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サイボーグ

2010-05-07 00:29:40 | ★★★★☆☆☆☆☆☆
監督 アルバート・ピュン
キャスト ジャン=クロード・ヴァン・ダム
1989年 アメリカ
ジャンル:アクション、サスペンス、SF

【あらすじ】
暴力に明け暮れ、文明が崩壊した近未来。死の疫病が蔓延し、人類を救うことができるのは美しいサイボーグ科学者ただ一人だった。しかし、彼女は世界制服を企む極悪軍団に拉致されてしまう。彼女を護衛する戦士ギブソン対悪の軍団とのデスマッチがはじまった!

【感想】
「北斗の拳」の出来損ない。

そんなわけで猛烈につまらないです。しかし憎めないどころか愛着すら感じてしまう。やはりジャン=クロード・ヴァン・ダムはアクションスターである。ファンとしては日本のお笑い芸人ごときに「代表作は、まだない」とネタにされてもめげずに頑張ってもらいたい。

本当は好きなのだが、正直な所、さすがにこれを良く書くことは私の中の良心が激しく痛むので無理です。

サイボーグというSFを連想させるタイトル(原題も同様)でありながらも、サイボーグは全く関係ないというのは詐欺の世界である。途中で予算が無くなったが、製作を止めるわけにもいかないので、費用のかかるサイボーグの部分を削除したのではないのかとすら疑ってしまうほど関連性がない。

「北斗の拳」を例に出したが、同じ実写映画で例えるなら「マッドマックス」を真似たものであるのは明らか。ほどんどが殴り合いの喧嘩です。ヴァン・ダムがボコボコにされてしまうのが特徴といえば特徴なのだが、他作品にもいくらでもあった気がする。他のキャラについては外見が派手なだけで個性が全くないです。低予算映画なので一度きりの寄せ集めなのでしょう。

個人的には贔屓したいのであるが、それでも4点より上はつける気にならないというのはこの作品の実力だと思う。しかしヴァン・ダムファンにはそんなことは関係ない。回し蹴りを炸裂させてくれればいいのですという言葉で締めたいと思う。

お薦め度:★★★★☆☆☆☆☆☆

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