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花嫁のパパ

2012-10-14 23:17:56 | ★★★★★★★☆☆☆
監督 チャールズ・シャイア
キャスト スティーヴ・マーティン、ダイアン・キートン、キンバリー・ウィリアムズ、キーラン・カルキン、ジョージ・ニューバーン、マーティン・ショート、B・D・ウォン、ユージン・レヴィ
1991年 アメリカ
ジャンル:コメディ、ファミリー

【あらすじ】
ジョージとニーナの夫婦のもとへ、ローマに留学していた娘アニーが帰ってきた。しかしアニーはいきなりローマで知り合った青年と結婚するという。かくして、ジョージの反対も空しく結婚式の段取りは着々と進められていくのだが…。

【感想】
スティーヴ・マーティンもマイク・マイヤーズと同じくらい合う人と合わない人ではっきりと分かれるコメディアンですが、この作品では彼の良さが十分に発揮されていたと思います。食わず嫌いはもったいない。

娘を花嫁に出す父親の複雑な心境と結婚式の忙しさに振り回される様子を描いた作品。1950年に公開された「花嫁の父」という作品のリメイクになります。ただ本作の方が圧倒的に有名なはずです。

娘ではなく父親の視点から描いているので恋愛模様は薄まり、家族の絆がより強く感じられる作品になっています。両親をスティーヴ・マーティンとダイアン・キートンという知名度のある俳優で固めた一方で花嫁、花婿は無名の役者にしているのもこれを意識しているのでしょう。表情豊かなスティーヴ・マーティンは本当にはやり役でダイアン・キートンとの掛け合いもばっちりでした。

また結婚式というイベントを大袈裟に表現しているのも特徴でしょう。しかしこのオーバーな描写のおかげでドタバタ感のあるとても面白く仕上がっていたと思います。最も印象に残ったのは結婚式で娘とダンスできなかったことを後悔していた父が式が終わった後、代わりに妻と踊る場面で気分よく終わることができました。

娘の結婚式を描くという単純明快な話なので、言葉で説明するよりも映像を見ればすぐに理解できると思います。ベタだけど楽しい作品は本当に貴重。

お薦め度:★★★★★★★☆☆☆

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