ要素で一番気になったのは作中で女が強く、男がやたらだらしなく描かれている点。見事なまでの女尊男卑の世界。別に女が男より強いのは許せないという思想を持っているわけではないのですが、かなり露骨なので気になってしまった。ゴーストバスターズで女が強いをやったところで何か利点があるのだろうか疑問に感じました。

ただそれ以外では全体的に丁寧に作っていたという印象を受けました。ゴーストに向かってビームを豪快に浴びせる爽快感は映像の進化もあって十分に味わえました。つまらないとは思わなかったですね。そこそこ楽しんでました。

余談:マシュマロマンの出番が少なすぎるのはいただけなかった。製作者わかってないと言いたい。またエンドロールでハメを外し過ぎ。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

ゴーストバスターズ(2016)


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ヒッチコックのファミリー・プロット

2016-07-10 10:51:19 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 アルフレッド・ヒッチコック
キャスト カレン・ブラック、ブルース・ダーン、バーバラ・ハリス、ウィリアム・ディヴェイン、エド・ローター、ウォーレン・J・ケマーリング、ウィリアム・プリンス、ニコラス・コラサント、チャールズ・タイナー、アレクサンダー・ロックウッド、アラン・ファッジ、キャスリーン・ネスビット
1976年 アメリカ
ジャンル:サスペンス、コメディ

【あらすじ】
富豪の老婦人から人捜しを依頼された霊媒師のブランチ。莫大な遺産を相続する彼女の甥の所在が不明で、霊感を使って居場所を探してほしいというのだ。実はブランチは、恋人のジョージに調べてもらった依頼人の情報をもとに相手に取り入り、報酬を巻き上げるイカサマ霊媒師だった。一方、表向きは一流宝石店を営む中年男アダムソンは、裏では身代金代わりにダイヤを要求するプロの誘拐犯。そのアダムソンこそ、老婦人の甥だった…。

【感想】
ヒッチコックの遺作。ヒッチコックほどの監督の遺作なのに放題にヒッチコックの~とつけなければならない所に同監督の興業的な苦しさを感じる所。

偽霊媒師とタクシー運転手のコンビが、莫大な遺産相続をだまし取ろうと意気投合するも事件に巻き込まれる。

依頼人が探している男が誰なのかという謎に迫るまでの展開、主人公二人と探している男に接点が生じるまでがテンポが良く洗練されていたおかけで目が離せませんでした。

他作品に多くみられるヒッチコックならではの独特の癖のある演出が全体としては若干抑え気味だったように感じました。往年のキレがないと嘆く人もいるようですが、個人的にはこの方が見やすかったです。癖が強すぎるのには抵抗がある。それでも車のブレーキが利かなくなった下りの山道で女が運転手の顔を押さえつけたりして妨害しまくるシーンはらしさ全開でしたが。コメディ色を持たせることによって主人公二人に感情移入しやすくなっていました。所詮は詐欺師なのにどこか憎めないものがありました。

後半少しダレたかなと思うものの、ライトな感覚のサスペンスとして仕上がっていました。悪く言えば地味なのは事実でしょうけど・・・。

偽霊媒師役のバーバラ・ハリスという女優さんは本作で個性あるキャラを演じていましたが、出演作品は少ないようで残念。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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ジェネオン・ユニバーサル

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ガンマン大連合

2016-05-31 20:02:32 | ★★★★★★☆☆☆☆

監督 セルジオ・コルブッチ
キャスト フランコ・ネロ、トーマス・ミリアン、ジャック・パランス、フェルナンド・レイ、
エドゥアルド・ファヤルド
1970年 イタリア、ドイツ、スペイン
ジャンル:ウエスタン

【あらすじ】
全土に革命の嵐が吹き荒れるメキシコ。武器商人ヨドが、モンゴ将軍率いる革命軍の占拠する街に現れる。武器の売買が目的だったが、その資金が隠された金庫を開けることができるのは非暴力による革命を訴えるサントス教授だけ。しかし、教授は政府軍に拘束されていた。モンゴ将軍の副官バスコと共に、教授の救出に向かうヨド。2人の行く手に、ヨドに恨みを抱くジョンとその一味、政府軍、サントス支持派の兵士たちが立ち塞がる…。

【感想】
ひどいタイトル詐欺だな。主人公の二人ですら本職はガンマンとは言えない。まともにこの映画を見たのであればこの映画のタイトルを「ガンマン大連合」にしようなんて決して思わないはず。意図的にミスリードさせてるのでしょう。

メキシコ革命を背景にふたりの男たちの活躍を描く。

冒頭でいきなり二人の男たちが一騎打ちをするシーンからはじまり、二人の間に何があったのか回想シーンに突入、最後にそこから結末に向かうという展開になっています。この二人が最初は敵だったが共に旅をするについて徐々に友情が芽生えたという経緯は冒頭では一切わからないため、いきなり始まる二人の対決が何を意味しているのか見ている側に伝わらないというのはもったいないように感じました。

それでも最大の見どころである痛快なアクションシーンは良くできていたし、ユーモアのある二人のコンビや一癖ある教授など登場人物も魅力的だったので作品としては十分楽しめる内容でした。ただ一般的なマカロニウエスタンというジャンルからするとやや残虐性が弱いように感じられました。もしかしたら人によってはこの部分が物足りないと感じるかもしれません。

音楽は確認しなくてもエンニオ・モリコーネだとわかった。この人の音楽は安心できますね。確実に作品の質を上げていると思う。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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デルタ・フォース

2016-05-03 18:52:28 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 メナハム・ゴーラン
キャスト チャック・ノリス、リー・マーヴィン、マーティン・バルサム、ハンナ・シグラボー・スヴェンソン、ジョージ・ケネディ、ロバート・フォスター、スーザン・ストラスバーグ、シェリー・ウィンタース、ジョーイ・ビショップ、レイニー・カザン、ロバート・ヴォーン
1985年 アメリカ
ジャンル:アクション

【あらすじ】
アテネを飛び発ったアメリカの旅客機が中東系ゲリラにハイジャックされた。これを受け、特殊コマンド部隊“デルタ・フォース”に出撃命令が下る。犯人たちは乗客数人をゲリラ本部へ連れて行き、アルジェリアで女性と子どもを解放。だが、デルタ・フォースが待ち受けていると知るや、再びベイルートへ舞い戻る。一方、ワシントンのウッドブリッジ将軍は、デルタ・フォースの隊長アレクサンダーらに人質の救出作戦開始を指令する…

【感想】
チャック・ノリスは好きなアクションスターの一人なのだが、「エクスペンダブルズ2」で久しぶりに見かけたら、オーラの全くない普通の老人みたいになっていてがっかりした。(現段階で76歳ですか・・・)

特殊部隊デルタ・フォースが、旅客機をハイジャックしたテロリストと激闘を繰り広げる。

本作でのチャック・ノリスはテロリストと対峙するのに場違いな「武士道」とか使わず、比較的まじめに戦っているのでまともな作品になっています。笑いを求める人には物足りないかもしれません。

序盤の飛行機がハイジャックされるまでは比較的シリアスな展開なのですが、後半は完全にデルタ・フォースがテロリストをやっつけ放題なので緊張感に欠けると思います。緊張感よりも痛快さを打ち出したアクション映画と言った方がいいかもしれません。バイクからミサイルぶっ放したりかなり現実離れしていますね。ほとんど記憶に残っていませんが大昔に鑑賞したときにはあまり荒唐無稽な印象はありませんでした。子供の頃に見た「バタリアン」みたいに昔死ぬほど怖かったホラー映画が今見たら笑いしかでないなど自分の感性の摩耗が嫌になる。

チャック・ノリスのキャラを引き立てるだけで作った映画でテロリスト側に怖さがほとんどないのがアクション映画としての完成度を低くしていますが、それでもそのチャック・ノリスはほぼ出ずっぱりなのでファンなら満足できると思います。私も満足しました。

それから音楽が非常に印象に残る。この作品の魅力に挙げていいでしょう。

お薦め度:★★★★★★★☆☆☆☆

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デビルズ・バースデイ

2016-03-03 22:06:30 | ★★★★★★☆☆☆☆

監督 マット・ベティネッリ=オルピン、タイラー・ジレット
キャスト アリソン・ミラー、ザック・ギルフォード、サム・アンダーソン、ヴァネッサ・レイ、エイミー・カレロ
2014年 アメリカ
ジャンル ホラー

【あらすじ】
結婚を間近に控えて幸せの絶頂にいたザックとサマンサのカップル。挙式やハネムーンで慌ただしく過ごす中、避妊していたはずのサマンサが妊娠していることが分かる。大喜びのザックは、生まれてくる子供のために日々の生活をカメラで撮影し始める。一方、サマンサは何かにとり憑かれたように異常な行動を繰り返すようになり、家では不可解な現象も次々と発生。そのとき起こっていたことは、すべてカメラに収められていた…。

【感想】
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」に代表されるホームビデオで撮影したような主観映像を用いた映画もすっかり一つのジャンルとして定着した感があります。最近ではファウンド・フッテージという名称が定着してるらしい。それでもまだまだ絶対数は少ないのでジャンルとして食傷気味にはなってないですね。

本作は冒頭から妻が殺され夫が逮捕されるという最初に結末を見せる形でスタートします。結婚・妊娠の幸せな状態から妻の死に至るまでに何があったのかを主人公の撮影したカメラや室内の監視カメラの映像を通じてじっくりと描いている。

中でも赤外線カメラを使って暗闇を限られた視界で進んでいく映像は非常に怖かった。逆に言えばこれが怖すぎて他は大したことありませんでした。この手法だけで映画作ったら相当怖いホラー映画になると思う。

上記の通り最初に結末を出してしまうなどストーリー自体は非常にシンプルなので無駄なものは削ってあくまで妊娠を機に変になっていく奥さんを見せることにこだわった作品だったと思います。

反キリスト教の人間が増えたから世界を終わりにするために悪魔の子供を送り込むからという悲劇が襲った理由についても触れられていたので納得できました。昔のホラー映画だとここを一切触れないものが多いですが、個人的には目的を明かしてもらった方がすっきりします。

いきなりタクシーの運転手に変な場所まで連れていかれるまでの下りはやや強引であった。また奥さんに殺された3人の一般人については旦那の犯行にはできないだろうと思う。なかったことになっているのは気になりました。

手ぶれ具合はそれほど激しくないので酔うことはないでしょう。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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それでも夜は明ける

2016-02-08 22:04:02 | ★★★★★★☆☆☆☆

監督 スティーヴ・マックィーン
キャスト キウェテル・イジョフォー、マイケル・ファスベンダー、ルピタ・ニョンゴ、スクート・マクネイリー、クヮヴェンジャネ・ウォレス、マイケル・K・ウィリアムズ、
マーカス・ライル・ブラウン、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、サラ・ポールソン、アルフレ・ウッダード、ギャレット・ディラハント、ブラッド・ピット、ポール・ジアマッティ、マーク・マコーレイ、ドワイト・ヘンリー
2013年 アメリカ、イギリス
ジャンル:ドラマ

【あらすじ】
1841年のアメリカ。ニューヨークで自由黒人として生活していた音楽家ソロモンは、突如誘拐され、奴隷としてニューオーリンズに売り飛ばされてしまう。彼は白人たちから非道な差別と虐待を受けるが、家族との再会を信じて耐えることを強く決意する。奴隷となって12年の歳月が流れたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会う。これを機に彼の運命は大きく変わってゆくのだが…。

【感想】
2013年のアカデミー作品賞。19世紀に実在した黒人奴隷男性の壮絶な日々を描く。

最初の10分でこれは黒人が痛めつけられる映画だとわかったが、そのあと2時間休みなしにひたすら虐げられるとは・・・。最後まできつい時間であった。

白人のよる黒人差別を知らしめる表現がひたすら暴力シーンの連発になっている。これ以上ないストレートな方法なのだが、ワンパターンであまり感心できませんでした。暴力シーンが非常に生々しいです。ロープで首を吊られ、つま先立ちで放置され徐々に意識が薄れていくシーンなどは特に悲惨でした。まさに白人が黒人を家畜のように扱っています。

結末ではこの男は助けられるのですが、彼以外の仲間の奴隷を放置していくので後味の悪さが残ります。ラストでその後について簡単な文字で語られるのですが、この部分についてはもう少し詳細の情報を残してほしかった。

要するに主人公の男は非常につらい目にあって自分だけは救出されたけど奴隷制度の下では何もできなかったことになるため無力感が強い。

作品中、唯一の奴隷制度撤廃を訴える白人役としてブラッド・ピットが短期間登場するのですが、かなり浮いていました。こういう映画でいい人役というのは完全に逆効果だと思います。

過去にこのような事実があったということは胸にしまっておきますが、鑑賞には苦痛を伴うので正直、2度と見たくない。それでも黒人差別をテーマとした映画としては本作は代表的なものの一つになるでしょう。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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ギャガ

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ブルージャスミン

2016-01-06 21:00:48 | ★★★★★★☆☆☆☆

監督 ウディ・アレン
キャスト ケイト・ブランシェット、アレック・ボールドウィン、サリー・ホーキンス、ボビー・カナヴェイル、ピーター・サースガード、アンドリュー・ダイス・クレイ、タミー・ブランチャード
2013年 アメリカ
ジャンル:ドラマ

【あらすじ】
セレブ界の華ともてはやされていたジャスミンは、実業家の夫ハルとの結婚生活が破綻。家庭も資産も失い、サンフランシスコで質素な生活を送るシングルマザーの妹ジンジャーの元に身を寄せる。それでも過去の栄華を忘れられず、抗うつ薬とウォッカを手放せないジャスミン。どうにか再び華やかな世界に舞い戻ろうと画策する彼女は、エリート外交官ドワイトとの出会いに希望を見出すが、プライドと現実逃避から嘘を重ねてゆく…。

【感想】
よくも悪くもウディ・アレン独特のいつものシニカルな人間ドラマ。この人も本当にブレないと思います。一度でいいからSFとかアクション映画撮ってもらいたい。

映画としての完成度は間違いなく高いんでしょうけど、それを面白いかと感じるかどうかは人による。

冒頭で主人公の女が見知らぬ人に向かって自分のことばかり一方的に話すシーンがあってここで主人公は面倒くさい女なんだなと観ている側に印象付けています。物語の主人公に対していきなりネガティブな印象を植え付けるあたり、やはり独特の癖があるなと感じます。

その面倒くさい主人公の女もシナリオが進行するにつれ、実は気の毒な過去があることがわかり、観ている側は少し同情してしまいます。しかし一度は同情するも結局、理想の高さを露呈することになり、バッドエンドの結末を迎えるのはやはり自業自得だなという感想で終わる。

不器用な生き方しかできない主人公であるが、その対比として妹ジンジャーを描いていたのがアクセントとなって効いていました。妹には途中で理想的な男が現れるが、この男に妻がいると判明すると、きっぱりと諦め、一度は見捨てようとしていたランクが下がる別の男と復縁する。ここでの行動の違いが明暗を分けることになる。

なんか人生を教えられてる気分になる。それでも特に説教臭いわけでもない。

観る側も年齢によって感じ方も変わると思うのでウディ・アレンの作風が苦手な人でも毛嫌いせずにたまには鑑賞してみることをお薦めします。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

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KADOKAWA / 角川書店

 


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スター・ウォーズ/フォースの覚醒

2015-12-21 20:28:44 | ★★★★★★☆☆☆☆

監督 J・J・エイブラムス
キャスト デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、アダム・ドライバー、ドーナル・グリーソン、アンディ・サーキス、マックス・フォン・シドー、グウェンドリン・クリスティー、ルピタ・ニョンゴ、マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、ワーウィック・デイヴィス
2015年 アメリカ
ジャンル:SF、アクション、シリーズ

【あらすじ】
2デス・スターが破壊されたエンドアの戦いから約30年後。銀河帝国の残党により「ファースト・オーダー」と呼ばれるグループが結成され、再び圧政を始めていた。最後のジェダイであったルーク・スカイウォーカーは数年前から行方を絶っており、ルークの双子の妹、レイア・オーガナ将軍はファースト・オーダーに立ち向かうためにルークを探していた。
ルークの所在が記載されている地図を手に入れたレジスタンスのポー・ダメロンは砂漠の惑星「ジャクー」でファースト・オーダーに捕まるが、その直前にその地図を自分のドロイドであるBB-8に託す。その後BB-8は、ジャクーで孤独な少女レイに出会い行動を共にする。

【感想】
最近の映画は4Kカメラで撮影されたものが増えているのですが、日本の映画館のプロジェクターはほぼ2K対応。この画質の差が相当なものとのこと。通常料金で上映しているプロジェクターを4Kに変えてしまうと既存のIMAXが一瞬でゴミ化するから投資回収まではやらないとか噂あるけどなんとかしてほしいものである。

007の時で思ったのですが、人気長編シリーズはろくに観てもないのが完全にバレバレなのに知ったかぶってどや顔コメントするの人間が発生するので可哀想な面があると思います。あれは自分でバレてるって思わないんですかね・・・。

それはともかく、第一声としてはスター・ウォーズの世界を久々に体感できて満足でした。出来自体はこの後も続くのでトータルで判断しないとこの作品だけでは評価のしようがないですね。

スター・ウォーズシリーズについては初期の三部作については、あの時代のSF映画の水準の中にあって、それまで観たこともなかった巨大な宇宙船が飛び交うようなまるで別次元の映像を世に送り出したという功績が大きいと思います。世代でなくてもそれだけ衝撃的なものだったのは十分に理解できます。自分はどちらかと言えば新三部作の世代ですが、1作目に失望したのを除けばそれなりに楽しめてますね。本作に関しては映像面での優位性はないと思います。他のSF映画の映像も十分にレベルが高い。

そんな中にあって、従来のファンも楽しめる内容だったと感じました。やっぱり老けたとはいえハリソン・フォードがスクリーンにいるとスター・ウォーズらしさが出ますね。かつての目がギラギラした悪人顔の面影を見いだせました。ただ次回作は・・・・。レイア姫に関してはまあ無理に出す必要もなかったのではといったところ。

舞台となるのが前回から30年後の世界ということでSFでありながらも人間は歳を取るというのを実感できるあたりにギャップを感じた。ハンソロとレイア姫の息子とシリーズ初の女性主人公になりそうな人物が今後のストーリー上のカギを握っていくようです。悪くないなと思いました。続きが気になる後引きでした。 

フォースの概念とかジェダイの騎士とか説明省いてましたけど、シリーズを全く観たことない人には理解できないんじゃないですかね。初見お断りな面が随所に見受けられたように感じました。

さすがにネタバレはあまりに酷いので抽象的にしておいた。贅沢いうなら4K画質で鑑賞したかったが満足です。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

スター・ウォーズ/フォースの覚醒  BD未発売


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沈黙の処刑軍団

2015-11-17 18:42:28 | ★★★★★★☆☆☆☆

監督 キオニ・ワックスマン
キャスト スティーヴン・セガール、ダニー・トレホ、ヴィング・レイムス、ブレン・フォスター、ジェニー・ガブリエル
2013年 アメリカ
ジャンル:アクション

【あらすじ】
裏社会を牛耳るアレクサンダーから、刑務所へ潜入し、ある囚人を抹殺するよう指示された右腕のハースト。だが彼は仲間の受刑者アイスマンに嵌められ、任務に失敗した上に両手を潰されてしまう。実はアイスマンは黒人ギャングのボスで、ヒスパニック系組織とともにアレクサンダーの縄張りを手に入れようと画策していた。一方、奇妙なメキシコ人料理人に助けられ奇跡的に回復したハーストは、アイスマンへの復讐に向けて動き出す。

【感想】
一応、最上位にクレジットされているだけでもはや全く持ってセガール主演とは言えないのにこんなんで沈黙シリーズ名乗るなよ。

裏社会を牛耳るセガール演じる主人公と新たにのし上がろうとする黒人アイスマンとの抗争を描く。

敵と戦うのがセガール1人だけだと強すぎて緊張感が全くないから、別の主人公格である若者を優先して描くという作り。しかし情けないことにこちらの方がいつもの沈黙シリーズよりも面白い。セガールも60過ぎのご老体なので長時間のアクションシーンはできないのが幸いした模様。個人的には少し寂しいものがありますが、今後はこのパターンでいいんじゃないかとも思いました。

スティーヴン・セガール、ダニー・トレホ、ヴィング・レイムス。知名度の高いのはこの3人で他はほぼ無名の構成になっています。同3人はそれほど長時間出演しているわけではないのにキャラの濃さのおかけで印象に残りました。一方でブレン・フォスターという役者はテコンドーの元世界チャンピオンらしいですが、筋肉もすごく動きがいいのは認めるのですが、出ずっぱりにもかかわらず、どうも影が薄い。愛着のようなものが湧いてきませんでした。若いアクションスターがなかなか登場しない理由がこの作品を見ていて垣間見ることができました。

作品自体はここ数年の沈黙シリーズの中では最も出来がいいと評価します。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

沈黙の処刑軍団 [Blu-ray]
クリエーター情報なし
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ハミングバード

2015-10-04 21:07:22 | ★★★★★★☆☆☆☆
監督 スティーヴン・ナイト
キャスト ジェイソン・ステイサム、ジョーイ・ジョーンズ、アガタ・ブゼク、ヴィッキー・マクルア、ベネディクト・ウォン、デビッド・ブラッドレー
2013年 イギリス、アメリカ
ジャンル:アクション

【あらすじ】
戦場で犯した罪から逃れるため、陸軍病院を逃亡した元特殊部隊のジョゼフ・スミスは、ロンドンの下町でホームレス生活を送っていた。やがて、裏社会の仕事を請け負うようになったジョゼフは、修道女クリスティーナと心を通わせるようになる。ある日、ホームレス時代に親しくしていた少女が無残な遺体で発見されたことを知ったジョゼフは、その犯人を追い、復讐することを誓うが…。

【感想】
日本人のハゲとか坊主頭は大概、かっこ悪く、似合わないですけど、欧米人だとショーン・コネリーとか本作のジェイソン・ステイサムあたりはかっこいいですね。それにしてもさらに生え際が後退したような気が・・・・。

元軍隊出身で失踪した男がロンドンの裏社会でのし上がってゆく。

アクション俳優として知名度の高いジェイソン・ステイサムが主演しているわりにアクションが控えめだったというのが第一印象。戦場から逃げ出した過去を持つ男と修道女との交流に重点が置かれていました。この修道女の一見お堅いだけなのかと思いきやそうでもないつかみどころのない性格やバレイが好きだったに挫折した過去が明かされるところは十分に楽しめました。

その一方で主人公がのし上がってゆく様子などはやや描写不足に感じられました。ホームレスのような主人公が大金持ちのマンションに偶然逃げ込んだらそこに誰も住んでなくて済みこんでしまう所は都合がいいように思います。役者としての知名度が1人だけ圧倒的に高い人が主人公を演じてたりするとその人物一辺倒の話になるケースが多いですが、本作に関しては全くの無名俳優の方がしっかり描写されていたと思います。

それでも主人公と修道女の交流において、お互いのぎこちなさがよく出ていて、しかもそれがしだいに埋まっていくのがきっちり描写されていたおかげで観れる作品となっていました。

ジェイソン・ステイサムはアクション一辺倒から転身したいんですかね。この作品に関しては良かったですが、あまりそういうことはやらないほうがいいと思います。

お薦め度:★★★★★★☆☆☆☆

ハミングバード スペシャル・プライス [Blu-ray]
クリエーター情報なし
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